犬情報
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トップ > 甲斐犬 > 甲斐犬 - 人気ブログ(Blog)検索結果詳細 (2008年12月2日 2時)
薬を飲む犬
このところ朝夕に加えてもう一回凛の散歩に出かけています。いま飲ませているステロイド剤の副作用で食欲が増し、水も多量に飲むため、そのぶんトイレの回数が増えているからです。 しばらく前におなかから後ろ足にかけていくつか発疹ができ、まぁそのうち治るでしょとのんびり構えていたら、あれよあれよという間に赤くなり、本人(犬)も気になるらしく患部を舐めるので炎症がひどくなってしまいました。動物病院で診てもらったら「濃皮症」とのこと。凛のように「毎日お山を駆けまわっている子にはできやすい皮膚炎」(獣医さん談)でした。 処方してもらった抗生剤とステロイド剤を毎日飲ませていますが、病院で説明されたとおり、ほんとうによく水を飲みます。いま17kgの凛は、いつもはだいたい700cc前後なのですが、薬を飲みはじめてからはほぼ倍量になりました。おかげでおとといなどは一日に四回も散歩に! 通常の朝夕の散歩以外は20~30分の短い外出ではあるけれど、それでも仕事を持っている身にはなかなかきついものがあり……。(ああ、締め切り前じゃなくてよかった) 凛は「トイレ(=散歩に行きたい)」を教えます。ウンチのときは「ぴぃぴぃ」と鳴いてベランダ際や玄関に行くのですぐに気づくのですが、今回のようにオシッコのときは、どうやらぎりぎりまで我慢しているようです。それに気づいてからは、早め早めに外に連れだすことにしました。 そんなこんなで未訳原書の開拓作業はペースダウン。薬が終わるまであと1週間、なんとか乗りきろう。 《暗い時間の散歩時に着せる服の一枚。こんな薄い黄色でも、いくらか周囲から見えやすくなります》
作者: 片山奈緒美
更新日:2008年11月27日 8時2分
止める犬
例年に比べるといくらか余裕のある毎日。 というか、去年までが信じられないほど忙しかったのであります。その点、今年はテニススクールも休まずに通えているし、あいかわらず毎日時間に追われてはいるものの、なんとか人間らしい生活を保っています。 それが気のゆるみになっているのか、ここ1カ月近くは週末になると風邪をひいてダウンしていました。熱はそれほど高くないけれど、やけに喉が痛くて咳が出る――そんな風邪をひいている人、いません? 木曜の夜くらいからケホケホと咳がはじまり、週末にかけてゲホゲホ、ゴホゴホと激しくなってきます。やがてゴッホンゴッホンと頭に響く咳をするようになると、その音に驚いた凛が隣の部屋からすっ飛んできて、わたしの足もとでこちらを見あげます。そして、何もコマンドを出していないのに、お手、おかわり、お座り、伏せ……とありとあらゆる芸をするのです。 このころには胸が苦しくなっていて、つい拳で胸骨のあたりをとんとんと叩くのですが、凛はわたしが自分に「痛い」ことをしていると思うのか、必死に飛びついて、前脚で拳を胸から遠ざけ、叩くのをやめさせようとします。まるで「痛いことはやめて!」と訴えるかのように。 飼い主ばかと笑ってやってください。犬を飼っている人は多少の差はあれど、この手の思いこみが激しいのです。こんな思いこみをできる瞬間がたまらなくて犬を飼っているのかもしれません。だからテレビや本で似たような思いこみに遭遇すると、「そうそう、うちの子も同じ!」とまるで同志を見つけたかのように喜びます。 先日、某所で行われたアンケートでこの1年の翻訳ノンフィクション本ベスト3の投票をしました。3冊のうち2冊が犬関連の本。自分でも偏っているなとは思うのですが、仕事以外で読むノンフィクションは犬がらみの本が多いのでしかたがありません。このところちょっとさぼっていますが、おいおいお薦めの犬本をご紹介しようと思います。 《ドッグランにて》
作者: 片山奈緒美
更新日:2008年11月20日 10時5分
冬バージョンの犬
今朝のニュースを観ていたら、わたしの故郷は雪景色。根雪にはまだ間があるはずですが、すっかり真冬の風景になっていました。 日が短くなりました。朝、凛の散歩のため家を出るときはまだ薄暗く、夕方の散歩から帰るときには真っ暗。懐中電灯が欠かせませんし、凛の首輪やお散歩バッグにも点滅するミニライトをぶら下げます。 さらに、最近は凛に白っぽい服を着せて少しでも目立たせています。べつにコートを着せるわけではなく、白地の多いTシャツやランニングなのですが、これが凛の冬服。足もとを照らすだけではなく、光や色でこちらの存在をアピールして不要なトラブルを避けます。視界が悪い冬の散歩は夏以上に緊張の連続なのです。 ▼朝の散歩でノーリードの犬に追いかけられ、お疲れのお嬢さま。(お願いですから呼び戻しのきかない子を放し飼いにしないでください!) 玄関先の寄せ植えも秋冬バージョンにしました。コニファーとガーデンシクラメン2株にアメジストセージと初雪カズラを添えてみました。この写真は2週間くらい前に撮ったものですが、いまはシクラメンの花がかなり増えています。 今秋は昨年より時間的余裕があったので、仕事のあいまに狭い庭のあちこちにユリやフリージアなどの球根も植えてみました。早くも芽が出てきたものもあり、この先が楽しみです。 いまはゲラ待ちしながら、未訳原書を開拓中。来月の出版業界の忘年会までに2冊くらいシノプシスをまとめられるといいのですが。 先日お会いした編集者さんともお話したのですけれど、これだけ本が売れない状況でも、おもしろい本を見つける努力を惜しんではいけないとつくづく感じます。本をつくる作業はたいへんですが、作品を通じて会ったこともない読者に伝えられるメッセージがあります。おもしろければ、必ず誰かに読んでもらえる。その人がまた買ってくれて、また読み、誰かに勧めてくれる。そう信じて、日々いい本を探しています。
作者: 片山奈緒美
更新日:2008年11月9日 13時47分
犬の本:『CREA due dog』
数年ぶりに『CREA due dog』を買いました。凛がわが家に来てからはじめてです。
犬を飼えないマンションに住んでいて、家族曰く「ペット《レス》症候群」だったころはよく買っていたのですが。当時のわたしは犬の本やポストカードを買い集めたり、ご近所の犬を眺めるのが楽しみな犬オタクでした。
そういえば凛がわが家の一員になってから《ポチたま》もあまり観なくなりました。シーズンによっては放送時間が散歩の時間と重なるせいもありますが、凛とお友だちのワンコたちがなかよく遊んでいるのを見るだけで「満腹」になるのかもしれません。
今回の『CREA due dog』には甲斐犬も登場します。天然記念物の日本犬を紹介する企画の1ページに写真と簡単な説明文が載っていて、それだけのために買ったようなものです。
表紙を飾るのは、今年ソフトバンクのCMでお茶の間の人気をかっさらった北海道犬カイくん。
じつは凛の散歩中、何度か「カイくんに似てる~!」と指をさされたことがあります。(うっそぉ。共通点は立ち耳・短毛だけじゃないの。そもそも毛色が違う~!――と叫びたかった!)
企画のなかに人気犬種の年譜のページがありました。やはりCMの力は偉大です。記憶の新しいところではフレンチブルやチワワなどが引っ張りだこに。コリーやセント・バーナードの時代もありました。わたしが子どものころから大型犬が好きだったのも、テレビの影響が大きいですね。ラッシーやヨーゼフに出会ったときは、とても嬉しかったのを覚えています。
カイくん人気でちょっと心配なのが北海道犬が流行すること。北海道犬は寒冷地で育てられてきた、たっぷり運動させなければならない犬です。飼いきれずに飼育放棄する飼い主さんがあとをたたなかったというハスキーの二の舞にならないことを祈っています。
作者: 片山奈緒美
更新日:2008年10月25日 23時57分
昼寝する犬
楽しかった休暇も終わり、再び日常へ。 いまは次に出る訳書のゲラと格闘しつつ、年末恒例のミステリ・ベストテン投票に向けて今年の新刊ミステリを読みまくっています。毎年のことながら、夏休みの宿題に追われる小学生の気分。 その合間を縫って、買いこんである未訳原書を片っ端から斜め読み中です。数十ページ読んで「おおっ、これはおもしろいかも!」と思った本は最初に戻って簡単なメモを取りながら読み直し。この地味な作業を根気よく続けていると、たまに「この本、出してもらえませんか?」と編集者にアピールできる作品に出会います。 近ごろはミステリ、家庭や女性をテーマにした小説、犬関係の読みものなどを漁っていますが、何せ時間が足りない。読みたい本は山のようにあるけれど、一冊ずつ読了していたのでは先に進まない。というわけで冒頭数十ページを読んで「ピピッ」と来なかった本はお蔵入りになってしまうのです。 そんな飼い主の葛藤をつゆほども知らないお嬢さまは、自宅に戻ってからも元気いっぱい。きょうも午後4時にはパソコンデスクの下にやってきて、マズルをわたしの膝に乗せながらこちらを見あげ、散歩を催促しました。日中はだいたいおとなしく昼寝をしているか、ベランダから外を行き交う人(&犬)を眺めているお嬢さまは、なぜか散歩の時間にはしゃきっとします。べつにいつも同じ時間に散歩をしているわけではないのに、なぜ催促するのは4時ごろなんだろう? ▼いつもの公園で木の枝をがじがじするお嬢さま。そんな必死になって噛まなくても…… ▼散歩途中の空き地で。 ▼わが家ではまだ日々草が咲いています。 ▼玄関先の千日紅。名前のとおり花期が長い。 ▼お昼寝中のお嬢さま。カーテンの向こうにある背中とお尻に日があたり、温泉につかったまま寝ちゃったような平和な顔。
作者: 片山奈緒美
更新日:2008年10月16日 11時46分
旅する犬
とりそびれていた「夏休み」。今年は10月にはいってからようやく休みをとり、富士五湖近くの貸別荘に数日滞在しました。一歩外に出るとパチッとスイッチがはいり活動的になる凛ですが、室内ではひたすらおとなしく聞きわけがいい。吠えたり、走りまわったり、家具を噛んだりといった困ったちゃんなことはしないので、飼い主もゆっくりくつろげました。 今回の休みのテーマは「富士山を愛でる」。自宅から日帰りできる距離ですから、数えきれないほど富士山を見ているけれど、より近くであの美しい稜線を堪能したい――残念ながら滞在中は雲の多い空模様ですっきりとは見えなかったのですが、いろんな角度から富士山を眺めて楽しみました。北海道の上川盆地出身で大雪連邦を見て育ったせいか、視界に山がある暮らしは落ちつくんですよね、わたし。 ドライヴ大好きなお嬢さまは車に乗るたびにテンションアップ! 窓の外を眺めながら気にいったものを見つけると尻尾を振り、車をどこかの駐車場に止めようものなら降りる気満々。早く降りたいとぴいぴい鳴いてアピールしていました。 ▼西湖で。かつては箱根芦ノ湖のさざ波にすら怯えていたお嬢さまが西湖に足を踏みいれた! まさか水嫌い克服した? ▼本栖湖のコスモス。 ▼朝霧高原「ミルクランド」にて。カメラが苦手なお嬢さまの写真を撮るのは難しい。何度も失敗しながら、ようやく「富士山と凛」を撮影。 ▼平日だったのでドッグランも貸し切り! みごとな走りっぷりだったけれど、潜在能力の6~7割ってところかな。凛が本気を出すとドッグレースにスカウトしたくなるような走りを見せてくれます。 ▼遊び疲れて休憩中。 毎日たっぷり歩き、ドッグランでも走ったせいか、夜は早めに夢の世界へ。凛にとっても楽しい休みだったようです。
作者: 片山奈緒美
更新日:2008年10月14日 2時20分
3歳になりました
9月19日(金)は凛の3歳の誕生日でした。 ▲そんなめでたい日だとはつゆ知らず、朝からダレダレのお嬢さま。お~い、朝のお散歩だよぉ~。飼い主が起きているというのに、そんなことでいいのかぁ~? あいにくこの日は朝からときどき小雨がぱらつく空模様。せっかくいつもの公園に行ったのに、仲良しのおともだちに会えず、ラジオ体操をしにくる大好きなオジサンたちもかなり少ない。 ▼つまらなそうに、でも、かすかに期待している人待ち顔のお嬢さま。 ▼やっぱりお目当ての人にも犬にも会えなかったので、そのかわり(なんのかわりだ!?)おやつくださいとおねだりするお嬢さま。 そして夕方の部。やっぱり公園には誰もいない。いえ、ウォーキングしている人や、散歩中のワンコは少しだけいたのですが、お嬢さまの興味の対象外だったらしく…… ▼「誰もいない!」 ▼「つまんない!」がしがし坂をのぼっていくお嬢さま。 ▼「つまんない! つまんない! 手持ちぶさた!!」 ▼「ねえ、誰かいませんか?」 ▼「誰かいませんか~?」 ▼「誰かいませんかったら!」 ようやくお嬢さまのボーイフレンド、フラットコーテッド・レトリーバーのヴェスタくんご登場。お嬢さまのややフライング気味(?)の立ち会いからがっぷり四つに組む。いつのまにか相撲がレスリングに。お嬢さまは必殺腹見せの術でヴェスタくんを油断させておき、すぐさま矢のような飛びつきでひるませる。ヴェスタくん、タジタジ。 ▼でも仲良しなふたり。二匹同時にテールつきの豪華ジャーキーに群がるが、ヴェスタくんが騎士道精神を発揮してお嬢さまに先を譲ってくれるのでけんかにならない。 ▼遊び疲れで再びダレダレなお嬢さま。このあとビッグ・サプライズが待っていることに気づいていない。 ▼じゃじゃ~ん。ビッグ・サプライズ登場! 「かぼちゃと豆乳のケーキ」だそうです。 ▼ごちそうを前に「待て」をさせられるお嬢さま。鼻をひくひくさせ、じっと苦行に耐えています。 ▼「よし」(「待て」コマンドの解除)と言ったのに、食べようとせず。「これ、ひとりで全部食べてもいいの?」とでも思ったのか、不安そうなお嬢さま。 このあともう一度「よし」と言うと、ようやくトップのクリームをぺろぺろなめはじめ、数分かけて完食。食べ終わったらおかわりはないかとテーブルの上を目で探していました。 春先から外耳炎で通院したり、ステンレス・アレルギーらしき症状が出たりもしましたが、おおむね元気に過ごせた1年でした。幼犬のころと比べるとかなりおちついてきたものの、まだまだお転婆で遊び好きなお嬢さまは元気いっぱいです。歳の近いお友だちのなかには取っ組み合いの遊びを「卒業」してオトナになってしまった子も多く、もっかの悩みはお嬢さまの大好きな相撲&レスリング混合遊びをしてくれる相手がぐっと減ったこと――そろそろお嬢さまより若い友だちを開拓しなければならないかも。 また一年、元気にたくさん遊ぼうね、凛。
作者: 片山奈緒美
更新日:2008年9月24日 14時45分
犬の本:『スプライト』
拙訳最新刊。動物保護シェルターからミックスの成犬「スプライト」を引き取った家庭の実話です。
愛してやまない先住犬ペプシとのあいだで揺れる心、いざスプライト(犬のネーミングがユニーク!)を引き取ってみたら、心配は杞憂に終わり2匹が一家に笑いと悦びをもたらしてくれたこと、けれども幸せは思っていたほど長くは続かず、スプライトの体には重い病が隠れていたこと――犬を飼っている人は一度ならず経験する悦びと悲しみが凝縮された一冊です。
じつはこの本の翻訳を依頼される前に原書"Rescuing Sprite"を入手済みで、わたしの仕事部屋の持ちこみ候補本コーナーに並べていました。読んでみていい本だったら、どこかの出版社に企画書を持っていこうと思っていたのです。ぐうぜんにもそんな本の翻訳をまだおつきあいのなかった版元さんから依頼され、なんだか不思議な縁を感じています。
犬の高齢化がすすんでいるといいます。さまざまな病気をかかえている犬と暮らす飼い主たちは、この本の著者と同じ決断をする日がやってくるかもしれません。スプライトの命の灯火が細く小さくなるにつれ、ほんとうに泣きながら訳した本です。ぜひひとりでも多くのかたに読んでいただきたいです。
作者: 片山奈緒美
更新日:2008年9月5日 7時5分
犬の本:Dog Heroes of September 11th: A Tribute to Americas Search and Rescue Dogs
このところ凛のことしか書いていなかったので、たまには犬関連の本の紹介など。
タイトルが示すとおり、9.11の現場で探索や救助にあたった犬たちについて書いてあります。甲斐犬のなかには救助犬として活躍している犬もいるので、わたしは以前からこうした仕事をしている犬たちに興味がありました。で、ぐうぜんネット書店で見つけたのがこの本です。きょう現在、Amazon.comでは33の読者コメントがつき、星5つ評価になっています。
ドッグ・ジャーナリストの著者があの悲惨な現場に出動した300チームほどの探索・救助犬チームについて調べ、そのうち65チームの犬とハンドラーにインタビューしました。テロ当日のようすや探索・救助犬たちの現状について短くまとめたほかは、一冊のほとんどを65チームの写真付きで、それぞれの目で見た、肌で感じた9.11を伝えています。
ワールド・トレード・センター(WTC)とペンタゴン、そしてWTCの残骸が流れていった対岸の埋め立て地。テロという巨大な暴力がもたらした高温と危険なガス、鋭利な金属やコンクリートに覆われた瓦礫の山に全感覚を向ける彼ら。非常時に働くのが使命とはいえ、あまりに過酷な現場に命を落とした犬たちもいました。人間と同じように、戦争トラウマとでもいったらいいのでしょうか、PTSD状態になった犬たちもいました。
あの日からもうすぐ丸7年。チームのほとんどはレトリーバーやシェパードなど大型犬だったようですから、すでに探索・救助の一線を退いたり、天に召された犬たちも多いことでしょう。人間より低い目線の彼らが体験した9.11の惨状は地面に近いぶんだけ凄まじく、65通りの体験を綴っても筆舌つくしがたいものでした。
使役犬に興味のあるかたにはぜひ読んでいただきたいのですが、残念ながら邦訳は見あたらず。
作者: 片山奈緒美
更新日:2008年8月26日 8時10分
拒絶する犬
毎日白い朝顔が数輪ずつ咲いています。「緑のカーテン」になるほど伸びなかったけれど、毎朝凛の散歩で玄関ドアを開けるとき、「今朝はいくつ咲いているかな」と楽しみ。種をとれたら、来年も撒いてみよう。 この週末、いつものようにいつもの公園に朝の散歩にいきました。いつもだったらまるで相撲かプロレスのように取っ組み合って遊ぶボーダーコリーのはなちゃんや、秋田犬のももちゃんに誘われると、なぜか凛がガウガウ吠える。そばにいるだけならかまわないけれど、遊ぶのは絶対イヤという態度があからさまなのです。 わたしは凛が遊びを拒絶する理由がさっぱりわからず、ワンコたちの「凛ちゃん、どーして怒ってるの?」ときいているような表情に寂しい気分になって帰宅しました。 そのあと、凛ははどうしたわけか一日中家ではほとんど何も食べず、やたらと後追いしてきて、いつも以上に甘ったれていました。そして、深夜になって嘔吐。ああ、体調が悪かったのね。だから、はなちゃんたちに遊ぼうって誘われたとき、吠えて拒絶したのね……そう思うと、とても不憫になりました。(もう少しやんわりとした断りかたをしてくれるとよかったけど) 飼い主は自分の犬のことをわかっているようで、じつはたいしてわかっていないものですね。今回は嘔吐するまで凛の体調不良に気づきませんでした。家でドッグフードを食べないのも、いつもの気まぐれかと思っていたくらいで。はなちゃん、ももちゃん、ガウガウしてごめんね。また凛と遊んでやってください。 秋田犬のももちゃんと。なぜかこの2匹はこんなふうによく同じポーズでたたずんでいます。端にうつっているのはトイプードルのルイくん。ずっと凛のことを怖がっていましたが、最近、そばに来てくれるようになりました。
作者: 片山奈緒美
更新日:2008年8月27日 1時26分