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トップ > 住所 > 住所 - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年11月20日 3時)
批判的風習
いよいよシャレにならない課題を抱えてしまった。 今週は学科あげてのフィールドトリップ三昧でArchaeology (考古学), Historical Archaeology, Landscape Archaeology etc.とどこも郊外に出かけていって留守で、何にも課外授業がないのはHuman Osteology (骨学) のコースくらいでした (しかしテストがあったらしい)。 私がいるMaterial Culture Studiesコースの場合は…シェフィールドのウェスタンパーク博物館で学芸員のレクチャーを1時間受けて終了 → (博物館に関する) 2000ワードの批評を書け なにー (`□´;) ハートフォードシャー (と読むのか知らないけど) 大学のサイトによると、大学のエッセイにおける批評とは… http://www.uefap.com/writing/writfram.htm 誤りや欠点を指摘するような回答を与え、更に問いに対する良い面も挙げること。 あ、バランスよく指摘しないといけないのね。それにしても論文やら博物館やらのネガティブな点を指摘する ”批判的な” 文章ってすごく書きづらいです。好き嫌いではないからね。 気が進まないじゃなくどう書いていいか分からない。 今週コースディレクターに課題の内容について相談しに行ったら、イギリスの考古学者は他のヨーロッパの国と比べても 「他の研究者はみんな駄目。私の理論は今までのアプローチとは視点が違う。私のが新しいしもっと良い。」 という主張の仕方をするのが一般的で時には自分の教授もこきおろすのがむしろよろしいとされているから、その事を踏まえて課題に取り組んでみたら、と言われました。 そういう教育方針は確かに研究者同士のアイディアを磨くし、それがイギリスの考古学が発展した理由でもある。でも加えて彼が言うには、こういう風習が根付いていない国ではまた違った態度をとる必要があるけどね…と。 勿論この風習は良し悪しだし (アイディアが拡散して抽象的になり易い) イギリスでも大学や分野によって程度に差はあると思うけど、それは確かに私が今までいた環境とは全然違います。 私の以前いた研究室では他のチームの研究を批判的に見る事は当然あったけど、自分のスーパーバイザーすら (論文の文脈の中で) 対象にする事はなかった。 そう思って課題のソースになる記事を読んでみると 「2002年に著者が出席したこれこれの学会では ”materiality (考古学の分野で、対象に対する科学的なアプローチの重要性を提唱する単語。一応ここ10年以内のトレンド) ” と題するセッションがあちこちで目についたがそれは過剰気味でmaterialityを真に意味する内容は全くなく、単に単語のグロテスクな繋ぎ合わせだった (本当にgrotesqueと書いてある) …云々。」 (by T. Ingold, 2007. Archaeological Dialogues) エッセイじゃないがこんな文章はさすがに書けねえ…。 というかむしろ自分の文章はまったく批評的に書けてない。もう1本のエッセイも批評。 また高い高いハードル見えそうです。とりあえず課題に戻るか…。
作者: CURIOUS MONKEY
更新日:2008年11月17日 23時11分
冬が近い
先週・今週とハロウィーンやガイ・フォークスデイがあってイギリスのちょっとしたお祭りだったんだけど例によってタスクが終わらず、クラスメートも他の授業のフィールドトリップで遊びに誘えず、図書館に引き籠っとりました。うふふ いいんだ、学生だから…(ちょっとすさんできた)。 8月頃は7時になってもまだ日が出ている気がしたのに最近は日没4時。先週は最高気温5度まで下がったし、日本よりずっと駆け足で冬がやって来ます。でもほとんどの家はガスセントラルヒーティング + 2重窓だから屋内にいればあんまり寒くない。最初「なんて贅沢♪」と思ったけど実際生活してるとこれくらいしないと朝夕は寒くて動けない…。お風呂はユニットバスなんてもんじゃない (立つスペースだけ) けどバスルームすら温かいのでさっとシャワー浴びて部屋でゆっくりすればそれなりにあったか。最近になっていつもTシャツのクラスメートがシェフィールド出身だって知ったんだけど、地元出身の学生は今頃でも結構薄着でばんばん外歩くしTシャツor チュニック+薄手のパーカとかショートジャケット位で大学に来る人が多いです。夏秋が短いから、部屋が暖かいから…もあるかもしれないけど、シェフィールドの人は大体寒さには強めなんだろうか。それとも着こなし?でうまーく薄着に見せてるんだろうか。街を歩いても、もこもこ着込んでるのは私含めて大体留学生。 今更だけど夏のフィールドトリップの写真を シェフィールド近郊で多分唯一の観光地、ピーク国立公園。結構私には新鮮で楽しかったんだけど遺跡とか関係なく羊放し放題。小さいヘンジ (BC1000年あたりに造られた環状に並んだ石の遺跡。Pre-Celticと言っていたのでケルト人定住よりも更にちょっと前の民族ということらしい。この辺の時代は文字が残っていないのであまり正確でない。イングランド南のストーンヘンジと構造は似ている) や、ローマ侵攻以前からある教会 (ステンドグラスや像に、侵攻後に壊されたり改修された跡がある) 、11世紀の城壁と、ローマ時代の砦 (fort) の跡と….ほとんどどこに行っても芝生の中に羊のう○ちがっ。危険! それにしてもほんの2ヶ月前だけど、この頃は日が長くて良かったなあ。のどかなヨークシャーにも冬が近づいて来てます。この羊達ももう少ししたら寒さに震え出すに違いない。
作者: CURIOUS MONKEY
更新日:2008年11月10日 1時0分
訊くべし
2週間前、概論やら理論やらの授業についていけず限界を感じていた私はコースディレクターに苦し紛れのメールを打ちました。 「概論の、第2週のProf. XXのレクチャーは私には全然分からなかった。この授業全般についていけてないのを感じるし、勧めてくれた論文もよく理解できなかった。私は本当に修論まで進みたいと思っているけど、そこまで辿り着けるかどうか今は不安を感じている…云々。何か、バックグラウンドがない人をサポートするようなクラスはない?」 ここに来てかなり正直にぶっちゃけ。彼 (コースディレクター) は結構のんびりした人で、私が最初の授業後に「うーん (英語も授業も)初めて過ぎて分からん…」と漏らした時も 「大丈夫 俺もたまに (他のユーロ圏からの) 留学生の英語分かんないから (←いいのか) 。そのうち慣れるよ」 と言っていたんだけど、数週間たってもおおまかなところか、もしくは一部しか理解できなかった。 コースの始めに「分からなかったら質問して。他のクラスメートもきっと分かってないから」とも言われたんですけど、何というか、何が分かってないのか分からない状態だったので質問すらできなかった…。何についての講義かは理解したけど、結局何が言いたいのかさっぱり分からず。 多分今、人生で一番授業についてってない。 (´Д⊂) この私からのメールで何か感じたのか先週やっとコースディレクターがミーティングの時間をとってくれ、私がこの分野のとっかかりがつかめない事、毎週のタスクを消化しきれず途方に暮れている事を相談したら、まずタスクを軽くして1週間5-6本の論文のリーディングから始める事、それとこの分野の基本的な枠組みを理解して、読んだ論文をその枠組みにあてはめていく事をアドバイスされて、”枠組み”について大まかにレクチャーしてもらいました。 どうやら考古学の理論の分野はここ30-40年で劇的に成長を遂げたらしく、「何かいつも大体同じ人達の論文読まされるな〜」と思ってたら、その変化のきっかけになった研究者が何人かいて、それをまず読めという事らしい。知らないって怖いな…。 それから、これはちょっと私にはこたえたんだけど「クラスメートに頼った事ある?本当の意味で」と聞かれました。 頼った事…ない。勿論プリントの確保とか実験の分担とか簡単なお願いはしてたし段々友達も出来てきたけど、授業についていけない悩みは相談した事なかった。そこまで"どう分からないか"をうまく説明できるか自信がなくて。 それに日本にいた時はここまで深刻に悩んだ事なかったからそもそもそんな相談した事ない。 (T□T) それと最後に、「君が悩んでる事は多分ほとんどのネイティブの学生も悩んでる。第2週の講義で勧めた論文は簡単なやつじゃない」とも。私にはどの週の論文も読むの大変だったけどね…。 でも訊いてみてよかった すごく忙しそうだったけど結局2時間にわたって話を聞いてくれました。 このミーティングは結果的に少し勉強の効率を改善したみたい。 1日必ず1本は読もうと決めればそんなに1本の論文に時間を割かなくなるし、本格的に読む前にざっと見てよく論文を選ぶようになる。1週間の予定も立て易くなる。段々読める論文の数も増えてくる。 とにかく「ちゃんと」頼るべき時に適切な人に頼らないと大事な時間も無駄にする。クラスメートに頼るというところは、まあ徐々にやっていけばいいでしょう。 最近やっと始動してきた気がする…ああ 今からでも間に合うかや。来週から美術館での実習の準備だし、セラミックスのクラスはグループに分かれてプロジェクトワークが始まるし。
作者: CURIOUS MONKEY
更新日:2008年11月2日 6時54分
キープスマイリング
10月最後の週末、つまり今日サマータイムが終わってグリニッジ標準時に戻りました。大学のメーリングリストにも「土曜寝るときに時計を1時間戻してね」というメッセージが来てたのでつまり、1時間余計に寝れた (^^)v。これから日本との時差が8時間から9時間になります。 時刻というと通貨や国旗みたいに、その場所にいる限り常に同じものという感覚だったから1年で25時間と23時間の日があるというのも妙な気分。時間が揺れ動いている。 週に1回、今いる学科で夏に発掘した遺物の洗浄を手伝っています。学科の学生が2人づつ交替で参加しているんだけど、私には新しい分野だし出来る事はとりあえずやっておこうと思って。 研究室には大体専任のスタッフがいて分からない事があったら教えてくれます。いつも洗浄の部屋で作業をしている技術者の人は唇ピアスでEvanescenceのボーカル (米ロックバンド) みたいな風貌のオネーさんなので「逆らったら痛くされるかも…」と思っていつもちょっと緊張してたんですが、今週はもう1人の学生がいなかったら色々と喋りかけてきてくれました。 私が日本から来たと言ったら、 「ホント?私、日本の映画は好きよ」 「 (私) そうなんだ…。どんなのが好き?」 「彼氏がデスノート2のDVDをプレゼントしてくれた」 デスノート!あとバトルロワイヤルも知ってると。それで、北野武が出てたね、と言ったら 「知ってるわよ!タケシズキャッスルが好き (どうやら風雲!たけし城のことらしい)。 笑える〜」 よ よく知ってるね...。 世のお父さんお母さん、子供にたくさんテレビを観せましょうね。異文化コミュニケーションに。 (・∀・) 私が子供の頃はタケシもテリー伊藤も、テレビで無茶苦茶しまくる変なオッサンという印象だった気がするのに 今では世界のキタノ。元気が出るテレビは 、今や日本では放送業界のクラシック これも時間と場所で揺れ動いている。 彼女に「貴方は何が好き?」ときかれたので 「 (私) ええと…ロメロのゾンビが好き」と言ったら 「ロメロ…. あっジョージ. A. ロメロね!いいよね!」 「 (私) うん。2-3年前にリメイクされたDawn of the deadのゾンビは全速力でダッシュして追っかけてくるから怖いけど変でオモロいよ」 「それはまだ観てないわ。でも最近の(ゾンビ)映画なら28 days later 観た?あれも、怖くていいわよ〜」 よかった。会話が成立した... しかもこんなところでちょっと趣味が合った。結構いいひとだ。(´ ▽`) こっちの人は皆笑顔がいいです。私は今まで皮膚というか顔の表面でにやーと笑ってたけど、イギリス人はじめ欧米の人たちは表情が豊かで、皆筋肉でにっこり笑う。気がする。(骨格や顔立ちから違うのもあるけど) グラスゴーでもシェフィールドでも、笑顔がすごくステキで羨ましいなと思う女性に何人か会いました。 男女限らず例え心の中でどう思っていようと、笑顔はいい関係を作る。表情は感情のメディアなんだなーと思う。 そしていい笑顔でいれば、きっといい関係がやってくる。 これからはキープスマイリング。
作者: CURIOUS MONKEY
更新日:2008年10月28日 18時28分
なかなか楽しい♪
私のコースは考古学の中でもMaterial Culture Studiesという専攻で美術品や食器、レンガなどの日用品がどうやって発展していったかに焦点をあてているんですが、秋のセメスターで実践的な授業として金属、セラミックス、ガラスのどれかを選択する。で私は陶器がやりたかったのでセラミックスをとりました。 このクラスは理論や概論の授業よりもちょっと科学より。粘土、temper (ヒビを防ぐためなどに加えたりする、貝殻や砕いた石など粘性の無い添加物)、釉薬の成分や加熱による効果などについて講義を受けて、その後関連したトピックについて簡単な実習をします。 先週は粘土に色々な粒度と材質のtemperを加えて、温度による焼成の度合いを調べました。懐かしい乳鉢と篩を駆使してひたすら粉砕! 今週は粘土の成形。陶芸はやったことないけど、ホイールを使わずに単に粘土をこねて器を作るのでもdrawing (引っ張る), pinching (指で押さえる), coiling (ひも状の粘土を巻き付ける)といろいろなテクがある。教えてくれたドクターの学生曰く、「考古学者は自分でやった事ないのにポッター(陶芸家)の技術について色々いうんだよ。でも一回自分で作ってみれば、それがどんなに難しい技術か分かる。」なるほど このドクターは器用で喋りながらシリンダー、湯のみ、恐竜 (!) と次々にこさえていったんですが、学生はなかなか思う通りに作れない。コイリングでは粘土をうどんみたいに長ーくのばして、それをくるくる巻き付けて器の壁を作る。原始的とはいえ今でも多くの地域で使われてる成形方法だけど、授業中にビデオでみたのよりずっと大変。麺みたいにのばしているうちに表面が乾いてうまくコイル同士がくっつかないから でもままごとみたいでなかなか楽しい (゚∀゚)。セメスターの後半に自分で実験を設定してプロジェクトワークをやるので何にしようか考えるのも楽しみ。直前になったらアワアワしそうだけど...。 陶器は焼く前に数日乾燥するのでこのまま放置 でも今回は成形方法を学ぶだけなので、私達の作ったシリンダーが焼けるかどうかはまだ未定なのです。炉が空いてたらいつか焼けるかも 気の長い実験だ。
作者: CURIOUS MONKEY
更新日:2008年10月23日 2時39分
ひたすら読まねばならん
コースが始まってからというもの毎週雪ダルマ式に宿題が増える日々です。「今日の授業のここ、分かんないんだけど。」と質問しに行っても「 (チューター) あ、そう?今日のハンドアウトに載ってるこことここの論文を読めば少し分かると思うよ」「...わかった読んでからまた聞きにいく。( ひ〜 (TOT) ) 」という感じで問答無用にタスクが増加。焦りも増加。 渡英すれば英語を使うしかないので少しは読む速度も速くなるかと思いきやそんなにすぐにスラスラ読めるようになるはずもなく。新しい分野は見慣れない単語も多く。サイエンスと違って考古学の、特に今読んでる論文は データ→結論 よりも これまでの理論→否定→新しい結論 という形式が多くて論文の全体像がつかみづらく。バーっと読める論文があるかと思えば一日眺めててもさっぱり分からないものもあり。 それでも選択した授業は面白いです。歴史学が文書、書き言葉を対象としているのに対して考古学は遺物、モノを対象としているけれども、この2つは密接に結びついています。言葉はモノから受けとる情報をサポートし、モノは言葉の残した意味をサポートする。コースが始まるまでは思いもしなかったけど、子供が難しい言葉を認識したり、外国語を理解するようになる過程は言葉が別の地域に伝わる過程を知るのに役立つ。英語のコースで interdisciplinary (=色々な分野にまたがる)という単語を習ったけど、それぞれの学問の領域が広がった今では全くinterdisciplinaryでない分野を探す方が難しいと思う。いずれアートとサイエンスの分野も溶け合って境界がなくなり、大きな"知"という一つの学問になるのではないかと思うほど、色々な事が結びついている。 でも駆け出しの私は論文一本読むのも超奮闘。時間がない 本当に一日が30時間欲しい。
作者: CURIOUS MONKEY
更新日:2008年10月11日 23時6分
銀行口座…
海外で銀行の口座を開くのは簡単じゃない、と聞いていたけど大学生ならそうでもないだろーと思ってました。 確かに大学の籍があればないよりは早い。でもある意味簡単でもない。 とりあえず大学の寮に入るのを断った場合、大学IDの登録が済むまで銀行に行かない方がいいです。そうじゃなくても口座が開けるところもある、らしいけど、本当に出来るかどうかは疑わしい。 まず大学の寮に入って渡英前に契約も済ませている場合、留学生が寮に着き次第銀行の名前が入った在籍証明書(Certification of student status)を発行してくれます (どこの銀行が便利か地元の知り合いに聞いておこう)。でもプライベートなフラットを借りて実際の契約期間開始前に渡英したり、コース開始直前に住所が決まらないまま渡英する場合ID発行まで大学のデータベースに英国の住所が登録されてない。ID発行は大学、大学院に分けて一斉にやるのでそれ以前は登録を受け付けない 大学によると思うけど。 それで、英国の住所が証明されなければ大抵の銀行は口座を許可しないです。 これは確かにちょっと考えれば分かるんだけど、留学生にとってみればガスや電気、家賃、学費の支払いで何かとコース開始前に英国の銀行口座を持ちたい場合がある。私も渡英前に学費は支払ったし、最初はクレジットカードで生活は賄おうと思ってたけど、現金の引き出しにかかる手数料とかフラットメイトと共同で払うガス・電気料金を考えると、口座を開いた方が何かと便利。 でも結局のところ、登録なしに口座を開くのは難しいです。 家賃は、保証として払う敷金みたいなもの (Deposit) + 最初の4ヶ月分の家賃 (1年間契約の場合) を契約期間開始前に払います。という事は、日本円で数10万相当のお金がいきなり必要になる。この場合は家主に相談します。例えば、デポジットと1ヶ月分 (週何ポンドという決めかたが多いので4週間分) は現金が用意できるけどそれ以上は口座を開くまで待って欲しい。キャッシュカードを使ってもこんな沢山の現金は一度に用意できないし、持ち歩くのも危険だから。という感じで 大学の近くにフラットを持ってる家主は慣れてるので大抵了承してくれます。 ガス、電気の支払いは、1ヶ月か3ヶ月毎が多いのでちょっと猶予がある。 日本円の両替は一部の郵便局か旅行代理店、あと大きい鉄道の駅でできます。でもレートが高い。ポンド200円+αの時期に227円だった…。駅では235円(何故?)。ホテルではやってくれない所が多いです (シェフィールドの場合)。 ここまではよくある話なんだけど、実際に口座を開こうとすると右も左も分からない留学生は大抵大学にヘルプを求める訳です。でも、大学もそれぞれの銀行の規定までは把握してないから英国の住所がなくても簡単に証明書を発行してくれる。それを銀行に持っていっても当然「あんた駄目。無理。」となります。 で、どうなるかというと大学近くの銀行の窓口で留学生が列をなす、でも大抵書類が揃ってなくて、十数分並んだあげくに大学のオフィスと銀行を一日に何往復もする羽目になるんです。はああ…。 口座を開くのは大抵アポイントメントを取って個室でやってもらいます。銀行にとってみれば英国人の学生は一生口座を使ってくれる大事なお客さんだけど、留学生は1〜4年間だけちょっとのお金を置いていってそのまま放置したりするのでそんなにいい客じゃない。 だから英国人は住所の証明がなくてもID(パスポート)だけで口座が開けたりする。でも外国人には簡単にアカウントを許可しない。 まー何が一番困ったかというと同じ銀行、同じ支店の窓口でも担当者によって言う事が違う事。ある日大学に支店があるメジャーな銀行に構内で口座を開きにいったら 「ここでは口座開けないから街の支店に行って」といわれ、その通りにしたら 「大学の証明書に英国の住所が書いてないから駄目」と言われて、オリエンテーションが終わってID登録の後に新しい証明書を持っていったら 「この支店では口座を開けないから駄目」と言われて…. ハア?(°Д°) 後で聞いたらオリエンテーションが済んだら大学構内の支店が留学生の口座開設を請け負う事になっていたらしい…それなら最初に行った窓口でそう言えばいいのに。 しかも地元の人も利用してる街の支店で口座を開けないってあり得ない… (結局違う銀行にした) 。 フラットメイトのフランス人も、ガス料金支払いのために皆で使う口座をそれとは別のこれまたメジャーな銀行に開きにいったら(最低2人のサインが必要)、「最初パスポートだけでいいって言われたのにもう一回窓口に行ったら書類がないと駄目って言われて、書類を全部揃えてもう一回行ったら先に登録してる(英国人の)フラットメイト本人と一緒に来なくちゃ行けなくて、しかも書類はいらないって言われた。」とか、もう訳がわからん。 (この場合、先にサインしてるフラットメイト本人と一緒に、全ての書類を揃えて持っていくのが正解。1,2人目の窓口は口座をシェアする条件を把握してないし、3人目は留学生に必要な書類を知らない) でも「前と言ってる事が違う!」とごねても大抵「うちはこうだから。無理なものは無理。」と謝罪以前にサービス提供をはっきり断られます。クレーマーとは無縁そうな社会…。言葉の壁?文化の違い?…多分両方ある。 私の場合は今週やっと個人の口座を開けました。パスポートと大学からの証明書を持っていって、サービス(クレジット/デビットカードを付けるかどうか等)を選んで、収入の有無とか簡単な質問に答えてあっさり終了。30分くらい 他の支店でも使えるキャッシュカードは来週銀行で受け取ります。 無事に開けたからもういいや、という気分にさせられましたが、先週までは過分にストレスフル。 あ、勿論責任者クラスの人は全てを把握してるし、窓口にも丁寧で親切な人は多いです。でも郵便局ですら対応する人によって言う事が違う。オンラインの集配予約サービスを知らない局員もいたし…。 それに地元の人も親切な人が多いです。でも結構適当。シェフィールドが地方というのもある。ロンドンとかもっと大きい都市ではきっとここより効率的、と思いたい。
作者: CURIOUS MONKEY
更新日:2008年10月5日 1時8分
ロアルド・ダールの世界
相変わらず部屋でネットに繋がらないので新聞を買ってみたら小さな付録がついていて、”How to write journalism”とか”How to write books for children ”とか、その分野のプロがジャーナリズムや子供向けの本の書き方についてコメントを寄せているパンフレットみたいなのでした。普通の新聞にこんな付録を付けるのもナイス!粋だね!と思うんだけど、イギリスの児童文学者といえばロアルド・ダール。
去年映画になったチャーリーとチョコレート工場は小学校のときにも何度か推薦図書になってた位メジャーなんですが、私が小さい頃大好きだったのはこの2冊。
・ いじわる夫婦が死んじゃった! ”The Twits”
・ 魔女がいっぱい “The Witches”
小学校の先生が勧めたのか (勿論日本語) 母親が買って来てくれたのかはよく覚えてないですけど…好きを通り越して余りに変だったので忘れられなかったというか。特にもの凄いのはThe Twits。あるところにミスター&ミセス トウィット (twit = ばか、まぬけというような意味)という意地の悪い夫婦がいまして。彼らは根性がひん曲がっていて容姿も不潔で性格と同じくらい歪んでまして…、しかも日々、互いに相手を陥れてやろうという事ばかり考えておりました。妻の方はそれでも自分のガラスの義眼を夫のビールに仕込んだりスパゲッティにミミズを混ぜたり (!) してストレートな嫌がらせをしてくるんですが、夫の方はもっと陰険というか何というか。例えば妻の使っている杖や椅子の脚先に毎晩、同じ太さの薄ーい木片を張り付けていきます。それは最初は目立たないんですが、何週間もたつと次第に長く伸びてくる。で、ある日妻に言うんです。
”オイ、お前縮んでないか?”
“(妻) ウッソぅー 気のせいじゃない?”
“嘘じゃないぜ、ほら椅子に座っても足が届いてないじゃん。おまえ、恐ろしい縮み病にかかってるぞ。これからどうなるか教えてやろうか? そのうち頭が首にめりこんで、首が胴体にめり込んで、胴体が足にめりこんで靴しか残らなくなっちまうぞ!!!イヒヒヒ”
“(妻)ゾゾゾォ.....ヒイイー! どうしよううう”
となる訳です。児童文学とはいえ邦題も含めて超アナーキーな設定…。しかもラストもアナーキー。余りに懐かしかったんでこっちの本屋で買っちゃいましたよ。小さい頃はこの妻が、夫のスパゲッティにミミズを仕込む。しかもそれを騙して食わせて大笑いする。という展開にもの凄い強烈な印象を受けまして、しばらくレストランでミートソーススパゲッティを注文するのを躊躇したほど ( ´・ω・`)
The witchesの方はもうちょっとマイルドなんですが、今度は恐ろしい魔女の話で、しかも中世じゃなくて今世界中に潜んでいる子供が大っ嫌いな魔女達の話。彼女達は皆獣のかぎ爪を持っているのでそれを隠す為にいつも優雅な婦人用手袋をしていて、頭には一本も毛が生えてないので (この設定もすげ...) カツラをかぶっていて、一週間に一人、子供を誘拐して殺すか動物に変えてしまうんです。両親がそうとは知らずに自分の子供を食べちゃうように!![]()
何と言うか、どちらもこの問答無用な設定といい物語の山場のドキドキハラハラといい、もの凄いパワフルで、魅力的でかわいいロアルド・ダールの世界。(挿絵もグッド!) ”良い事をしないと地獄に堕ちるぞ!”とか”先生や両親の言う事をよく聞きなさい”とかいうありがちな教訓とは無縁なところがまた(・∀・)イイ!! この歳になってまた会えるとは思わんかった。
懐かしい本との再会に ちょっとなごんだのでした〜。![]()
The Twits
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The Twits
著者:Roald Dahl | |
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The Witches
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The Witches
著者:Roald Dahl | |
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作者: CURIOUS MONKEY
更新日:2008年10月2日 4時1分
引っ越し
先週末グラスゴーからシェフィールドに引っ越しました。これまでの人生で初めて引っ越ししたのが今年の3月 しかも職場も同時期に引っ越し。湖西→グラスゴーも入れるとこの1年で4回も引っ越しを体験してしまい…もうお腹いっぱいです。引っ越すたびに何か無くなるし。 ・ イギリス国内宅配便オーダー(郵便局に聞きにいったら紹介してくれた集配サービス PARCELFORCE Worldwide. http://www.parcelforce.com/portal/pw/home Royal Mail Groupの一部だった会社が経営。オンラインで集配の予約可。電話か郵便局に直接持っていってもOK)…段ボールもパッキングテープも郵便局で買えますがすっごく薄くて一回使うともうよれよれ。日本の文房具ってすごいなあ。集配は午後2時に頼んでたのに朝10時に来ました (゚∀゚) 多分地域ごとに担当者が適当に回ってピックアップします。28キロで一番安くて33ポンド。配達の速さ(1-2日)と保険付帯が選べる。 ・ 列車(National express)…英国観光庁のHPからルートの検索と列車の予約が可能。チケットもオンラインで予約可能 早く注文した方が半額以上安いチケットがとれる。年会費無料で○イカとか○ックカメラとかに付いてるクレジットサービスと、大きな額とは別にちょっと分けておいた口座をこういう細かい支払い用に用意しておくといいと思う。 ・ フラット探しと契約…大学のサービスを最大限利用すべし。私の行き先の大学では不動産紹介のオフィスがあったので希望の地域や値段を伝えれば専門のスタッフが家主へのアポイントメントをアレンジしてくれます。4つくらい見に行って、よさそうな所は日にちをおいて更に2回くらい見に行って、実際の契約のときも大学のオフィスに契約書をチェックしてもらいました。大学で配ってるガイドにも、”契約する前に24時間考える時間をおこう!”と書いてありました。部屋探しの為に最低3日くらいはホテルかゲストハウスを確保しておいた方がいいです。 まだ部屋でネットが繋がらないし、大学のID登録は今週末だし、それまで銀行の口座も開けないし。週末街に出ても4時にはほとんど店が閉まるし。( ゚Д゚) 今週はコースの準備に使おうと思ってたのに部屋でラジオ聴くぐらいしかやる事がない私。
作者: CURIOUS MONKEY
更新日:2008年9月27日 3時1分
Pre-sessionalコース終了
先週金曜に準備コース全体の評価が出ました。ほとんどの学生はunconditional offerをゲットする目的でこのコースを受けていたんですが、私は他より遅く8月に開催するスケジュールだったのと、出願先の大学のIELTSのハードルが低くて9月からの本来のコースについていけるか不安だったのでグラスゴーでpre-sessional(準備コース)だけ受けました。評価は全て6.5でトータル6.5。渡英前にはトータル7.0は欲しいなーと思ってたのでガックリ ○| ̄|_... でもリスニングの評価は心許ないし (正直もっと低いと思う)、4週目に出したエッセイは文法のエラーを克服すれば何とかアカデミックレベルに達してるという事だったので、シェフィールドに移ったらin-sessionalコース(本来のコースと並行した英語のクラス)を受けようと思います。うう… どの大学も大体同じだけど、pre-sessionalコースではまず最初にクラス分けテストをして専門分野と英語のレベルで1クラス10人程度に割り振ります。一つのクラスの人数を絞るのは、生徒中心の授業体制をとるため。私がここに来て最初に驚いたのは授業の間、生徒同士で2-3人のグループを作ってお互いに答えを相談させられたこと 高校や大学では授業中喋れなかったから。講師は、授業の間中クラスの全員に向けて質問し、生徒は指される前に自由に答えます。口出し歓迎。とにかく単語でも文章になってなくても、何か喋らないと質問を理解する前に次の話題に移ってしまうので嫌でも口を出さないと授業についていけない。英語はWriting / Reading担当とSpeaking / Listening担当の2人の講師から交代で教わりました。二人とも評価に関するポリシーが全く違って、かたや生徒全員の授業態度やノートを丁寧に見て公平な評価をするし、かたや授業中はまったくメモをとらず生徒の発言で話が脇に逸れても全く気にしないでどんどん脱線していくし でも終わってみるとこの両極端な2人のキャラクターが面白かった。 私のクラスは教育、社会科学、歴史、美術の学生をひとまとめにしていたので授業に使うソースは分野が偏らないように注意深く選んでいて 学生も中東、アジアから6カ国の学生が集まり、終わってみると9月から全員バラバラに離れるのが寂しいくらいクラスメート達と仲良くなりました。日本を含めてどの国の人も独特の発音をするし、スコットランド人はもっと訛ってるし(結局最後まで完全には聴き取れなかった。私のリスニング力のせいなのかスコットランド訛りのせいなのかはよく分からず)、ブリティッシュとかアメリカンとか関係なくどこの英語でも理解して、かつ相手にも理解してもらえる英語を話さないとわざわざ留学生の多いイギリスまで来た意味がないよな、と実感しました。
作者: CURIOUS MONKEY
更新日:2008年9月19日 4時59分