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トップ > ボーダー・コリー > ボーダー・コリー - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年10月7日 3時)
女性集会の報告
当日は忙しくて一枚も写真を撮れませんでした。
代わりに? 裏磐梯で見つけた野の花をどうぞ。

8月の女性集会の報告を書かねばと思いつつ、
気が付けばすでに2週間が経っていました。
残暑の厳しい日もありますが、
秋の匂いが日増しに濃くなってきましたね。
集会に参加してくださったみなさんは、いかがお過ごしですか?
来られなかった方も、
ぜひこのブログで雰囲気を味わってください。
集会の前日はひどい風雨でしたが、
前回と同じように、
当日の朝、いい具合に雨が上がってくれました。
朝10時30分に会場の久遠キリスト教会に着くと、
午後からの集会にも関わらず、
続々とボランティアスタッフたちも到着。
受け付け、カフェ、賛美、
PA(前回はここだけ私の夫、つまり男性でしたが、
今回は友人のMさんが最高の働きをしてくださいました)、
プロジェクター、装花、講師接待など、
手伝いを申し出てくださる女性たちが多く与えられ、
準備の段階からそれはもう豊かな雰囲気でした。
ともに担ってくださった久遠のみなさん、
本当にありがとうございました。
スタッフも参加者の一人として加わるというのが
この女性集会の特徴かもしれません。
みなが友となるべく出会い、
集い、賛美し、祈り、分かち合う。
そのような一日を過ごすべく、
今回は総勢60人の女性たちが集まってくださいました。

前半は私の挨拶、Kさんの証し、賛美と続きました。
Kさんは勇気をもって、ご自分の体験を話してくださいました。
こみあげてくる様々な感情を抑えつつ、
ひとつひとつ言葉を確かめながら真摯に語る姿に、
心を打たれた方も多かったと思います。
自分って何だろう? 何のため生まれ、どこに向かっているのだろう?
こんな存在の不安を覚えたことは、
人として生まれたならば一度はあると思います。
Kさんは家庭的には恵まれましたが、
環境的なことから、その不安との戦いが続き、
思春期の中で神さまに出会ったそうです。
神さまとの出会いは、そこからが始まりですから、
その後、どう生きるかが問われてきます。
Kさんはクリスチャンになってから体験した試練のこと、
それを乗り越えて、いやされていく過程について、
ていねいに語ってくださいました。
お話の後は、「あなたを捨てない」という賛美を
作詞作曲者であるミカコさんの伴奏で一緒に歌ってくださいました。
この曲は、Kさんがミカコさんと出会う前から好きで、
口ずさむごとに励まされてきたそうです。
面識もなく、ただ曲を通してつながっていた二人が、
今では同じ教会に通っているというのも不思議ですね。
お二人の賛美の後、
今度は私たちもみんなで心を合わせて賛美しました。
この時点で、すでに涙腺はゆるゆる。
神さまの慰めで心がいっぱいになりました。
後で聞くと、みなさんも同じ気持ちだったそうです。

今回、サプナさんは実体験からたくさんのエピソードを
語ってくださいました。
サプナさんと通訳のひとみさんを見ていると、
神さまを愛する生活は、
気持ちも行いもいよいよ自由にされて、
楽しさにあふれているものだなぁ、と実感します。
日本では、クリスチャンになると
窮屈になるのではと考えられがちですが、
実際にはまったくその反対だと思います。
人や時代の価値観に押し流されることなく、
必要なものを楽しんで選んでいけばいい暮らしですから、
本当ならば欠乏感や焦燥感とは無縁なはず。
とはいえ、
クリスチャンになると自分の中のゴミが
光に照らされていよいよ見えてきてしまうので、
以前よりも悩みの中にうずまってしまう方も少なくないのです。
サプナさんの様々なエピソードから、
与えられた人生を喜び楽しむことの力を
今回も改めて教えられたような気がします。

メッセージの後は、
女性集会でのお待ちかね、祈りの時間です。
会堂の片隅にみんなで集まって祈る人、
サプナさんにとりなしていただく人、
途中、カフェで和む人(母子室をお借りしました)など、
各自、思い思いのスタイルで参加しました。
前回に比べて倍の参加者でしたので、
一人一人サプナさんに祈っていただくのは、
通訳も入ることですから、とても時間がかかりました。
なんと終了予定時間を大幅に越えて、
最後の一人、つまり私が祈っていただいたのは夜9時30分。
スタッフの方たちも何人か最後まで残ってくださいました。
合計6時間も
ノンストップで祈り続けてくださったサプナさん、ひとみさん、
ひたすらもう感謝、感謝、感謝・・・・!
会堂をお借りするのは午後6時までの予定でしたので、
それ以降は、1階の和室をお借りしました。
サプナさんに祈っていただくのは応接室で行なわれましたので、
待っている間、
和室で座卓を囲みながら、
それぞの体験談を聞き合う時間になりました。
靴を脱いで畳に座ると、なぜだがすぐに打ち解けますね。
友人である宣教師のヨシコさんのお話もためになりました。
ありがとう。
「病院の診療時間よりも長いわよね」とだれかが言っていましたが、
サブナさんとひとみさんは、
すべての人に十分な祈りの時間をとってくださいました。
応接室に呼ばれるまで待っている私たちは、
さながら病院の待合室の患者さん?
いえ、でも心配ではなく、嬉しい待ち時間でしたので、
そのあたりはずいぶん違いますよね。
サプナさんはアメリカではホームドクターをしていたそうです。
内科から外科、産科にいたるまで、
すべてを診療する医師です。
アメリカ時代には、
なんと200人もの赤ちゃんを取り上げたそうですよ。
すべてを終えて教会を出る時には、
外は豪雨のまっただ中。
最後まで残ってくださった4人の女性たちとサプナさんで、
阿佐ヶ谷のタイレストラン「サワディー」に繰り出しました。
おなかも心も大満足の一日でした。
神さま、素敵な時間をありがとう。
みなさんのことを、おぼえて祈っています。
またお目にかかりましょう。

作者:goodnews-cafe
更新日:2008年9月13日 17時29分
女性集会においでください
(pray&hopeプロジェクト=女性の心の回復と支援のための働き)

↑講師のサプナ・ジェーン宣教師。
12月にインドへの宣教旅行を企画しているそうです。
現在、参加者を募っています。
みなさん、土曜日の予定はもう決まっていますか?
今週の30日には、以前もお知らせしましたが、
「女性のための祈りといやしの集い」を開きます。
始まりは13時30分です。でも、途中からでも大丈夫ですよ。
ただし、途中で帰ってしまうのは、少しもったいないかも・・・。
17時に祈りの時間を終えた後、
引き続き2次会も行なうことになりました。
場所は久遠キリスト教会1階和室です。
和室なので、畳に座ったり、寝転んだりして(!?)
リラックスできそうですよね。
DV被害、性犯罪被害、家族問題など、
それぞれに同じような苦しみを体験された女性たちが、
仲間と出会う場にもなれることを願っています。
というのも、
自分と似たような境遇の仲間に一人でも出会えると、
その後の人生に不思議と力が与えられるものですから。
先日、NHKの番組「一期一会」を見ていてまたもやそう思いました。
その回は、不登校だった女子高校生が、
似たような経験を持つ仲間で結成したバンドの人たちに会う、
という内容でした。
少し先に乗り越えた人たちの言葉は、
高校生の心に確実に新しい勇気を与えていました。
今回、証しをしてくださるのは、
アーティストの女性です。
自分というもののの不確かさに幼いころから悩み、
DV被害をも乗り越えて、
今はのびのびと作品を描いておられるようです。
わたしも彼女のお話が今から楽しみです。
カフェコーナーでは、
彼女の作品も展示しますのでぜひご覧下さい。
サプナ宣教師は、今週から東京に滞在しているようですが、
通訳のひとみさんは、
当日の早朝、大阪から来てくださいます。
旅が守られるように祈っていますね。
今回の集会の準備のため、
先日も阿佐谷へ行ってきました。
下町暮らしの前は、わたしも阿佐谷住人でした。
駅から教会に行くまでの10分ほどの道のりに、
新しいお店がずいぶん増えていました。
カフェごころをくすぐられるようなたたずまいのお店が多くて、
誘惑を振り切るのがひと苦労です。
タイ料理「ピッキーヌ」はリニューアルされ、
クラシック喫茶「ヴィオロン」も健在。
よく買いに行っていた鶏肉専門店を通りががると、
相変わらず夫婦二人で立ち働いている姿を見ることができてひと安心。
昔は店先の台の上にネコがぽつねんと座っていたものです。
そして、「ありんどう」も以前のままスローな雰囲気でした。
「ありんどう」のあんこものにもお世話になりましたっけ。
ついついおいしいものの話に脱線してしまいました。
でも、集会だけではなく、
よく知らないまちに旅気分というのもいかがでしょうか。
少し早めにいらして、
阿佐谷のまちをぶらぶらしてみてください。
暑さもずいぶんやわらいで、
中杉通りを歩くにはよい季節になりましたものね。
それでは、
みなさん、30日にお目にかかりましょう!
(前回の集会の様子は、
カテゴリーのpray&hope projectをクリックしてください)
作者:goodnews-cafe
更新日:2008年8月24日 21時37分
さよならセミの季節

↑茨城から来たお客さんに、
夏野菜をいただきました。ありがとう!
ズッキーニを見て迷わずラタトゥイユを作りました。
冷蔵庫で冷やしていただくのも、もう終わりですね。
夕方の風に涼しさが混じってきた。
なんだろ、少し寂しく感じるのは。
研修の席でいっしょになった人が、
「昨日、ヒグラシの声を聞いた」と言う。
耳を澄ましてみても、
教会の庭からカナカナカナカの音はしない。
代わりに聞こえてくるのは、
ジリジリジリジリ、ジリジリジリジリ。
これはセミたちのうめき声だ。
いまわのきわ、というのかな。
苦しい、苦しい、と言っているのか。
あるいは、
いやだな、人生が終わるのは、と言っているのか。
とにかくやけにリアルな響きがする。
大島弓子さんのネコエッセイに、
井の頭公園の虫たちが出てくるのだけど、
みんな人間の姿をしている。
あれを思い出してしまった。(知ってます?)
朝、玄関を開けると、
椎の木からセミがすとんと落ちてきた。
地面すれすれのところで体制を立て直すと、
例のジリジリジリという声でうめく。
いやだな、夏が終わるのは、
と言いたいのはわたしも同じ気分だ。
暑くてしんどい夏だったけど、
やっぱり夏が好きだ。
くらくらするような強い日差しも好きだ。
いやだな、残念だな、夏が終わるのは。
でも、秋が近づくごとに、
メルの散歩は確実に楽になる。
それを思うと、まあ、いいのかな、
と心をひるがえしたりして。
作者:goodnews-cafe
更新日:2008年8月24日 14時53分
かき氷自転車

今年の夏も「かき氷自転車」はフル稼働だった。
一台あると、
その場が楽しく盛り上がるので、
夏のイベントに重宝される。
原理はいたって簡単で、
ペダルを回転すると、
自転車の荷台に取り付けたかき氷器が、
くるくる動き出すという仕組みだ。
子どもたちには大きめの自転車なので、
「立ちこぎができる」というのが必要条件だ。
小さい子の場合には、
お母さんに代走してもらうのだが、
最初は恥ずかしそうにしていても、
いざとなると、がっ、がっ、
と軽快な音を立てて懸命にこいでくれる。
汗水たらしてペダルをこぐ本人の後ろでは、
器を持った人が
山盛りになっていく氷をあ・うんの呼吸で受け止める。
できたよ、
という声とともに振り向くと、
うわあ、ほんとだ、と歓声が上がる。
周りで見ている人たちは、
その一部始終を見物できるので、
一番楽しいかもしれない。
シロップは、
いちご、メロン、ブルーハワイの中から一つをどうぞ。
気がむけば、
わたしたちの好きな練乳ミルクも用意する。
かき氷をいくつも作っているうちに、
こちらは見ているだけでお腹がいっぱいになってくるせいか、
じつはこの夏、まだ一度も食べていない。
わが家のかき氷器の名前ははからずも「氷天国」という。
棚の上にしまったまま、
出さずに夏が終わりそうな予感がする。
去年は、シロップにもこだわって、
日々かき氷と呼べるほどだったのに。
汗をぬぐっては、
暑くてねぇ、と言えるうちに、
浅草の甘味屋にでも行くのが、この夏の宿題になりそうだ。

↑今年は「こぐまカフェ」のある鳩の街商店街の
夏のイベントにも呼んでいただきました。
去年は隅田川の花火大会の当日、
「東向島珈琲店 Pua mana」の店先で、
お店のスタッフたちと一緒にこのかき氷を売りました。
お蕎麦屋さんの子どもたちが面白がって
ずっと手伝ってくれました。ありがとう。
花火が打ち上げられている間、
お店のある水戸街道は浅草方面に向かって
歩行者天国になるんですね。
この時、初めて知りました。
地元の人たちは、
こういうところで花火を見ているようです。

↑安全管理のためにメカマンが一人
常駐しなくてはならないので、
夫もこの夏は2回出動しました。
カーペンターHさんとご一緒することが多いのですが、
この日の仲間はチャレンジ鈴木荘の方々でした。
わたしは呼び込み以外は、
あまり役に立っていません。

地元のケーブルテレビの人が取材に来ていました。
後日、テレビ放映を見ると、
「おなじみのかき氷自転車です」
とレポーターが言っていました。
定着してきましたね、自転車部のみなさん。
作者:goodnews-cafe
更新日:2008年8月16日 22時38分
八丁堀のさかな

アーティストのあんちゃんに用事があったので、
再び八丁堀へ向かう。
昼間の八丁堀は、少しも台湾に見えない。
亀島橋へ差しかかった瞬間、
川面から漂うむんとした匂いにおそわれて、
思わず息を止めた。
この匂いは、隅田川だ。
毎朝、犬の散歩でなじみがある荒川とは明らかに違う。
隅田川には独特な匂いがあって、
慣れるということがない。
今では、川を見ると反射的に息を止める。
この日、日ざしは真夏そのもの。
光化学スモッグが今にも発生しそうな気温になると、
匂いがよけいにきついのだ。
八丁堀のイメージが、台湾から墨田に一転する。
この時期、オフィス街の店はどこも休みだ。
選択の余地がないので、
亀島川(本当に隅田川に合流している)
に面した喫茶店へ入る。
ガラス戸を開けると、オリーブ油とにんにくの香り。
あれっと思って「お茶だけでもいいですか?」ときくと、
案の定「お食事はしないんですね」と言われた。
メニューを見るとパスタ専門店らしい。
メニューのレイアウトを見て、思い出した。
昔暮らしていた町にも、同じ名前の店があった。
行列のできる店として有名だったけど、
パスタの種類が多すぎて、決めるのに苦労する店でもあった。
でも、雰囲気がずいぶん違う。
なんだろ、と思って見渡すとやけにさかなが目につく。
水槽は二つあって、大きい方では、熱帯魚がゆらゆら。
小さい方の水槽には、下ぶくれの小魚が行ったり来たり。
ガラスケースの中、飾り棚、壁という壁、
いたるところ、
さかなのオブジェや絵や写真で埋め尽くされている。
「なんだか」と友人。
「うーん、なんだか」とわたし。
わたしの左横に飾ってある写真たてを覗き込むと、
日に焼けたおじいさんを取り囲んで、
店の人らしき男性たちが笑っている。
「ジャック・マイヨール」と友人が言う。
映画「グラン・ブルー」のモデルになった人だ。
たしか晩年、彼は自死を選んだんだっけ。
こんなところで彼の笑顔を見るとは思わなかった。
ジャック・マイヨールとさかなの群れが、
わたしと友人を見る。
なんだか、ともう一度思ったけれど、
声にはしなかった。
わたしたちはパスタ専門店で、
オレンジジュースと紅茶だけを注文して、
その後1時間ねばった。

↑今回のグループ展のもう一人の作家、美樹の作品です。
日本画材の胡粉を塗り重ねていくうちに、
ある時、ひび割れが起きる、
その自然の摂理とも言える瞬間を大切に待った結果が、
この漆喰のような表面だったそうです。

↑たとえば、
老化というのも人生のひび割れのひとつかもしれないし、
何かしらの試練もそう。
人生にひび割れが起きたとき、一体どうするか?
その人の生き様の真価が、
この時試されるように思います。
ひび割れは、あきらめに通じるのではなくて、
新しい始まりだと思うのですけど。
追記↓
そうそう。この作品をじっと見ていたら、
私たちの会堂の壁を思い出しました。
白いペンキがところどころひび割れてきて、
塗り替えなくては、と頭を悩ませていたところでした。
でも、これも時間が作った作品なのだと見方を変えると、
愛すべきひびに見えるかも、と思ったりして。
美樹ちゃんにそう伝えると、ははは、と笑っていました。
作者:goodnews-cafe
更新日:2008年8月15日 0時34分
プルーンに変身
(シンプルレシピ)
7月に作った梅ジュースを、ついに飲みきってしまった。
これはわたしのモーニングドリンク。
グラスに1㎝ほど注いでから
氷とガス入りの水を注いで一気にごくごく。
きゅっとした甘酸っぱさを朝の体に入れると、
目が覚める思いがして気に入っていた。
この梅ジュースは、
先輩牧師夫人のブログで見つけたレシピを参考に、
わたしになりにアレンジしたものだ。
(トモミ先生ありがとうございます!)
と言っても、米酢を量るのが面倒で、
一本丸ごと使っただけ、というのが本当だけど。
出しガラならぬ、
出しウメを口に含むと、
あらま、これはプルーンの味だ。
1日2個として、夏の間は毎朝これで楽しめそうだ。
でも、出しウメには、まだエキスが残っているのかしら?

↑酸っぱそうに見えますが、甘いです。
安いプルーンのへんなねっとり感がなくて、
さっぱりと美味しいです。
次の梅の季節にどうぞ。
シンプル梅ジュース
●材料
青梅 1kg
砂糖(わたしはきび砂糖を使用) 1kg
米酢 500ml(1本使いきり。本家のレシピでは100ccです)
●作り方
青梅をよく洗い、熱湯消毒したガラスの保存容器に入れる。
砂糖、米酢を加えたら、ごろごろ転がす。
日数とともに砂糖はちゃんと溶けます。
飲みごろになるまで、気づいたらごろごろ。
わたしは25日目には飲んでいました。1か月からが目安かな。
作者:goodnews-cafe
更新日:2008年8月13日 23時39分
絵を見に行く
↓親しい人たちの作品を見に行くのは、
いつも楽しみです。
おうちへ遊びに行く感覚と
どこか似ているかな。
作品は、私たちを別々の場所から
ひとつところに集めてくれます。
こんな時間の共有や再会も楽しみのひとつ。

友だちの作品を見に行った。
出かける寸前にかかってきた電話に足止めをされて、
オープニングパーティには30分の遅刻。
ギャラリーは八丁堀の亀島橋を渡った少し先にある。
1年ぶりだが2度目なので、足がちゃんと記憶していた。
夜、この辺りを歩くと、台湾を思い出す。
道幅も車の数もネオンのあでやかさも、
台湾とは比べようもないのに、
歩きに歩いた台湾の夜の、
奇妙に浮き足立った気持ちを思い出すのだ。
なぜかな。
食べ物屋から通りにもれる光と光、
その間にある、
明かりの落ちたビルの群れが、
旅先で見た景色につながるのかもしれない。
大通りを曲がって一つ目の四つ角、
ガラス戸を透かして友だちの姿が見える。
外から手を振ろうかとも思ったが、
記憶に頼って、そのまま知らんふりして右に曲がる。
あった、あった。
スチールのドアノブを回す。
あれ、鍵がかかっている。
ブザーも見当たらない。
思案に暮れていると、
「ヤジマさんの絵なの?」
と後ろから声をかけられる。
「ヤジマさんじゃなくて、
アンドウさんと、ミキさんと、ジュディスさんです」と私。
「ヤジマさんの絵があるから見に来てって言われたんだけど」
白いシャツのおじさんは別段変わったところのない人である。
私は少し考えてから、
「この展覧会は今日から始まったので、
ヤジマさんは昨日までだったのかもしれませんね」
と静かに言ってみる。
「ああ、そうか」
おじさんは、頭をかいてから、
「あ、でもいいの。ぼく、ここらへんの人だから」
と私に言い含めると、そのままどこかへ行ってしまった。
友だちの展覧会に誘えばよかったかな。
ドアノブをあきらめて、
結局、元の四つ角に戻ってガラス戸をよく見ると、
「ご自由にお入りください」と張り紙がしてあった。
なあんだ、ここから入るのか。
1年前、このドアはあったかなぁ。

中に入ると、
見知った顔がいくつも迎えてくれた。
「前に会ったのもここだったよね」と言いながら、
「変わりない?」「うん、変わりない」
同じような挨拶を何度か繰り返す。
変わりがない、なんてことはありえないのだけど、
1年ぶりの時間をまとめて「変わりない」
と言えるのは幸せということなのかな、と思いながら。

↑参加者は、使い古したボロ寸前のTシャツに
自分の大切な人を思い浮かべながら線を描いていきます。
結婚2年目の友だちに会ったので、
「やっぱりいちばん大切と言えば、夫だよね」
と確認してみました。
彼女は「夫でしょう」と言ってました。

↑大学の先生もしているアーティストの友だちは、
北大の科学の研究室とアートとの
共同プロジェクトに関わっているそうです。
紫外線を発するブラックライトは実験室から調達。

↑紫外線を忍耐強くあてるうちに、
自分で描いた線が紫色に浮き上がってきます。
線を描くために使う物質も研究室発のもの。
名前、覚えたんですけど、もう忘れてしまいました。

↑目にはうすっらとしか見えない線に、
特別な光を時間をかけてあてることで、
くっきりと見えてきます。
これは人間関係のつながりにも似ているかな、
と作品を作った友だちが話していました。
目に見えないものを見る、
というテーマはわたしも大好きです。
作者:goodnews-cafe
更新日:2008年8月12日 20時0分
奥様は魔女!?

↑わが家のお掃除エコ3兄弟を紹介します。
クエン酸水(左)、
「カエルくん」と勝手に呼んでいる食器用洗剤(右)、
入浴剤の入っていた容器には重曹が入っています(後ろ)。
カエルくんはコストコでまとめ買いがおトクです。
ふだんは真面目にやっている主婦業のもろもろ。
でも、
ある日、それは突然やってくる。
ああ、だめ。もう、いや、
ごはんを作りたくない。洗い物もしたくない。
お風呂そうじなんてどうでもいい。
家仕事の何もかもを、
ゴミ箱を逆さにするように、
投げ捨ててしまいたくなるのだ。
もうだめ、
という気持ちをほんのいっとき甘やかしたくなって、
「花きゃべつ ひよこまめ」の3巻を取り出して、
しばしの現実逃避。
まだ出版社で働いていた時、
毎日、編集部に届けられる漫画の中でも、
これはひそかに楽しみにしていた連載だった。
錦糸町の古本屋で再会したのが1年前。
わあ、なつかしい、
と小躍りして思わず全14巻を大人買いしてしまったのだ。
登場するのは、
おとぼけ主婦リカと、おしゃまな娘ミキ、
そんな二人を一手に引き受ける藤井家のパパ。
3人の微妙な力関係と、
リカママのずれ加減が楽しくて、
読むとほんわか幸せ気分になれる。
どうして3巻かというと、
「あれ」がやってくるまで、
リカがひたすら家事を放棄するストーリーだからだ。
ふだんの藤井家は、
不意のお客さんにも慌てることがないほど、
整理整頓が行き届いている。
ところが、ある日、
リカの思考回路は別世界にトリップし(この物語ではよく起こる)、
藤井家はみるみるうちに綿ぼこりと洗い物の山に浸食される。
どうしたんだと夫が問いつめても、
リカは
「もうすぐやってくる、もうすぐやってくる」
と繰り返すばかり。
家の中のはちゃめちゃぶりが極限に達したとき、
ついに「あれ」はやってくる・・・。
じつは、リカが待っていたのは
「やる気」だったのですね。
やる気さえ出れば、主婦仕事は手早い。
奥様は魔女かはたまた魔法つかいか、
そんな底力を発揮するものなのだ。
わたしは本来、掃除好きでもないのだが、
100坪ほどの教会管理と
古家暮らしの日々に鍛えられ、
整理整頓だけは腕を上げた。
古いすまいというものは、
七難を隠しようがないものだから、
日々の心がけがまともに出てしまう。
だから、
毎日の家仕事、とくに掃除は欠かせないのだ。
週末、
6時にかけた目覚ましは役に立たず、
9時を過ぎての朝寝坊だったが、
大丈夫、ヤル気は満ちていた。
この数週間、連日、朝5時半起きの仕事で忙しく、
家事といえば、ごはん作りと洗濯が精一杯だったのだ。
洗い物も、メルも庭の水まきも、
夫に任せて、ごめんね、の毎日。
仕事がひと区切りついたので、
今日こそはと意気込んで掃除ざんまいの予定だ。
どこから手をつけようか。
まずは、いつものようにキッチンから。
レンジ周りにスプレーをして3分待つ。
その間、シンクに重曹を振りかけて、磨く磨く。
汚れの浮いたガスレンジの周りはボロ布で拭き取る。
仕上げはクエン酸水でのさっと拭き。
はい、これでキッチンは上々のでき。
窓や棚を拭いた後、落ちたホコリは掃除機で吸い取る。
最後は米ヌカ入りの床みがきできゅっきゅっ。
家事に使うものはなるべくエコではありたいけれど、
無理せずにちゃんぽんでやるのがわたし流である。
ああ、さっぱりした。
ひとり悦に入って、濃いめのミルクティーを入れる。
暑い夏の一杯がいいのだ。
これで当分の間は、
「花きゃべつ ひよこまめ」にお世話になることはないだろう。
家の中はやっぱりきれいな方がいいものね。
作者:goodnews-cafe
更新日:2008年8月10日 17時47分
見ようかどうしようか、さかなのポニョ
夏休みに入ってから、
教室に入ると子どもたちの誰かがかならず
「ポニョ、ポニョ」とやっている。
歌うというよりも、
気づいたら鼻歌まじりに口ずさんでる様子だ。
わたしも映画館の予告編で「崖の上のポニョ」の主題歌を聞いて以来、
同じように「ポニョ、ポニョ」と無意識に口ずさんでいる。
たった一度だけで頭に入ってしまうのだから、
さすがのスタジオ・ジブリ。
最近は、
「さかなのポニョ」の部分が、
「ブキミなポニョ」に変わっているので、
なんで、どうして、と思って聞いてみた。
「先生も見に行こうかと思っているんだけど、どうだった?」
「うーん」と男の子たち。
「おもしろかった?」
「あ、うんうん。おもしろかったよ」
でも、すでに映画を見た子どもたちは顔を見合わせている。
「ただね、ちょっとブキかな」
「ブキ」とか「キショイ」という言葉は
わたしのクラスではご法度なのだけど、
子どもたちの困ったような表情を見ると、
いちばんぴったりくる言葉なのかもしれないと思えて、
ふうん、と聞き流した。
それにしても、何が「ブキ」なんだろう。
劇場で見ようかと思っていたので、
レビューをあえて読まないようにしてきたから見当がつかない。
「ポニョが人間になるところが・・・」
「アヒルの手みたいなんだよね・・・」
と言ったきり、男の子たちはまた顔を見合わせる。
ポニョはたしか、魚の子が人間の男の子に出会って
自分も人間になりたいと願う物語のはずだ。
変身シーンは山場の一つだと思うけど、
そこが5年生には少し強烈だったのかな。
わたしはロバート・デ・ニーロが演じた
「フランケンシュタイン」を思い出した。
フランケンが蘇るときのあのぬるぬる。
あれは見ていてつらかった。
見なければよかったと、少し後悔したっけ。
でも、かわいいポニョとフランケンをいっしょにしては失礼か。
「おもしろいけど、5年生にはちょっとブキ。
あ、でも大人とかもっと小さい子にはおもしろいと思うよ」
授業中でもよくしゃべる男の子が
そんなことをつけ加えて走って行ってしまった。
最後の言葉はわたしに気をつかってくれたのかもしれない。
5年生の映画評の真意を確かめに、
やっばり「ポニョ」を見に行こうかしら、夏の間に。

↑路地琴を鳴らすための水が入った瓶に、
金魚とメダカを飼っていましたが、
金魚だけ、いつの間にか消えていました。
家出ではないと思いますが。
二匹のメダカだけになったとたん、
急に体が大きく成長しました。
けっこう、生存競争が激しかったのかな?
作者:goodnews-cafe
更新日:2008年8月7日 20時58分
8月30日「女性のための祈りといやしの集い」ご案内
(pray&hopeプロジェクト=女性の心の回復と支援のための働き)
心や体のいやし、過去のとらわれからの解放を願う女性でしたら、
どなたでもご参加いただけます。

「あなたがたは、互いに罪を言い表わし、互いのために祈りなさい。
いやされるためです。義人の祈りは働くと、大きな力があります」
ヤコブ5:16
●日時 2008年8月30日(土) 13:30〜17:00(13:00開場)
●場所 久遠キリスト教会(JR阿佐ヶ谷駅下車、徒歩8分)
〒166-0001 東京都杉並区阿佐谷北2-25-8
●講師 サプナ・ジェーン(sapna jain宣教師)
アメリカのシアトルで医師として働いた後、
カンボジアやインドなどでの医療宣教、
大阪を拠点とした日本各地で祈りといやしの働きを続けている。
サプナさんはアメリカ出身のインド系アメリカ人で、
家族そろってヒンズー教徒からクリスチャンへと導かれた。
そのきっかけとなったのは、
妹Sungeetaさんの自動車事故という大きな出来事だった。
Sungeetaさんは、以来、車椅子の生活を続けているが、
その後、弁護士として活躍。
現在は、自身のルーツであるインドに渡って孤児院を設立し、
牧師として働きを続けている。
現在、姉のサプナさんも、この働きをともに担っている。
●内容 賛美、証し(DV被害のサバイバーを予定)、メッセージ、祈り。
●賛美 久遠キリスト教会賛美チーム有志
●無料(自由献金があります)
●お問い合わせ、申し込み pray&hopeプロジェクト(石川葉子)まで
墨田聖書教会03-3619-0195
(久遠キリスト教会には直接の問い合わせをご遠慮ください)
●共催 pray&hopeプロジェクト、久遠キリスト教会
●pray&hopeプロジェクトについて
女性のための回復と支え合いを目的に、
祈りを中心とした友だちプロジェクトです。
女性として生きていく中で体験してきた苦しみをともに分かち合い、
祈り合い、よき友だちとしてつながりながら、
励まし合っていけたらと願っています。
この働きに共感し、祈りの支援をしてくださる方も募集中。
作者:goodnews-cafe
更新日:2008年8月5日 19時27分
犬と花火と盆ダンス
(ボーダー・コリーのいる暮らし)

↑風に吹かれると嬉しくて耳がピッ。
夏の間、犬の散歩の楽しみのひとつに、花火がある。
夕方、犬のラッシュがひけた後の荒川河川敷にメルと行く。
犬の姿はまばらなのだが、
やけに自転車が、千住大橋の方角へ走り抜けていく。
なんだろ、と思っているうちに、
ポンポンと景気のいい音が聞こえてくる。
あ、今夜は足立の花火だ。
こんなふうに、毎年、花火の季節の到来を知らされる。
この土曜日には、江戸川の花火があった。
日中、用事で出かけた松戸駅の横断幕で知った。
松戸駅の改札を通ったのは昼間だけれど、
浮かれたような顔の人たちが
すでに大勢待ち合わせをしていた。
こういう時、わたしはいつも「台風クラブ」
という工藤夕貴が出ていた昔の映画を思い出す。
ふだんより熱っぽいような気持ちが、
心の奥でざわざわ波立って、かすかな期待に包まれる。
隅田川の花火のときは、全然関係ない大田区にいて見逃したし、
今夜の散歩は、
花火の時間に合わせてみようかな。
荒川土手に着くと、
期待した通りに、ポン、ポン、と音がする。
音のする方角に背伸びしてみるが、
空には何も浮かんでいない。
花火は思いもかけない方角に、
突然、姿を現わしたりするものだから、
ぐるりと回転してみるが、やはり何も見えない。
メルは花火にまるで興味がない。
そもそも、空を見上げることをしない。
ほら、あれ、あれだよ、いいねぇ、
なんてわたしが大げさに上空を指差してみても、
相手にしてくれない。
メルの関心事は、もっぱら地面にある。
あるいは、建物の壁際とか、道の四隅だとか。
土手を通り過ぎる風に乗って、
トトンがトン、トトンがトン、と鐘の音が聞こえてくる。
右からは花火の音、
左からは盆ダンスの音。(我が家ではこう呼ぶ)
目には見えない夏の音たち。
メルといっしょに風に吹かれて耳を澄ます。
メルはパンダ型のボールでたくさん遊んだし、
好きな風に吹かれて上機嫌だ。
白と黒の毛を風にたなびかせながら、
目を細めて笑う。
待っても待っても花火は現われないので、
あきらめて帰ることにする。
下町育ちの夫も、花火にはあまり関心がないのだ。
階段を上って下ってあと一歩で道路というときに、
突然、後ろの空が赤紫色に染まった。
あら、いやだ、いまごろ。
私たちの横を、
親子連れが「あっち、あっち」と言いながら走って行く。
犬のリードを夫に手渡すと、
ちょっと行ってくる、と言い残して私も駆け出す。
降りてきたばかりの階段を昇りきったところで、
空が再び変に明るくなった。
今度はオレンジ色だ。
音がすると思って懸命に眺めていた方角とは、
まるきり逆だった。
見えた、見えた。
橋の上にぽかんと打ち上げられた花火は、
空にとってつけたようなうそっぽさがある。
一つ、二つ、三つ。
五まで数えたら満足した。
トトンがトン、トトンがトン。
土手下にある公園では、
ほんの10人足らずが、円を描いて踊っている。
なんだ、リハーサルなんだ。
夏だ、と思ったら、スイカを食べたくなってきた。
作者:goodnews-cafe
更新日:2008年8月5日 0時45分
ブログ再開?
みなさん、こんにちは。
2か月近くもブログを休んでしまいました。
久々の更新です。
生きてます。大丈夫です。
更新がないのを不審に思った友人たちから
何かあった? とメールや電話で連絡をいただきました。
心配してくれて、ありがとう!
じつを言うと、
ブログサービスの引っ越しを考え出したのが、
そもそもの始まり。
すぐに新しいサービスで開始するつもりでしたが、
いつものように先延ばししているうちに、気がつくと夏も盛りに・・・
いまだに見通しがつかないので、
しばらくはグッドニュースカフェで続けようかな、
と気持ちを切り替えました。
夏の間は、こちらで再びお付き合いください。
8月中は、日々更新を目指していきたいと思います。
(あ、あてにしてませんよね)
この2か月の間、
みなさんはどのように過ごしていましたか?
教会の庭も、すっかり真夏の装いです。
桑の葉が、切っても切っても伸びてきます。
毎日の水やりは大変ですが、
こちらはブログ更新とは違ってまめにやっています。
この季節、水切れしてしまっては、
一日で枯れてしまいますからね。

↑玄関を開けると、小さな穴を発見。
我が家の庭では、今年最初に見つけたセミの穴でした。
メルの足と大きさを比べてみました。
(しっぽではありません、くれぐれも)
今年はいつになくセミの姿が少ないので
ちょっと気になります。

↑セミが羽化のために選んだ場所は、教会の壁でした。
殻を破って出て来たセミは、
その後、一日中、バラの新芽につかまっていましたが、
翌朝見ると、旅立った後でした。
がんばれ、セミ。夏は短いぞ。
作者:goodnews-cafe
更新日:2008年8月2日 21時22分
焼きそばデー 2008年6月15日
(暮らしの中のおいしいって?)
父の日は焼きそばでいきましょう。
いつからか、
教会ではなんとなくそういうことになっている。
礼拝が終わると、
牧師はそのままわが家の台所でシェフに変身し、
その間、わたしたちはイスや机をぱたぱた並べる。
牧師(つまり夫)の焼きそばは評判がいいのだ。
昨年は、趣向を変えてそうめんにしてみたのだが、
わたしが手間を省こうとして、
煮えたぎる大鍋へ一度にめんを投入したものだから、
くっつくのなんの。
慌ててかき混ぜたり、差し水をしたり、
挙げ句に白い粉のようなものまで出てきた。
どう見てもまずそう。
案の定、
だれからも「おいしい」のことばは出でこないし、
話だって弾まない。
大量のおかゆを作った時以来の失敗だった。
おかゆの時も、まぜ過ぎたのがいけなかった。
どろりどろりとした食べ物をつつきながら会話も沈みがちだった。
「ルーマニアでもおかゆはよく食べるんですよ」
一時帰国で立ち寄ってくれた宣教師だ。
ことばの調子に隠しきれない物悲しさがあったことを、
いまだに申し訳なく覚えている。
こういう失敗をする時は、
わたしの心に不満やスキがある時だ。
不満はいつも同じ調子でわたしの心にささやく。
忙しいのに面倒だな、と。
それともうひとつ、材料費を安くあげる
ということばかりに目がいっている時にも失敗する。
教会の働きで、倹約、節約といった脅迫観念は要注意だ。
安く安く、と思っているうちに、
おいしくなくても安いからいいや、などという理由が
自分の中でまかり通っていてぎょっとすることがある。
たとえ限りある材料費でも、
「おいしい」を作って楽しい時間にしたいという心意気さえあれば、
不思議と一人一人から笑顔が出て、
また一緒に食べたいという食卓が生まれるものだ。
材料を選ぶ時にもこの気持ちが確かならば、
安くあげるところと譲れないところを賢く見極めることができる。
教会にも「おいしい」は大切だと思う。
聖書を読むと、
初代教会の人たちは、四六時中集まって何かしら食べている。
ともに食べることは、心をつなぐこと。
教会がイエスさまをリーダーとする霊的な「家族」
だと言われているのだから、
家族たるや、食卓を囲まなくては育たない。
この日、下町は稲荷の祭りで一色。
外ではぴーひゃらどんどん、ぴーひゃらどんどん、
神輿を担ぐ音で、それはそれは騒がしい。
負けじと歌ったわけでもないのだが、
聖歌を歌うみんなの声がいつもよりよく出ていた。
わたしのピアノもついムキになったのがバレバレで、
ヨウコさん、今日はばんばん弾いてましたね、
と教会の人に笑われた。
前日も祭りの喧噪は1日続き、
太ももを出した男女や酔っぱらいがごたごたとして、
出歩くのもままならない雰囲気だった。
仕方なく、ひとしきり落ち着いた夜11時頃、
二人で24時間スーパーまで父の日の材料を買いに行ったのだ。
牧師の焼きそばはいつになくおいしかった。
今年は無事に、
お父さんたちの口から「おいしい、おいしい」が何度も飛び出した。
「先生、最高の焼きそばだよ」
とにこにこして言ったのは知的障がいのあるHさん。
Hさんもおいしいものにはこだわりがある人だから、
これこそ最高のほめことば。
ああ、よかった。
ただ焼きそばを食べる。
これだけだけど、それでいい。(星野富弘さんですね、これでは)
食後はみんなで心を合わせて、
お父さんたちの祝福を祈って解散した。
さて、これから実家の父に電話をしなくては。
●父の日の献立 牧師のお手製焼きそば(豚肉、玉ねぎ、ピーマン、きゃべつ、もやし入り)に紅しょうがを添えて、ハトむぎ茶、キットカット(差し入れ)。いただきものの小豆の生菓子を、みんなに出そうと思っていながら、すっかり忘れてしまいました。夜、冷蔵庫を見て、あーあ。よくあることです。

↑先日、千葉の手賀沼近くにある教会の墓地に行ってきました。
墓地で野外礼拝をした後は、お弁当を広げてピクニック。
墓地で? でも、緑溢れるこの場所は、ピクニックにうってつけ。
散歩をかねて墓石を見て歩くのも楽しみです。
最後は道の駅しょうなんに寄って産直野菜を買うというコース。
どこに行っても「おいしい」と一緒です。

↑この辺りは、今の季節、
早起きをして蓮の開花する音を聞く人たちが訪れます。
ポン、という音が本当にするそうです。


↑田園風景を車で走り抜けて山道を上るとラザロ霊園に着きます。
ここはキリスト者のためだけの墓地です。


↑高台にある見晴し台の名前は「ピスガの丘」。
墓地には礼拝をするための教会施設もあります。

↑多くの墓石には聖書のことばが書かれています。
目につくのは「私たちの国籍は天にあり」と「神は愛なり」。

↑お子さんが亡くなったのですね。天国で再会しましょう。
作者:goodnews-cafe
更新日:2008年6月15日 22時36分
つながることから始まる 2008年6月11日
(pray&hopeプロジェクト=女性の心の回復と支援のための働き)
アメリカから講演会の仕事のために
一時帰国している大藪順子さんの発案で、
彼女とゆかりのある女性たちが集まった。
大藪さんは、以前ブログで紹介したように、
性犯罪被害から回復するまでの手記を出版した
アメリカ在住のフォトグラファーだ。
お互いにほとんどが初対面にも関わらず、
自己紹介をくるっと一周した後には
みな不思議と打ち解け合っていた。
「私もサバイバーです」というひと言を聞くと、
あとはもう何も説明はいらないよ、
抱きしめてもいい?
そんな雰囲気だった。
日曜日の夜、
丸ビルの最上階にあるその店はグループ客であふれ返っていた。
ふうん、人びとは週末の夜、
こんなところに集まっているのだな、とわたしは思う。
きっと一皿500円のイタリアンに集まってくるのだ。
それおいしい?
誰かのテーブルの前にある
シュワシュワっとした飲み物について尋ねると、
あ、わたしも、わたしも、
と言ってオーダーが決まっていく。
いつものことながら、
女性という生き物の適応力というものはすごい。
前からの知り合いのように、
隣の人とずんずん話が進んでいく。
同じような交わり会になれているのかなと思いきや、
よくよく聞いてみると、
自分以外のサバイバーと会って話までするのは、
今夜が初めてだという女性も少なくなかった。
たしかに被害者となってみても、
当事者と出会うのは難しいし、
出会うためには相当のエネルギーが必要だ。
わたしは犯罪被害者の会の設立時からのメンバーだが、
それでも、
会の活動を通して犯罪被害当事者と出会えたのは、
この10年ほどで3人だけである。
会の趣旨にもよるのだが、会員の多くは犯罪被害遺族だからだ。
でも、
たった一人でも出会えれば、そこから何かが動き始める。
前回の大藪さんの講演会の後で
サバイバー同士が語り合う時を持ったそうなのだが、
とても貴重な体験だったと、
その時に参加した女性が教えてくれた。
つらいのはわたしだけではないんだ、
話してもいいんだ、
わたし、話したいんだ・・・。
「心がね、ほどけていくようだったの」
わたしにも大切な一人のサバイバー仲間がいる。
わたしを先に立ち直ったサンプルとして、
被害者の会がある女性に紹介してくれたのだ。
「自分の心が今どこにいるのかを確かめたくて」
彼女はわたしに会おうと思った動機をこう話してくれた。
顔を知らないので、
駅の待ち合わせにはピンクのハンカチを握ってるね、
と言ったのはわたしの方で、
話をするのにベトナム料理店を選んだのは彼女の方だった。
連れ立って行ってみると、
その店の前には4、5人が並んで待っていた。
どうする?
初対面の彼女と顔を見合わせていると、
スーツ姿の女性が声をかけてきた。
もう一つの店舗に行くところだからわたしの車にお乗りなさい。
見たことがある人だと思ったらその店の女社長で、
ビジネス雑誌では、ちょっとした有名人だった。
不思議な夜だった。
ベンツだったか、BMWだったか、
とにかくゆったりとした車に乗せられて、
もう一つのベトナム料理店に無事入ることができた。
よく食べて、よくしゃべった。
何をどう話したのかは覚えていないのだけど、
わたしの経験をひとしきり話した後で、
彼女が言ったことばはよく覚えている。
「今夜で自分が大丈夫だって思えた」
今年、6年ぶりで彼女と再会したのだが、
このときはバリ料理を選んでくれた。
あの時と同じように、よく食べて、よくしゃべる夜だった。
自分の事件を乗り越えた彼女は今、
おもにDV被害者の離婚を扱う弁護士として活動している。
司法試験に合格した時、わたしは写真たてを贈った。
これからはたくさんの素敵な思い出を作る人生であるように祈って。
数年前、年賀状の写真に夫が登場するや、
新年になると、楽しそうな二人の姿を送ってくれるようになった。
実際に再会してみると、思った通り幸せそうだった。
「だれかをサポートするには、自分が幸せであることは大切よね」
と言う。
本当、本当。わたしもおおいに賛成だ。
話は丸ビルの夜に戻る。
講演会を終えた主賓の大藪さんが登場したのは、
しゃべって食べて興に乗って、1時間も過ぎたころ。
そのころには近くの人とメールアドレスの交換も済ませていて、
いつかまたね、と再会の約束まで果たしていた。
まずは一人と一人がつながること。
いつでもここから新しいことが始まるのだ。
作者:goodnews-cafe
更新日:2008年6月11日 1時18分
教会建築ところどころ その2
(わたしが訪れた教会や関連施設をご案内します)
久しぶりに教会建築の紹介です。
Macの故障で、これまで撮りためてきた画像が取り出せなくなって諦めていたのですが、夫が奇跡の救出をしてくれました。ここはわたしたちと同じグループに属している教会で、とくに中高生キャンプの働きで親しくしています。
神戸キリスト栄光教会(神戸・長田)

兵庫県神戸市長田区戸崎通3丁目9-12
(神戸市営地下鉄「板宿駅」徒歩4分)

↑会堂に入ると真っ先に目につくのは講壇全体を覆うステンドグラス。
聖霊の火とそれを象徴する鳩がモチーフになっています。
グラスアーティスト・カジワラ・邦さんの作品です。

↑長田というまちの名前をみなさん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。阪神大震災において大火災が発生するという困難を乗り越えてきたエネルギッシュなまちです。神戸の下町らしく気さくな雰囲気の市場では、近海でとれる魚をはじめ、庶民的な値段でおいしいものが何でもそろいます。焼きそばやうどん玉を必要なだけ買える麺屋さんのショーケースは、神戸育ちのわたしをいつもなつかしい気持ちにさせてくれます。



↑戦後間もない長田の地で、アメリカから来た宣教師が伝道を開始。今の場所から少し離れた神戸デパートの裏わずか10坪のダンスホールを借りて、大橋聖書教会という名前で教会が始まりました。
阪神大震災では、長田周辺が一面焼け野原になったとき、この教会だけが倒壊からも火災からも奇跡的に守られ、当時はマスコミでも話題になりました。赤い十字架の建つ会堂は炊き出しや救援物資など地域への奉仕拠点として用いられ、以来「教会さん」として長田のまちの人々から親しまれています。わたしの夫も、当時、東京からバイクで駆けつけてここで奉仕をしたと聞いています。
その後4回の建て替えを経て、2000年、震災後の区画整理によって現在の場所に移り新会堂を建設しました。設計にあたって菅原牧師が大切にしたのは「多機能」ということ。その意をくんで設計にたずさわったのが一粒社ヴォーリズ建築事務所でした。

↑二階席は全景が見渡せる特等席。ふだんは母子室ですが、ときには青年たちの宿泊場所にも。わたしはここに泊まったことはまだありません。

↑会堂の両側を窓にしたいと考えたそうですが、防音の関係もあり、普通の壁になりました。その代わり、光に満ちた会堂になるようにたくさんの照明が活躍しています。

↑昼食時には人で溢れ返るそうです。このホールの両端に、宿泊できる和室、会議室、大量調理もおまかせの厨房が備えられています。また同じ階には、地域貢献を目指して設立された「NPO法人ハート&ラブ」の事務所もあり、おもに介護福祉や青少年育成の働きに従事しています。さすが多機能。

↑この畳の部屋で、何度か泊まらせていただきました。シーツをはがしてお布団をたたんで帰ってきてしまうのですが、そのあとでお布団を運んで干すのはよほど難儀なはず。見えない働きをしてくださる方々にいつも感謝いっぱいです。

↑前身の大橋聖書教会時代に会堂の中央を飾っていたステンドグラスは、西宮在住のグラスアーティストの作品です。今は階段の踊り場の窓を飾っています。


(2008年時での内容です)
作者:goodnews-cafe
更新日:2008年6月7日 0時27分