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トップ > > 旅 - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年12月2日 2時)

俺メモ

■MHF(Ver.シーズン4.0)
情報:総合 / 装備の見た目 / 装備スレWiki / ギャラリー / MHSX
装備:採集 / 激運 / 片手剣 / 双剣 / 太刀 / ハンマー / ランス / 弓 / ボウガン

■ニコニコ
現在進行形で視聴している動画達をジャンルごとに整理。
仲間内には、メッセで一緒にコメントしながら観ましょうという魂胆。
詳細は「続き」から。

作者:霧塚 幽

更新日:2010年10月10日 10時10分

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ふさふさ

修造メイデントロイメント
御騰様wwwwwwwww

魂のソフラン
これぞニコニコ伝統、タイトル一本釣りじゃーーーーい!w
このタイトルを目にしてスルーするはニコ厨の恥。全力でクリックせよ!

みのりんにIevan polkka歌わせてみた【とらドラ!】
みのりんの動画多すぎないか!?亜美は、亜美ちゃんのはー!?(つД`)

とらドラ!
新幹線の中の梅干の話カットされてたな。あれむちゃくちゃ面白いのにw

北村のワカメ、亜美がボンキュボンなどお笑い要素満載の別荘編突入。
あ、亜美の最後のボンはお尻じゃないですよ。大河のジェスチャー見ましたか?
あれは「亜美はボンキュのスタイルで、そして・・・」って事ですよw

ボン・・・キュ・・・ボーン!亜美はこの時点で、唯一北村の本音・・・本当に好きな人を見抜いています。
ここらへんが亜美の特徴。他人を見る目は抜きん出ている。
でも自分に関しては一番盲目だったりします。でも、今の段階では自分が
そうであることすら気付いていない。まだ誰にも完全に心開いてないしね。
原作ではようやくそこまで辿り着いた。辿り着いて発した声に対する“結果”はまだだが。
そう考えると、かなり長い間苦しんでいたんだなぁ。やっぱ亜美が一番だわ・・・w

滑り込みセーフ!幽霊のくだりはアホでも分かるくらいに重要なフラグ。
幽霊が見えないとかどういう意味なのか、そもそも幽霊とは何の隠喩なのか。
よほど鈍い人じゃない限り分かりますよね。鋭い人ならみのりんは、
「見えない」んじゃなくて「見ようとしていない」のではないかと思う筈。
それは何故なんでしょうかねぇ。竜児はみのりんに幽霊見せる事が出来るのかな。

地獄少女 三鼎
久しぶりにオメガ級の後味の悪さだったな・・・。
簡単に言えば「人を呪わば穴二つ」を地で行く話だった。

昔から空気と呼ばれていた少女(以下、和人形とすw)は、
高校生になって“ゴンさん”(でもこれは和人形の妄想で、
本当はそんなもんいない。占いも単なる偶然)というこっくりさんに出会って、
空気から皆に頼りにされ、ちゃんと見てくれる存在へと昇華した。

夜になると髪が伸びる・・・うん、ありがちな話だね。俺はここから「どんどん占いが当たる→
最初は便りにされていたが次第に気味悪がられる→ついに占いで死人が出る→
周りが距離を置く→周りが今度は自分が殺されるのではないかと疑心暗鬼に→
先手を打つ形で和人形を地獄に流す→ちーん」となると思っていたが、
話がその斜め上を行っていた。

今までは偶然で当たっていた占いも、「人を殺してくれ」という依頼はダメだった。
そりゃそうだよな、「人が死ぬ偶然」なんてそうそう起こる様なもんじゃないw
当たらなくなった和人形は「また空気に戻ってしまう」と危惧。
ついには地獄少女に頼んで、その対象を流してしまう。
・・・が、「ストーカーだから流して」と依頼されたその大学生は、
ただの隣人で見た目がキモいから頼んでみただけ、らしかった。
つまり和人形は何の罪も無い人を流してしまったわけだ。
これはもはや無差別殺人だよな・・・。

殺人依頼をしてきたびっち空気だった和人形は、当たらない詐欺占いと殺人というトッピングをつけて、
再び空気に戻ってしまう。しかも死ぬと自分も地獄へ行くというおまけつき。
踏んだり蹴ったりとはこの事だな。でも、ただキモいから流された大学生を
思うと・・・キモいだけで流されるって、俺もやべぇじゃねぇか!w

和人形は自滅だけど、可哀想っちゃー可哀想だな。
自分を表現できるものがこっくりさんじゃなくてもっと違うものだったら・・・。
自分を表現出来ることや、そのツールって掛け替えの無いものだのぅ。

歪な感情から人を憎むには自らをも差し出さなければならない。
ならば、そんな事をする暇があればもっと自分を磨いたり、
前を見たり、もっと違うことに力を入れたほうがいいですよって事かねー。

作者:霧塚 幽

更新日:2008年12月2日 23時51分

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電撃文庫・11月の感想4

■渡瀬 草一郎×碧 風羽『輪環の魔導師④ ハイヤードの竜使い』  ★★★☆☆
輪環の魔導師④ ハイヤードの竜使い魔族の前で【還流の輪環】の力を解放し、ついに戦う覚悟を決めたセロ。
しかしラダーナ達には出し抜かれ、イリアード姫を連れ去られてしまう。
姫君を救うために旅への同行を申し出た騎士・ヴィオレを仲間に加え、
一行はルナスティアの待つ王都へと向かう。ところがその道中に立ち寄った街で、
魔族同士が争う奇妙な光景を目撃。魔導具を求め、魔族と敵対する謎の青年。
そしてその場所で再会した、セロのよく知る人物とは――?

何か4巻は女同士の壮絶な争いがクローズアップされた巻だったのw
危ない危ない言われていたフィノが本当に危なくなってきた。
セロが足蹴にされただけで純度100%の殺意を抱くんだぞ?ふざけてセロに
「かんちょー♪」とかしたらその場で八つ裂きにされるよな、絶対w
「もう少しでお父様を・・・」のシーンは鳥肌たったわ。もう少しで何なんだよ!w

そろそろヤンデレや純愛過ぎる純愛とかって言葉では片付けられなくなってきたぞw
どう考えてもそれだけでは説明がつかない。もし本当にそれだけだったら、
今の渡瀬先生は【ハイヤードの傀儡】で別人になっている可能性が高いw
フィノの狂気は性格抜きで考えると、盲目を治す為にファンダールが与えた
【オルタフの種】の作用らしいが、そもそも何でファンダールが【オルタフの種】を
使ったのかという単純な疑問がある。盲目だったからってのはあまりにも薄い。
やっぱり彼はフィノの中に何かを視て、封印的な処置を施したのでは・・・。

アルイカンはセロの女難の相を指摘したけど、よく考えたらフィノ達の争いの
とばっちりって毎回アルカインに降って来てるんだよな。シズクにもフィノの
ヤンデレ分が感染し始めているし、女難の相が出ているのはアルカインだろw

新たにPTに加入したヴィオレいいですね。
まだまだ遠い父と師の背中、それを必死に追いかけようとしている泥臭さが。
人生の師の戒めは本当に必要な時になって思い知らされるもの。
ヴィオレはその連続で後悔と罪の意識を抱えて、騎士としての未熟さを知った。
こうして前に進めなくなった彼女を救ったのはまた父と師の言葉だった。
姫を、大切な親友を救う。一度は魔族となって失ったヴィオレの大切なものへの道は、
まだ完全には潰えてない。師から受け継いだ魔導具が活路を開くと信じています!

大切なものを永遠に失う。これが魔族化する代償。
辛い現実から逃げたい、忘れたい。そんな思いを利用されて魔族になってしまう
人もいるからな、「魔族=悪」とは言えなくなってきたのが何とも。
そう考えるとやはりセロの【還流の輪環】は凄いな。
人と魔族、一方通行であったその理を破壊してしまうのだから。

今回、例の3人の過去が一部判明し何を失ったかが見えてきた。
特にクリムドが意外と“人間”であった事に驚いた。
彼は魔族化する前は商人で、弟がいたらしい。
これでセロに対する違和感に得心がいったな、彼はセロと弟を重ねていたんだ。

また商人だった事を表すエピソードとして、アネットの家を襲った時の
「お前の店だろ!ここは!商売人なら少しは躊躇えよ!」があった。
自分の家が燃えるというのに、セロ達を護ろうとするアネットに向けた台詞だが、
「そもそもお前が襲ってきたんだろw」と笑みを零さずに入られなかったw
クリムドは年齢的にも、過去の内容からして人間に戻るフラグが立ちつつあるかな?
更に商人としてセロご一行のPTに加わったら、それこそ大笑いするしかないw

セロの薬師としての師匠がまさかあんな若いおねいさんだったとは。
フィノ、ティアネスに加えアネットも参戦となるんかな。
まぁアネットの場合は可愛い愛弟子レベルだと思うんだけど。
アネットの存在は姦しさアップより、【還流の輪環】を魔族に知られて、
もう戻れない道へと突き進むことを決意したセロに、再び帰るべき場所が
与えられたという意味の方が強そうだ。フィノはそれを良しとはしなさそうだがw

最後セロやフィノが攫われたのが、フィノ魔族化の布石に思えて仕方が無い。
増大した魔力で魔導具使いまくり!「セロとアタシの恋路の邪魔をするやつは
消えてもらう!」、【千変万化の記録】でセロの記憶をいいように改竄・・・。
ほらほらほらー!何か魔族化した方がしっくりくるよー!怖いよー!w

魔族化したフィノを救うには【還流の輪環】を使うしかない訳だが、
そうなると今度はフィノの目が見えなくなる可能性が。
その間で揺れ動くセロとかありそうだなぁ・・・。

孤高の新キャラ、メルルーシパ。工房の魔導具を魔族に奪われその濡れ衣を着せられた青年。
工房・・・奪われた・・・職人・・・『ロマサガ3』のノーラを思い出してしまったぜw
戦力としてはアルカインに匹敵するくらい強いから、正式加入が待たれるところだ。
浅からぬ因縁があるらしいルナスティア撃破までのゲストキャラっぽいけどね。

【ハイヤードの傀儡】の欠陥って何なんだろうな。
どうやらそれはルナスティアの秘密にも直結しているようだ。
冒頭のヒントめいた文には「後から分かった致命的な欠陥」とあった。
後から・・・使用した後、致命的な欠陥・・・使用すると、
取り返しのつかない事が起こる・・・だよな?

これだけでは何ともいえなかったんだけど、最後、ルナスティアとメルルーシパが
対峙する場面でルナスティアが彼を“兄”と言った。それに対しメルルーシパは
「その顔で笑うな」と答えた。“妹”であるハズの人間に対して「その顔で」・・・。
・・・若しかして【ハイヤードの傀儡】は使用者自身が傀儡になってしまうとか?
実の妹であるルナスティアはもうこの世にはいなく(=またはどこかで眠っている)、
目の前のルナスティアは本人を騙る人形なんじゃなかろうか。
クローンが自我を持って当人と入れ替わってしまうってのはよく聞く話だ。

ところで、今回名前だけ初登場となった北天将のルーファスなんだけど、
1巻でハルムバックがセロを殺そうとする時に「ゼルトナートの孫で、
ルーファスの息子である・・・」つってるけど、これって同一人物か?
若しそうだとしたら北天将ルーファスはセロの親父って事になるんだが・・・。
北天将ってことは魔族であり、セロは【還流の輪環】を持っている訳で・・・。

大所帯のPTはクローガ、ヒューゲルが抜け、ホークアイが別行動。
そして主人公とヒロインが誘拐されてしまうというとんでもない状態に。
ながぐつをはいたまじゅつし(れべる37)、とうほうのまじゅつし(れべる25)だけと
実に寂しいPTになってしまった。シズクは内心ほくそ笑んでいるかもしれんけどw
アルカインは力を消費して弱っているというのに、シズクとたった2人で救えるのか。
いいところで終わっているのに、このまま年越しとかひどくないですか!?w

作者:霧塚 幽

更新日:2008年11月30日 19時40分

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漫画・11月の感想3

■藤原 ヒロ『会長はメイド様!⑤』  ★★★☆☆
会長はメイド様!⑤美咲がバンドマンと・・・合コン!?
さくらが大ファンだという彼らは、何だか凄く個性的で・・・!?
一方、メイド・ラテに買収の危機が!ビルごと買い取り、
執事喫茶を開くと話を持ちかけてきた真木 奏の後ろには、
美咲と因縁浅からぬ五十嵐 虎がいた。お店消滅の危機に、
美咲は真木が主催するフットマンオーディションに参加し、
店を想う真剣な気持ちを伝えようとするのだが・・・!?

今回の表紙ネタには同意せざるを得ない。みさきちの作った(と断定せざるを得ない。
でもみさきち料理すげー下手なんだよな・・・w)クッキーを独り占めなんて!w
男にとっちゃあ好きな子が作ったモンは、世界遺産より大事だと言わざるを得ない!w

色々あって(とゆーか騙されて)合コンする事になった美咲。
ファンをメジャーへの糧、そして欲望を満たす“餌”としか見ていないバンドマン。
彼等を正体を知らず羨望の眼差しで見つめるさくらの手前、我慢していた美咲だったが、
遂に美咲に漢山が大噴火。「優しさ」の意味を履き違えているバンドマンらに一喝。
それでこそ俺達の兄貴・みさきちだ。納得いかない事をそのままんしいてはおけないという
これまでのみさきちのスタンスが確認出来たと共に、これまで独りだった美咲に、
いつの間にか親友と呼べる人が大勢出来ていた事を認識する話だったな。
暴走気味のさくら、それに呆れつつも付き合う美咲、
2人のストッパー的な役割を担うしずこ。うむ、いい関係だ。

美咲の巫女姿(巫女DAYというイベントらしい)で始まったメイド・ラテ最大のピンチ。
ラテが入っているビルを丸ごと買い上げ、流行りの執事喫茶にしてしまうという
ものだったが、美咲は「なぜここなのか」と疑問を持つ。直後現れた
五十嵐によって全てを理解。五十嵐は権力、金を傘に美咲への復讐を果たそうとしていた。
自分のせいでと責める美咲は、メイド喫茶という店とそこで働く人が持つ誇り、
そしてここがみんなの居場所だと叫ぶ。何故山を登るのかに、そこに山があるからだと
答えるのが心情の美咲の姿は何度見ても良いの。時々見せる“弱さ”とのギャップがまたw
で、そこに颯爽と現れる騎士・碓氷。今巻はそんな美咲の弱さの根源と、
碓氷が騎士である理由が垣間見せるものとなっていた。

1人暮らしの碓氷の家は超高級マンション。「流石は“碓氷”」という五十嵐の言もあって、
どうやら碓氷はいいとこの次男坊の様な気がする。高みへ登る兄の存在からして、
家のごたごたで1人出てきた・・・と言ったところだろうか。

そんな碓氷が、フットマンオーディションで頑張りすぎて倒れてしまう。
お見舞いに来た美咲は、彼の住むマンションを見て改めて碓氷について何も知らない、
いつも碓氷に助けてもらっている事を想う。これを機に、彼との距離を自ら縮めようとする
美咲だが、自分の事は何も話したがらない、なのに美咲の事を知りたがる。
変な事に執着するくせに、自分の事には全く執着しない・・・そんなあべこべの碓氷を見て、
戸惑う美咲。同時に、彼の“弱さ”が見えない事で、自分の“弱さ”を始めて認識した。
少し癪ではあるが、自分は今まで碓氷に助けられてきた・・・それは分かっていた。
が、それによって“会長”である美咲と、“メイド”である美咲、
加えて鮎沢 美咲自身という存在を保って来れた事に気付いたんだよな。

碓氷が傍にいると言う意味がどういうことなのか、
そしてそれによるこの「嬉しい」と感じる気持ちは何なのだ。
ふむ、遂に美咲が碓氷を意識する時が来たようだ。メイドという立場にありながら、
今までは護られる姫と護る騎士だった2人の関係が逆転するかも・・・?
碓氷は美咲にとっての最大の“山”だった。彼を超えることが、
美咲が本当に美咲であり続けられる事になる。碓氷の正体がずっとぼかされているのも、
この“山”を意識させる為だったんだろうか。

だが少し不安要素がある。美咲が今の様になった原因は男・・・父親にある。
今回の描写を見てみると、若しかして碓氷が父親の関係者かもという点だ。
碓氷は五十嵐の様な同族で、そんな同族の横暴が許せないと感じ美咲を助けていた?
助けられていた奴が、実は自分をこうした元凶・・・ありうる展開だよなぁ。
仮にそうだとすると、今後、美咲の碓氷に対する気持ちが変わる。
今までならそれはそれで看過出来たのかもしれないけど、
今回美咲は碓氷へ抱く感情の一端の正体に気付いてしまった。
そうなると彼への気持ちが揺れ動く中で碓氷を信じれるか・・・。
“強さ”と“弱さ”、白黒がはっきりしているみさきちもいいけど、
そんな女の子らしい(?)みさきちも見てみたいっちゃー見てみたいけど・・・w
いや、まぁ仮の話だからな。碓氷は「ただ単にからかってると
面白いからちょっかいだしてた。え?俺がイイトコのお坊ちゃん?
ただの平民ですが?美咲のパパ?誰それ?w」なんて展開の方が自然だと思うけどw

女装好き、うるうるチワワ属性が板についてきた幸村は、
女性嫌いで寡黙な叶を新たなパートナー(?)に迎え、
いよいよ物語のマスコットキャラ化が加速しだした。
彼のお陰でコミックスの面白コーナーも出来たし、
そろそろ幸村が男性にときめいてしまう話をd(ry

それにしてもみさきちは放っておくと人類を破滅させかねないな。
巫女にはじまって、可愛すぎる私服、変装執事、スク水、愛妻エプロン・・・
これ全部無意識でやってんだぜ?誰にどう思われるとかお構いなしだぜ?
危なすぎるだろ。彼女の迂闊な行動によって男性が死滅する可能性がある。
意識して「・・・どうだ?これ、可愛いか・・・?」みたいな事言われたら、
それはそれで死滅するんですけどね!どっちに転んでもリーサルウェポンなみさきち。
こりゃあ檻にでも入れて、監視しないと。みさきちと檻ってやたら似合う気がするしw
バナナみたいなアクセントつけたら立派な・・・おっと、誰か来たみたいだ・・・。

作者:霧塚 幽

更新日:2008年11月29日 22時6分

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漫画・11月の感想2

■かがみ ふみを『まちまち②』  ★★★☆☆
まちまち②背が高いというコンプレックスを抱く少女・高木 史子。
背が低いというコンプレックスを抱く少年・古賀 勇大。
そんな凸凹な幼馴染の甘酸っぱい恋愛を描いた漫画の最終巻です。

試験対策(という名目で!w)の為に、数年ぶりに勇大の家を訪れた史子。
変わってない部屋に、見た目、心ん中、相手に対する想い・・・色んな意味で
変わった2人という対比が良かったですね。勇大が感じた気恥ずかしさは、
普段当たり前の様に使っている自分の部屋が、1人、好きな人がいるというだけで、
一変する事への驚きと、嬉しさだったんでしょうな。そしてそれが口にせずとも、
史子に伝わる。言葉を必要としないその関係には、最早何人たりとも間に入る余地は
ありませぬ。思えば、こういう関係になった当初より、2人の間に言葉は少なかった。
相手が今何を想い、何を伝えたがっているのか分かっていたからな。
だからこそ暴走して誤解を生んでしまうこともあったけど・・・全く、
最初からそこまでの仲なのに、君達は何をちんたらちんたらしているのかね!?w

一方、2人が変わっていく中で彼等をとりまく史子の親友達も変わりつつあった。
一番顕著なのは無二の親友の小雪だろうなぁ。彼女は背が小さく、童顔で・・・。
でも、全くそんな事を気にしていない、男勝りな性格を持つ女の子。
史子と完全に対照的な小雪は今まで、踏み出すことを怖がっていた史子の背中を支える
親代わりでもあった。しかし、史子が小雪とおそろいのシャーペンを、勇大とおそろいの
それに変えた時、彼女は今が“子離れ”の時期である事を悟ったんだよな。

あるよなぁ、風景や校庭の大きな木、文房具や服など長年使っていた物言わぬモノに
よって自分が今人生の岐路にあり、新しく方向を見定めないといけない瞬間ってのが。
使い古したある物を見て「ああ、これを買ってもう~年も経つのか。
そろそろ動き出さないとなぁ」みたいな事、誰しも思った事あるよな。
小雪は今、正にその状態になった訳よ。彼氏を作った事が無かった小雪は、
無意識のうちに新しい出会いを求めるようになる。そして彼女が出会った人は・・・。
これはスピンオフで読みたい気がする。小雪がその人に抱いている気持ちが、
これからどのように変化するのか凄く気になる。他人が見ても分かる通り、
彼女とその人の間には絶対的に超えられない大きな壁があるんだよ。
でも小雪ならその小さい体でも乗り越えそうな・・・ああ、気になるわw

試験対策の件でほっぺにちゅーまで言った2人。分かれる際、今まで普通に
「また今度」を交わしていた2人だが、ここにきてその言葉の薄っぺらさに気付く。
「また今度」を「また今度」で返さない大切さと、それ以外の答えを言う勇気に
なかなか辿り着けない2人。このシーンは後頭部を殴られるような衝撃を味わった。
確かに「また今度」とは何とも意味の無い言葉だ。それが知人同士ならまだいいが、
史子と勇大のような始まったばかりの関係であるならば・・・。
「また今度」以外の答えと、“その先”への恐怖と期待が交錯するこの回好きだわ。

小雪や、元生徒会長の先輩など仲間の力を借りて、「また今度」以外の答えを
遂に言う事に成功した2人に遺されたハードルはあれへの勇気のみ。
が、お互いを想うあまり焦りと誤解の連鎖で、史子はとっさに嘘をついてしまう。
あれを拒絶されたと思った勇大は意気消沈。2人とも同じ気持ちで、同じ場所にいるのに
なんでこうもすれ違うかな、と青春を爆発させずにはいられませんでしたw

まぁ幼馴染と最初から近しい場所にいたからこそ、失敗を怖がってしまうのかもな。
何かがきっかけで全てが終わってしまったとしても、相手とは明日も会うし、
幼馴染だしで2人の物理的距離は隣同士のままだ。なのに心の距離は
誰よりも遠くなってしまう。確かにこれは辛い、特に女の子の方はね。
故に慎重にならざるを得ない、しかも2人とも正反対のコンプレックスを抱えている。
でも!でも!相手の気持ちをそれだけ分かっているならあとはもう突き進むしかねぇ!w

すれ違えば違うほど、互いの気持ちが1つになったときの喜びは嬉しいもの。
今まで散々すれ違い、その度に道を修正し、コンプレックスを背負いながら進んできた2人の
ゴールはいかにも2人らしいものでした。無論、ゴールと言ってもそこはコンプレックスを
下ろすことができる地点にしか過ぎず、2人の関係はこれから深まっていくのですが。

1巻から通して人によっては、本当にどうでもいい事に必死になっている奴らだなと
感じた人は多いと思います。俺も身長で悩んだことの無い人種ですし・・・。
でも、そんなどうでもいい事に一生懸命になれる人って素晴らしいのだなと
思えるのがこの漫画でした。どうでもいい事をどうでもいいままにしてしまう自分が
恥ずかしくさえ思います。全てを読み終わったら、2巻の表紙裏(値段書いてるとこね)を
10秒間眺めてみて下さい。更に1巻と2巻の表紙を見比べてみて下さい。
言葉に出来ない何かが得られるはずですよ、ふふふw

キスのシーン、2人の誤解によってすれ違いが加速していくシーン、
夜ベッドの上で今日の行動を反省し相手を想うシーン、そしてあれへ挑戦するシーン。
各所で見受けられる2人の“戦い”のシーンのコマ割りは秀逸だと感じました。
漫画と言う静止画にもかかわらず、2人の1つ1つの表情を逃す事無く描写している。
1秒後のその人の心理が手に取るように分かります。嬉しい顔、不安な顔、
何かに期待している顔、覚悟を決めた顔。人間とはたった1秒でここまで
気持ちが乱高下するものなのかと驚かされます。同時に2人の刹那の“戦い”に
エールを送らずにはいられなくなります。読み手もまた1秒ごとに気持ちが揺れ動きました。
女の子なら史子の、男の子なら勇大の表情を見て、心の中で激しく同意し、
声が出ない涙を流した事でしょう。やっぱこれは誰しもが通る道なのだのぅw

この漫画は大笑いする事も、大泣きする事もありません。
たまーに、ニヤリングゲージが振り切れたり、小雪たんはぁはぁとなるだけですw
でも、心がここまでほっこりする漫画はそうそうないと思います。
漫画に感謝する漫画、それがこの『まちまち』だと思います。

作者:霧塚 幽

更新日:2008年11月26日 23時14分

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