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BEST HIT USA 2008[2008/12/2]
一番早い放送である火曜日夜のBS朝日の放送において、「TIME MACHINE」のコーナーの情報を中心に、ON AIR曲情報をオマケのようにして記しておきます。
OPの時間の無駄遣いのPVは2006年のライヴで、THE ROLLING STONESの『Jumpin' Jack Flash』、CMを挟んでOPは「ゲストです」ということで、BECCAがスタジオに登場し、インタヴューと『I'm ALIVE!』のON AIR、「COUNTDOWN USA」のTOP 40の20位から11位までの発表と続きました。
CMを挟んでの「STAR OF THE WEEK」はTHE SCRIPTの3人がスタジオに登場し、いつものように進み、ON AIR曲は『The Man Who Can't Be Moved』でした。そして「C/D USA」の続き(10位から4位)の発表と続きました。
CMを挟み、「大いなる伝説」があってから「TIME MACHINE」のコーナーへ。今回は12/2ということで、以下の5件が紹介されました。
1967年:THE MONKEESの4枚目のアルバム「PISCES, AQUARIUS, CAPRICORN & JONES LTD.」が全米1位を獲得。予約注文だけで100万枚を突破した。(このアルバムは5週連続1位を獲得し、1968年のBillboard年間アルバム・チャートでは52位にランクインしている)、1968年:SLY & THE FAMILY STONEのシングル『Everyday People』が発売になる。後に4週連続1位の大ヒットとなる。(1969年のBillboard年間シングル・チャートでは5位にランクインしている。)、1983年:MTVがMICHAEL JACKSONの『Thriller』のVCを初放映した、1986年:EURYTHMICSのアニー・レノックスが、イギリス・バーミンガムでのライヴで『Missionary Man』を歌っている時、服を脱ぎ始めてブラまで取ってしまった、1994年:2 PACがニューヨークのタイムズ・スクエアーのレコーディング終了後、スタジオから出てきた所を何者かに発砲される。(命に別状はなかった。)
12/2が誕生日のアーティストとして紹介されたのは以下の2人でした。NELLY FURTADO(1978年生まれ)、BRITNEY SPEARS(1981年生まれ)。尚、筆者のデータベースには、SYLVIA SYMS(1917年生まれ)、WYNTON KELLY(1931年生まれ)、DIONYSIS SAVVOPOULOS(1944年生まれ)、NICHOLAS DINGLEY(1960年生まれ)、RICK SAVAGE(1960年生まれ)、CHRISTOPHER WOLSTENHOLME(1978年生まれ)、という人たちも12/2生まれです。
今回は、12/5に公開となるTHE ROLLING STONESの映画(「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・アウト」)があるということで、その映画についてのSTONESの記者会見の様子、そして2006年のライヴで『(I Can't Get No) Satisfaction』がON AIRされたが、たっぷりと、しかもフルのON AIR(6分弱)ということになりました。
「C/D USA」のTOP 3の発表を挟んで、ラストのリクエストは1983年のNAKED EYESの『Always Something There To Remind Me』でした。'80's前半にはこの曲のようなシンセサイザーを多用した曲というのがブームになり、後に「エレポップ」と言われる'80'sサウンドが確立した時期のヒット曲でもありましたね。で、直ぐに分かるという親しみやすい典型的な'80'sらしい曲でもある。それにしても、'80'sサウンドって、分かりやすく、明るく、楽しいものですね、本当に。
今回は、変なチャートの紹介もなく、「TIME MACHINE」のコーナーの後の曲もたっぷりとかけてくれるし、リクエストコーナーは'80'sの曲ということで、「大いなる伝説」のコーナーが無ければ90点だったが、80点という点数の内容で、こういう回は実に久しぶりでした。が、次回はこの反動で赤点になりそうな予感が...
次回は、EPGの番組情報によると、「ゲスト」はキャロル・キング、ゾース・ダンシングデイズ。内容説明は、人間国宝的存在のキャロル・キングがゲストに!ビリー・ジョエル来日公演最新映像やカーペンターズの貴重映像も!とあります。
Shine a Light: Original Soundtrack
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Universal Japan
- 発売日: 2008/04/01
- メディア: CD
Shine a Light: Original Soundtrack
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Interscope
- 発売日: 2008/04/01
- メディア: CD
ザ・ローリング・ストーンズ×マーティン・スコセッシ「シャイン・ア・ライト」O.S.T.
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M)
- 発売日: 2008/04/09
- メディア: CD
Always Something There to Remind Me
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Unidisc Records
- 発売日: 1993/12/23
- メディア: CD
オススメ・スポンサーサイト: サウンド | シングル | データベース | アルバム | 誕生日 | 映画
作者:MEICHIKU
更新日:2008年12月3日 0時15分
GEORGE MICHAEL & QUEEN『FIVE LIVE』(MAXI)
表題のアルバム(マキシシングル)は1993年にリリースされたライヴ収録のミニ・アルバムである。この当時のG. MICHAELは版権問題の裁判中ということで、彼の曲を歌うことが出来ない時期であったが、カヴァー曲を歌うことで、新たな一面を見せることになった。(何が幸いするのか分からないものですね。)ここに収録されているQUEENの曲と『Calling You』でボーカリストとして高い評価を受けることになったGEORGEです。
収録曲は以下の全6曲である。『Somebody To Love』『Killer』『Papa Was A Rolling Stone』『These Are The Days Of Our Lives』『Calling You』『Dear Friends』。
どの曲も、余りにも有名な曲であるので、特に説明する必要もないことでしょう。特に、『Somebody To Love』と『These Are The Days Of Our Lives』はQUEENのフレディの追悼コンサート(1992年4月20日)の時のものであり、GEORGEのボーカルが優れていたことから、一時期、GEORGEがフレディの後任としてQUEENに加入するという噂が出たほど、高く評価された。
お薦め曲は、『Somebody To Love』と『Calling You』をピックアップしておくが、前者は言うまでもなく、QUEENのあの名曲であり、後者はじっくりと聴かせてくれるスローなバラード・ナンバーであり、動と静を功みに歌い分けていて、シンガーとしてのGEORGEのレベルの高さを感じさせてくれる。
尚、『These Are The Days Of Our Lives』はLISA STANSFIELDとのデュエットであり、彼女の名前も本アルバムでは「GEORGE MICHAEL & QUEEN with LISA STANSFIELD」ということで、名前が入っている。が、QUEENの曲の出来が余りにも良いこともあって、LISAの名前は省略するのが一般的になっている。(ということで、今回は、アルバム・タイトルの所ではLISAの名前は省略させて貰いました。)
QUEENのファンの方にもお薦めしたいミニ・アルバム(マキシシングル)である。
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作者:MEICHIKU
更新日:2008年12月3日 0時0分
「EYE OF THE NEEDLE」
表題の作品は1981年のイギリス映画「針の眼」である。ノルマンディー上陸作戦という事実を背景にして、ヒトラーの命を受けた"針"と呼ばれる腕利きのドイツ・スパイの行動を描いたアクション・サスペンス映画である。尚、R・マーカンド監督は本作が認められたことで「スター・ウォーズ ジェダイの復讐」(現在では「ジェダイの帰還」と放題が改められましたね。)の監督に抜擢されることになったのも有名な話である。
作品データを記しておくと、時間は112分、原作はケン・フォレット、監督はリチャード・マーカンド、脚本はスタンリー・マン、撮影はアラン・ヒューム、音楽はミクロス・ローザである。そして出演は、ドナルド・サザーランド、ケイト・ネリガン、イアン・バネン、クリストファー・カザノフ、フィリップ・マーティン・ブラウン、ビル・ナイ、たちである。
第二次大戦末期、ドイツ軍は、連合軍の上陸地点がノルマンディなのか、カレーなのかを探っていたスパイがイギリスにいた。1940年のロンドンでは、鉄道操車係のヘンリー・フェイバーが下宿屋のおかみをナイフで刺殺していて、それとほぼ同じ頃、デイビッドとルーシーの新婚カップルは新婚旅行の途中で自動車事故により、デイビッドは両足を失ってしまう。それから4年後、ドイツ軍の攻撃で妻を失った中世史研究家・パーシー・ゴドリマンは、敵のスパイを探り出す任務についていた。フェイバーはドイツ情報部員から、ヒトラーが連合軍の上陸地点はノルマンディーなのかカレーなのかを探らせていることを知り、その情報部員を殺した。それは、フェイバーはヒトラーが頼る"針"とよばれる凄腕のスパイであったためだった。フェイバーは、早速動き出し、連合軍はカレー上陸を偽装してノルマンディ上陸をするということを掴み、ヒトラーの元に戻ろうとする。が、彼の乗った船は嵐で転覆し、ある島の一軒家に辿り着く。その家はデイビッドとルーシー夫妻の家だった。2人の間には愛は無くなっていて、男の来訪を喜んだルーシーは、フェイバーの正体を知らないまま関係を持った。が、デイビッドはフェイバーの挙動に不審なものを感じていて、フェイバーを問い詰めようとするが、殺されてしまう。デイビッドの遺体が発見されると、ルーシーもフェイバーの正体に気づいた。フェイバーも正体を知られたら黙っていることは出来ず、ルーシーを追いつめていくが...
ノルマンディ上陸作戦については、映画にもなっていて、史実を描いたものや、本作のようにそれに絡めた物語というように、色んなものがあるが、スパイと絡めた本作の展開はなかなか面白いものである。とくに、スパイ映画に求められるアクションと、スリリングなサスペンスの両方が備わっていて、どちらもしっかりとしているので、たっぷりと楽しむことが出来る。アクション作品がお好きな方にも、サスペンスがお好きな方の両者にもお勧めできる作品である。ただ、ノルマンディ上陸作戦については、一応ながら、少し頭に入れておいてから見た方が良いでしょうね...
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作者:MEICHIKU
更新日:2008年12月2日 18時0分
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「無頼」(その3)
今回は、シリーズ第1作のタイトルと混乱してしまうタイトルが付けられたシリーズ第2作についてです。(やはり、第1作と第2作のタイトルが混乱しないように、今回もこの1本のみとします。)それにしても、第1作が「「無頼」より 大幹部」、第2作が「大幹部 無頼」って、どうしてこんなにもややこしいタイトルを付けたのでしょうかね?(が、「続」とか「新」とかを安易に使わなかったということだけは評価したいところですけどね...)尚、本作はシリーズ最高傑作として評価される作品でもある。
シリーズ第2作「大幹部 無頼」(1968年)
作品データを記しておくと、1968年の日活作品で、時間は97分である。原作は藤田五郎、監督は小沢啓一、脚本は池上金男と久保田圭司の2人、撮影は高村倉太郎、美術は木村威夫と川原資三の2人、音楽は伊部晴美である。そして出演は、渡哲也、松原智恵子、田中邦衛、松尾嘉代、岡崎二朗、内田良平、太田雅子、深江章喜、真屋順子、山内明、芦川いづみ、二谷英明、吉田武史、藤岡重慶、山田禅二、江角英明、河上喜史郎、若原初子、久遠利三、英原穣二、木島一郎、田畑善彦、岩手征四郎、たちである。尚、太田雅子とは、後の梶芽衣子である。
やくざだった藤川五郎は、過去を全て清算するために、雪子や夢子のいる弘前にやって来る。その途中、土地のやくざの牧野たちから嫌がらせを受けていた旅廻りの一座を救う。久しぶりに雪子と会った五〓。雪子は病身の夢子をかばって働いており、五郎は荷役人として新たな人生をスタートさせる。が、五〓は牧野に見つけられると、稲武組に連れて行かれ、そこでかつての仲間の木内と再会する。木内は五郎の腕を見込んで木内組に誘うも、それを断る五郎だった。しかし、夢子の病状が悪化し、入院費に困った五郎は、横浜の木内組に草鞋を脱ぎ、金を得ると雪子に送った。五〓は木内組と対立している和泉組とのいざこざの中で、弘前で救った旅廻りの一座の菊絵と再会する。彼女は、五〓を兄貴分・上野の仇として五〓を狙っている根本の情婦に落ちぶれていた。五〓とは旧知の間柄である和泉組の代貸・浅見がその場を救ったが、五〓はやくざの世界から足を洗うことは出来なかった。そうしていると、病状が悪化した夢子は亡くなり、雪子が五〓の元にやってくる。そんな折り、浅見の指揮する和泉組が木内組に殴り込みをかけた。和泉組の親分が殺されることで決着したが、木内のきたないやり方に憤慨していた五郎は、ついに一人で木内と対決する。が、一人では叶う相手ではなく、負傷する五〓。それを菊絵が助けた。和泉組の残党として木内組からターゲットにされていた浅見が木内組によって殺されたと知った五〓は、雪子を故郷に帰すと、木内と決着を付けようとして乗り込んでいったが...
本作は小沢啓一監督の監督デビュー作である。巧みな演出で、前作で築かれた世界観をより深いものにして、本シリーズの方向性がはっきりと確立した。このこともあって、小沢監督は、本シリーズの第4作~第6作の監督も務めることになる。
本シリーズを語る上では、欠かすことの出来ない作品であり、見ておきたい作品である。
↓DVD化されていません。ビデオです。
オススメ・スポンサーサイト: 横浜 | 岩手 | 音楽 | やり方 | 土地 | 上野 | 美術 | 梶芽衣子 | 撮影 | 弘前
作者:MEICHIKU
更新日:2008年12月2日 12時0分
GIGLIOLA CINQUETTI『I SUCCESSI』
表題のアルバムは2001年にリリースされたベスト盤の1つである。イタリアのシンガーである彼女のアルバムは、オリジナル・アルバムの方はなかなか日本には入ってくることがなく、本国イタリアをはじめ、欧州各国で出回っているベスト盤の方がやたらと入ってくるのだが、それでも聴くことが出来るのはありがたい所である。イタリアの音楽が、もっと聴くことが出来るようになれば良いんですけどね...
収録曲は以下の全10曲である。『Chiamalo Amore』『Alle Porte del Sole』『Non Ho l'Eta'』『Rosa Nera』『Dio Come Ti Amo』『Boheme』『Quelli Della Mia Eta'』『Pioggia』『Giovane Vecchio Cuore』『E Ti Vengo A Cercare』。
ここに収録されている曲は、彼女の歌ということでは'70'sを中心にしたものであるので、懐かしの曲を集めたベスト盤と思ってしまうが、そうではなく、新に録音したものである。つまり、発表当時のものではなく、最近(それでも2001年リリースなので、10年弱が経過していますが...)のものである。ということで、円熟味のある歌声を聞かせてくれている。
お薦め曲は、『Chiamalo Amore』『Non Ho l'Eta'』『Rosa Nera』『Boheme』『Pioggia』『E Ti Vengo A Cercare』という所話ピックアップしておくが、これらはかつてのバージョンとしての選曲ではなく、本アルバムの新録音の曲から選んでいる。ただ、ベスト盤とするには、もう少し曲数が欲しい所でもありますが...
お馴染みの曲が、新に録音されたと言うことで、発表当時の若さや初々しさはここにはないが、キャリアを重ねてきたことからくるうま味、円熟した味わいが加わり、お馴染みの曲がリフレッシュされたように感じられる。(ある意味では、名曲のセルフカバーといっても良いですね。)
ということで、彼女の曲を聴いたことがある方には、新たな一面を堪能出来るので、聴いておくことをお勧めするベスト盤である。また、彼女の曲を聴いたことが無い方でも、お馴染みの曲なので取っつきやすいものである。入門者用とは違うが、彼女を知るには良いかもしれませんよ。
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作者:MEICHIKU
更新日:2008年12月2日 0時0分
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「LES ENFANTS DU PARADIS」
表題の作品は1945年のフランス映画「天井桟敷の人々」である。フランス映画史に残る歴史的古典の名作として知られている作品である。2部構成の物語となっていて、製作に3年3ヶ月という時間を費やして完成した作品でもある。フランス映画・ファンであれば、見ていて当然という作品である。
作品データを記しておくと、時間は190分、白黒作品である。監督はマルセル・カルネ、脚本はジャック・プレヴェール、撮影はロジェ・ユベールとマルク・フォサールの2人、音楽はモーリス・ティリエとジョセフ・コズマの2人である。そして出演は、アルレッティ、ジャン・ルイ・バロー、マリア・カザレス、マルセル・エラン、ピエール・ブラッスール、ルイ・サルー、ジャヌ・マルカン、シモーヌ・シニョレ、ジャン・カルメ、たちである。
第1部:「犯罪大通り」。1840年代のパリ・タンプル大通り。そこは「犯罪大通り」と言われている所である。そこで裸芸を売りものにしている女芸人・ギャランスがパントマイム役者のバティストと知り合い、彼は彼女に心を奪われる。が、ギャランスには言い寄る男が大勢いて、無頼漢のラスネール、俳優のルメートルもギャランスに恋心を持っていた。また、パティストの出ている芝居小屋・フュナンピュール座の座長の娘・ナタリーはバティストに恋焦がれていた。やがてギャランスもフュナンピュール座に出演するようになるが、モントレ-伯爵が彼女を見て恋い焦がれることになり...
第2部「白い男」。第1部から5年後の物語。バティストはナタリーと結婚して、子供が一人いた。一方、ギャランスはモントレー伯爵と結婚していた。しかし、バティストははギャランスのことが忘れられないでいた。そんな中、今や人気俳優になったルメートルのはからいによって、バティストはギャランスと劇場のバルコニーで再会し、一夜を共に過ごした。一方、ラスネールは劇場で伯爵に侮辱されたことから、伯爵を襲って殺した。翌朝、バティストの前にナタリーが子供を連れて現れた。その姿を見たギャランスは、バティストのことを忘れてきっぱりと別れる決心をした。そしてカーニバルで賑わっている街の中へ去っていく。が、バティストはギャランスを追って...
2部構成で、トータルすると3時間を超える大作であるが、2本の作品というつもりで見ることによって、時間的な問題は克服できる。第1部は次々と登場人物が出てきて、それぞれのキャラクターが色々と絡む所が面白く、第2部になだれ込むという感じとなる。第2部はそういう登場人物が更に色々と見せてくれるということで、こちらも物語に一気に引き寄せられる。そのため、気がついた時には物語が終わっていたということになって、時間を感じさせない。こういうところは「歴史的名作」として語り継がれているだけのことはある作品である。
簡単に言うと、4人の男女のメロドラマである。が、本作が製作された時期は、第二次大戦の真っ直中である。そんな時期に、こんな凄い作品を、しかも3年という時間をかけて、よくも製作できたものだと感心してしまう。(しかも、凡作では無くて大傑作です。)フランスは映画発祥国であり、リュミエール兄弟によって映画が発明されたが、そういう誇りも感じられる。
映画にも色んな(ジャンルの)作品があるが、本作は見ておかないと「映画ファン」と名乗ることは出来ない傑作である。必ず見ることにしましょう!
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作者:MEICHIKU
更新日:2008年12月1日 18時0分
堀江美都子『歌のあゆみ3 ~スター誕生!!』
今回は、第7巻までリリースされたシリーズの第3弾のBOXで、内容は「2」の続きである。ここには1976年から1978年の曲が全61曲収録されているが、やはりその中心となるのは「キャンディ・キャンディ」となるでしょう。また、「ボルテスV」をはじめとする超メジャーな曲が次々と登場するというのも嬉しい所である。その一方で、ちょっと変わった曲も何曲か収録されているという所が、ミッチの奥深さでもある。
DISC 1の収録曲は以下の全22曲である。『哀愁のスキャット』『別れをつげて旅に出る』『くだものやさいへんちくりん』『猫目小僧』『みろよ!この目を』『斗え忍者キャプター』『大空のキャプター』『ひよ子でしゅら』『てんとう虫のマーチ』『南の島のハメハメハ大王』『さとうきび畑』『美山の子守唄』『ぐるぐるメダマンおばけだぞ』『みんなあつまれ!メダマンおどり』『たたかいの野に花束を』『進めキャプターマシン』『命のかぎり』『それ行け忍術』『キャプター小唄』『かわいいジーナ』『たたかえ!ガ・キーン』『猛と舞のうた』。
DISC 2の収録曲は以下の全20曲である。『キャンディ・キャンディ』『あしたがすき』『リトル・ルルとちっちゃい仲間』『わたしはルル』『冬の日の子守唄』『いっしょに小石を拾いませんか』『こころの旅』『おさんぽ』『とんでったバナナ』『つめたくされても』『夢ならさめないで』『キャンディワルツ』『がんばれキャンディ』『あこがれのひと』『仲よしクリン』『想い出のうた』『われらの命ソロン号』『あしたへアタック』『バレーボールが好き』『日本列島どっこいしょ』。
DIS 3の収録曲は以下の全19曲である。『9×9のうた』『ボルテスVの歌』『ぼくのプルー』『イワンの仔馬』『仔馬のひとりごと』『なかまっていいな』『美しい今日』『会うのは明日』『バースデイの唄』『心の童話』『リサの願い』『野球狂の詩』『勇気のテーマ』『ちいさな思い』『魔女っ子チックル』『チックルチーコのチャチャチャ』『イッチとエッチ』『一球さん』『花しぐれ』。
注目曲は、『哀愁のスキャット』『さとうきび畑』『美山の子守唄』『日本列島どっこいしょ』『バースデイの唄』『野球狂の詩』『花しぐれ』といったところであり、アニソン・シンガーの範疇に収まらない様々な曲を歌っていて、流石はミッチだという所である。特に『花しぐれ』は、現在ではシングルにその曲のカラオケ・バージョンが収録されるのが当たり前になっているが、1番は歌っていて2番がカラオケとなっていて歌っていないだけに、なかなか面白い所である。(「君こそスターだ!」の企画アルバムのために歌った曲である。)
特に、DISC 2は「キャンディ・キャンディ」が中心になっているが、シングルが100万枚を越える大ヒットになっただけに、これはこれでよろしいかと...
尚、次の第4巻のサブタイトルが「輝けるアニメの女王」となっているが、本アルバムに収録されている曲を発表した頃には既に「女王」とも呼ばれていたということを記しておく。当時はまだティーンだったが、歌の上手さだけでなく、貫禄、存在感、全てが「女王」の名前に恥じない秀作ばかりである。
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作者:MEICHIKU
更新日:2008年12月1日 12時0分
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ケータイ刑事銭形泪12話[裏ネタ編]PART 2
月初めの最初の記事は「ケータイ刑事」関係としていることから、月曜と火曜の1本目の記事内容を入れ替えることにして、今月も「ケータイ刑事」関係が月の最初を飾ります。
今回の「銭形泪[裏ネタ編]」は1st.13話の「助けて、五代さん! ~銭形泪冤罪事件」の2回目となります。今回はこの物語で初登場した秘密結社・海王星団ということから、「海王星」について、その海王星団の首謀者・荒畑任五郎の名前の元ネタである「古畑任三郎」について、そして12話の裏ネタ編PART 1で一度記している「秘密結社」についての続編を記すことにします。
尚、約2年8ヶ月前のBS-iのこの物語の再放送時に記した記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「海王星」:2006年に、太陽系の惑星に着いての定義が修正され、8個となったが、これによって太陽系で最も外周部に位置する惑星となった。(この物語が製作された時(2004年)には、冥王星も惑星とされていたので、外から2番目の惑星であった。)
英語では「Neptune」と呼ばれていて、この名前はローマ神話の海神ネプトゥヌスにちなんでいる。
19世紀、天王星の発見の後、天王星の位置の観測地と計算値との違いから、イギリスのジョン・C・アダムズやフランスのユルバン・ルヴェリエたちが計算によってこの星の位置を推測し、この結果に基づいて、ドイツのヨハン・ガレが1846年に発見した。(この3人が海王星の発見者ということになっている。)大洋からの平均距離は約45億km、(地球と太陽が約1.5億kmだから、その30倍となる。)公転周期は165.2年、赤道面での直径は約5万km(地球の4倍弱)、質量は地球の約17倍、自転周期は約16時間、現時点では13個の衛星が発見されている。メタンが大量に存在していることから、赤色光を吸収するため、緑色に見える。
太陽からの距離が遠いため、地表温度は低く、絶対温度で50゜前後(-220゜C前後)という極寒の惑星である。
1989年に惑星探査機ボイジャー2号が再接近し、その時に新たなことが色々と分かった。地球からははっきりと確認できなかった環が2本あること、当時は2個しか発見されていなかった衛星が6個発見されたこと(その後、更に5個の衛星が発見されている。)、メタンの上昇で生じたと見られる白い雲の存在が確認され、気象現象が起きていると分析された。
海王星で最も有名なのは「風」である。最大風速は時速2000kmにも達していて、太陽系の中では最も速度の速い風である。
現時点では、1989年のボイジャー2号しか接近していないため、今後、更に新たなことが判明していくことが予想される。
「古畑任三郎」:1994年、1996年、1999年にTVシリーズとして放送されたフジテレビの刑事ドラマである。それ以外にもスペシャルとして何度か放送されている。主人公は田村正和が演じた古畑任三郎であり、階級は警部補である。(「銭形雷」の時の岡野さんと同じで、銭形姉妹よりは下ということになる。)犯人が誰なのかということではなく、犯人をどうやって追いつめていくのか、ということに主眼が置かれていて、「刑事コロンボ」を意識している。また、刑事ドラマであるが、「犯人は誰?」がメインになっていない所、登場人物の名前の付け方などは「ケータイ刑事」も同じであり、遊び心に満ちた作品ということも出来る。
尚、高村さんでお馴染みの草刈正雄さんが第2シーズンの第3話にゲスト出演している。また、第1シーズンのみ、番組タイトルは「警部補 古畑任三郎」となっている。
「秘密結社」:それに参加した人がその団体の一員になっていることを隠しておかなければならないとか、その団体の存在を隠しておかなければならないような団体のことであり、歴史を紐解くと、アメリカのKKKやフリーメンスイェール大学の「スカル・アンド・ボーンズ」等が有名である。また、世界史を紐解いていくと、いくつかの秘密結社が存在していて、中には現在も残っているものもある。ドイツの「ゲルマン騎士団」、「オデッサ」、「薔薇十字団」、イギリスの「地獄の火クラブ」、イタリアの「カルボナリ」、ケニアの「マウマウ団」等がある、ということを前回(「泪・12話[裏ネタ編]PART 1」)で記した通りである。
今回は、日本における「秘密結社」について記しておく。現在、日本では憲法によって結社の自由が保障されているので、基本的には「秘密結社」はあり得ない。(全て公に出来るということである。)そのため、ある特定の同じ趣味を持つ人たちが、同人サークルとして「秘密結社」を結成しても、それは名称の点では「秘密結社」であっても、法的には「秘密結社」とはならない。
「秘密結社」が存在するとしたら、その団体の一員であることを隠しておかなければならない人たち(例えば、公務員のように、法的に結社の自由の制限を受けている人など)が所属している結社が、部分的に「秘密結社」ということになる。(その組織・結社は法的な制限が無く認められるので「秘密結社」には該当しない。)
日本国憲法が成立する前(大日本帝国憲法の時代)では、憲法では結社の自由が認められていたが、治安維持法によって結社を禁止することができたため、社会主義や共産主義の結社は全て禁止された。そのため、そういう結社は全て秘密結社にならざるを得なかった。その代表例としたら、共産党が該当することになる。
また、外国の秘密結社の日本支部というもの一部では存在している。(フリーメンスの日本支部が存在している。)
海の王ポセイドーン―天王星・海王星・冥王星の伝説 (太陽・月と惑星の伝説)
- 作者: 瀬川 昌男
- 出版社/メーカー: 小峰書店
- 発売日: 1993/03
- メディア: 単行本
遠い惑星―木星・土星・天王星・海王星・冥王星 (星と星座と宇宙の旅)
- 作者: 瀬川 昌男
- 出版社/メーカー: 小峰書店
- 発売日: 1997/04
- メディア: 大型本
オススメ・スポンサーサイト: フランス | スペシャル | 英語 | ドラマ | イギリス | ケータイ刑事 | 古畑任三郎 | フジテレビ
作者:MEICHIKU
更新日:2008年12月1日 0時0分
篤姫#48
今回の物語は、江戸城明け渡しであるが、それ以上に、家定と斉彬が姿を見せてことがメインとなった終盤の物語でした。前回に再登場した幾島といい、大詰め間近というところで懐かしいキャラクターが再登場するということで、史実よりも人を大事にしている本作はやっぱり違いますね。(そもそも、史実を学ぶのであれば、ドラマではなく、歴史書を読めばいいことだから、本作のような作品こそ「ドラマ」としての存在価値があることになります。)
前半は、江戸に入った官軍との戦を避ける方法についてのやりとりということで、進んで行く。そんな中、幾島が側にいると、天璋院も安心するのか、遂に、西郷の心を動かす秘策を見つけた。(「謎は解けたよ、ワトソンくん」)で、それを勝に託した天璋院。それは、斉彬からの手紙だった。
官軍を率いる西郷と、天璋院の使いである勝との対面。あくまでも徳川家を潰すとする西郷に、江戸城明け渡しと徳川家の存続を条件にするも、交渉は決裂しようとしたところで、切り札を投入する勝。天璋院から預かった斉彬の書状を見せると、西郷の心は動き、江戸城攻撃は中止となった。
しかし、江戸城を明け渡さなければならない。勝は滝山に嘘をつかせようとしたが、やはり天璋院の方が一枚上手であって、滝山の嘘を見抜いていた。(流石は銭形愛ですね。「あんたが悪事を隠しても、尻尾とあんよが見えてるよ」)
静寛院(今回も影が薄かったですね...)に対して今後のことを語る天璋院。(役者としては「前世」で、時代としたら「来世」で姉妹となる天璋院・銭形愛と静寛院・銭形舞です。)今回は天璋院が静寛院のことを「娘」と言ったが、静寛院が「母上様」ではなくて「お姉ちゃま」と言いたそうな表情をしていたように見受けられました。
家定の言葉「徳川家を守りたい」ということを果たせなかったと思う天璋院。そんな所に家定様再登場!これはやってくれました。「天の声」としての登場であるが、やっぱりこの人の姿があるのと無いのとでは全然違いますからね。
そして、天璋院は大奥の女たちを集めさせ、江戸城明け渡しを告げた。ここで本寿院がやっぱりコメディ・リリーフの役をしっかりと果たしていました。
尚、今回の物語では、次回への伏線ということで、京に戻った幾島が帯刀の元を訪ね、天璋院の姿を自分の目に焼き付けろ、と言うことで、「次回予告」ということで帯刀が絡んだということで、天璋院、斉彬、幾島、家定、帯刀という物語の前半から中盤過ぎまでを支えたキャラによる宴という感じにまとめたというのも、天璋院を中心とした「ホームドラマ」らしいところでした。
それにしても、普通は史実を大事にするところだが、史実を第一にしないで、この作品を支えてきた人を第一にする所が本作らしい所でした。(が、史実に忠実なドラマなんて、はっきり言って学習教材にしかならず、「ドラマ」としての存在価値は無いので、面白い所です。)
次回は最終回の一つ前の物語ということで、本作の前半では何度かあった於一と尚五郎(あえてこの名前で記します。)の囲碁勝負が実現するようですね。やっぱり史実よりも人を大事にする作品です。そして、その次は最終回となるが、最終回は25分拡大で70分枠での放送です。BS-hiは17:00からの放送となるので、18:00スタートは次回が最後です。(総合、BS-2の最終回は、開始時間はいつもの通りです。)
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作者:MEICHIKU
更新日:2008年11月30日 19時30分
「横溝正史シリーズ ~悪魔が来りて笛を吹く(全5話)」
この作品は、1977年に製作されたTVシリーズ(MBS製作)であり、金田一耕助は古谷一行が演じていた作品である。また、映画の方も、片岡千恵蔵(1954年)と西田敏行(1979年)が金田一耕助を演じた作品が製作されている。(2時間ドラマでも何度か映像化されている。)ということもあってお馴染みの物語である。11月のKBS京都はこの作品の放送でした。
1時間枠の全5話のドラマとして製作されているので、時間的には4時間弱という長尺の作品となっているのだから、事件の謎の方は次回へ、更にその次の回へと引っ張ることも出来、引っ張った謎と新たな謎とが絡んでいって、複雑になっていくということもあって、なかなか見応えのある作品となっていました。(最終回も、いきなり謎の解明ではなくて、確証を得る部分があってから金田一耕助の謎解きとなっている。)2時間ドラマ(本編はせいぜい90分強である)や映画(2時間程度)では描ききれない部分まで描くことが出来ているということで、ミステリーを楽しむにはもってこいという作品である。しかも、本作の犯人は原作とは違う人物になっているので、原作を知らない方は勿論であるが、知っていてもたっぷりと堪能出来る作品である。
ただ、残念なのはキャスティングで、個性的なキャスティングがされているものの、一部のキャラはその持ち味を十分に発揮しておらず、ただ顔見せという感じになってしまったキャラがいたのが残念なところでした。犯人については、原作とは違うことになっているため、原作小説を読んでいても、謎解きを楽しむことが出来るので、楽しめる作品である。ただ、思ったよりもフルートに絡んだ所が少なかったですね。
昭和22年、世間を賑わした天銀堂事件(このモデルは1948年に起きた帝銀事件である。)が起こる。その容疑者として浮かんだのは元子爵の椿英輔だったが、彼は失踪し、やがて信州で遺体が発見される。その娘・美禰子が父の死から半年して金田一耕助の元を訪ねてきた。父の遺書があったことから自殺と判断された椿英輔だったが、最近、母・秋子が町中で父らしい人物を目撃したと言い、父が本当に生きているのかということを調べて欲しいと頼んだ。で、椿邸にやってきた金田一耕助。親族たちが集まっている中で、砂占いが行われるが、その時、この屋敷に居候している元伯爵の玉虫公丸が殺された。そしてそこから次々と連続殺人に発展していった...
キャストは、檀ふみ、江原真二郎、草笛光子、沖雅也、原泉、白石幸子、観世栄夫、長門裕之、岩崎加根子、星正人、加藤嘉、中山麻里、三崎千恵子といった顔ぶれが集っていて、これらが椿家に関係する人物として登場してくる。中でも、原泉と中山麻里は良い味を出していて、本作をよりミステリアスな作品にしているのや大いに貢献している。
また、お馴染みの日和警部は長門勇、等々力警部は早川保が演じていて、出川刑事を演じているのがウルトラセブン・モロボシダンでお馴染みの森次晃嗣であり、なかなか活躍していました。
12月の放送は、全4話の「獄門島」ということになるが、この作品には、「バトルフィーバーJ」で2代目ミス・アメリカを演じた萩奈穂美が出演しているというのが特撮ファンの注目点といったところですかね。(殺されてしまう役でしたけど...)既に30年以上昔の作品ということになっているが、良くできている作品であるだけに、次も楽しみです。尚、全4話をまとめて記すつもりでいるので、4週後に記すことになる予定です。(12/27深夜も放送するKBS京都です。)
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作者:MEICHIKU
更新日:2008年11月30日 17時0分
ゴルゴ13#34
今回の物語は、特殊な中を使った暗殺劇で、如何にして証拠を消すのか、という所を描いた物語でした。また、登場人物の不動産王クランプは、アメリカの不動産王と呼ばれるドナルド・トランプ氏がモデルになっているのはいう間でもなく、クランプ・タワーというものまで出してくるのですからね...
また、普通の凶器ではなく、特殊な素材の凶器ということでは、「銭形愛」の第5話「消えた凶器の謎 ~チューボーですよ殺人事件」で使われた凶器(飴・銃として使われたのではないですが...)を思い出しました。何せ、寸胴の中に入れて溶かして凶器を消してしまうという所が同じ発想である。(今回の原作は最近のものであり、コミックの方も145巻に収録という、新しいものである。)
不動産業を営むジャンセンは、ゴルゴを呼んで不動産王のクランプの殺害を依頼する。それは、10年前に競い合った巨額のプロジェクトで、その権利を競馬の賭で決着させるという勝負を行ったが、それがイカサマだったことが分かったためだった。但し、殺害は自分の目の前で行うこと、他人を一切巻き込まないことという条件を付けた。これを受けたゴルゴは、実行するまでに少し時間が必要ということで、殺害計画を練る。で、クランプがある劇場を貸し切ることを知ると、その機会に殺害を実行することにして計画を進める。ジャンセンに、旧交を温めたいということで、その日クランプが化しきった劇場に乗り込んだゴルゴ。舞台劇の第一幕が終了し、第二幕が始まる。舞台劇で銃声がした瞬間、ゴルゴの銃が火を噴き、クランプを殺害した。クランプが倒れたことから、客席では騒ぎになり、舞台劇は中止、警察がやってきて捜査が始まる。容疑者として、ジャンセン、ゴルゴ、ジャンセンの用心棒の3人に絞られるが、凶器となった銃が見つからず、捜査は息詰まってしまう。そんな中、ジャンセンの用心棒がゴルゴに話しかける。クランプの横の席にいたジャンセンは、クランプの後頭部を撃つことは不可能なため、犯人は自分かゴルゴと言うことになるが、自分は殺っていないので、犯人はゴルゴだという。そして、ゴルゴが用いた凶器の隠し方を推理して語った。ゴルゴの持ち込んだスーツケースの中に入っていた物を使い、特殊な銃を作り、殺害後はそれをケータリング・サービスの寸胴鍋に入れて溶かしたと考えた。ゴルゴが用いたトリックはまさにその通りだった。が、警察には伝えなかった。警察は、凶器を発見できず、犯人を挙げることが出来なかった。その頃、ケータリング・サービスの寸胴鍋は川に捨てられていた...
今回の物語は、手口とトリックの面白さを楽しむものであり、少し雰囲気の違う物語であった。今回使われたトリックの発想は面白いものであるのだが、寸胴鍋の中にで溶かしてしまうというアイデアは悪くないのだが、「銭形愛」の方がより意外的なもの(飴細工で使う飴が凶器でした。)が凶器になったということで、今ひとつという印象が残った物語でした。(本作の原作の方が前ならばともかく、この原作は、40年という歴史のあるゴルゴ13ということでは最近であり、「銭形愛」の方が時間的にも先になります。)→改めて「ケータイ刑事」シリーズのトリックの面白さを再確認することになった物語でもありました。
それにしても、警察にしても、寸胴鍋の中身までしっかりと調べないといけませんねぇ...→疑うならば全てのものを徹底的に疑え、という教訓だというように解釈しておきます。
この物語は「SPコミック145巻」に収録されています。
↓「銭形愛」はこちら。やっぱり傑作です。
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作者:MEICHIKU
更新日:2008年11月30日 12時0分
東京少女・岡本あずさ#5「絆(後編)」
今回で、岡本あずさ主演の物語も終わりとなるが、今回は前回の続きとなる「絆」という物語の後編です。前回のあらすじが、「あらすじ」というテロップこそ無かったものの、3分ちょっとに渡って頭にあって、そこから繋がる形で後編がスタートということになったが、クライマックスの所をもう少し見せて貰いたかった所でした。「後編」という文字がサブタイトルにあるのだから、あらすじはもっと簡単にしても良いと思うんですけどね... が、この3分ちょっとという時間が曲者であり、本作はドラマ本編が25分35秒、2話で51分10秒ということになる。あらすじの3分ちょっとを切って、1時間枠の作品として編集し直すとしたら、48分になり、これにあと少し手を加えたら、地上波の1時間枠(54分枠)で十分放送できる時間になるので、そういうことが頭にあるのかも...???
ハッピー・エンドとなって、ミンジが母親と再会するということは無いだろうと思っていた(再会してしまうと、募る話がということになって、時間的に無理でしょうから...)のだが、なるほど、そう来ましたか、という所は良かったのだが、そこから後のあずさとの別れの所が薄っぺらくなってしまったのがちょっと残念でした。(だから、冒頭の「あらすじ」が長すぎたと言うのです。)1時間枠に再編集したら、少しは良くなるかもしれませんね。
筆者は、本作の放送前に、改めて前編を見ておさらいをしていた(前後編の物語の後編の時は、いつもそうしています。)のだが、その必要がなかったと思えるように、あらすじの部分のまとめ方は上手いものでした。が、おさらいをしたせいもあって、あらすじの部分が長い、ということを強く感じました。
前回のあらすじの部分については省略します。
ミンジのバッグがひったくりされ、2人は直ぐに自転車で逃げる男を走って追った。が、追いつくことが出来ず、男は逃走中にバッグを橋から投げ捨てた。それに気づいたあずさは、男を追わずにバックを追った。で、川原でバッグを回収した。これにミンジが追いつき、中から携帯電話を取り出すと、ストラップを目にして安心していた。が、財布は盗まれていた。
2人は再びミンジの母・堀田芳子の家を訪れるが、やはりまだ帰っていなかった。落ち込むミンジをあずさは、ミンジとママは絶対会えると元気づけていた。
やがて、2人は空腹に耐えられなくなり、さまよい歩いている道に柿がなっているのを見て、あずさがそれを取り、ミンジと共に食べようとする。が、その時「こら!」と練怒られた。農家の安田に見つかってしまったのだった。で、2人は柿の収穫を手伝わされることになる。
収穫した柿を手押し車で安田の家まで運ぶあずさとミンジは、夕食をご馳走になる。食事の途中で「家出か?」と安田に言われると、あずさは正直にこれまでのいきさつを話し、柿に手を伸ばしたことを謝る。すると、「今晩、泊まっていけ」と言われて、泊めてもらうことになった。
蒲団の中で、あずさは、ミンジが携帯のストラップをいつも見ていることを尋ねると、その唐辛子のストラップは母から(15年前に)貰った物だと言う。で、「絶対ママに会える、と私は信じている」と言ってミンジを元気づけていた。(Aパートはここまで。経過時間は17分半に僅かに届かない所でした。よってBパートは8分半強です。)
翌日、おみやげの柿まで貰った2人は、丁寧にお礼を言って安田家を出て、ミンジの母の家に向かった。が、ミンジはどことなく元気がない。あずさはそんなミンジを色々と勇気づけていた。
で、堀田家にやってくると、玄関先を掃除している主婦がいた。それが母だと分かったミンジだったが、近づいていくことはせず、遠目から掃除をしている母の姿を見ているだけで、怜涙をこぼしていた。あずさは「早く」と言って合わせようとするが、ミンジは後ずさりをするとそのまま通り過ぎて行った。「どうしたんだよむと問うあずさ。ミンジは電柱で輦泣き出してしまった。
堀田家の子供が「お母さん、電話だよ」と言って、家の電話の子機を持ってきた。で、芳子は電話に出る。「こんにちは。突然すみません」とあずさが電話で話す。名乗ることはせずに、「実はわたし、このあいだ、韓国に旅行したんですけど...」と言って、ミンジと友達になったと伝える。ミンジという名前で芳子の表情が変わった。
あずさは続ける。「お母さんが青梅の図書館に勤めているから、伝えて欲しいことがある」と言って、ミンジの言葉を伝える。ミンジは凄く元気、お母さんのことを最近知って凄く会いに行きたいが忙しくて行かれない、でも凄く元気だから心配しないで下さい、と伝えた。となりでそれを聴いているミンジ、更には話しているあずさ、聴いている芳子の目からは涙がこぼれている。あずさは更に続ける。「毎日楽しく暮らしてますって。だから、お母さんも元気で暮らして下さいって。私のことは心配しないで元気でいて下さいって」
夜、東京(東中野の駅前です。)に戻って来たあずさとミンジが歩いている。その後ろを1台のタクシーがついてくる。(付き添い兼通訳のリ・ウンヨンが乗っている。)あずさとミンジは特に会話をすることもなく、駅に到着した。特に言葉をかけなくてもお互いの気持ちは分かっていた。あずさが
「![]()
」と言い、ミンジが「さよなら」と返すと、ミンジはタクシーに乗り込んだ。で、走り去っていくタクシー。あずさはそれを見送っていた。
あずさが静止画になると、ピアノ曲としてシンプルなメロディを奏でる鍊『イケナイ恋』(メロディアスである分、切なくてウルウルとなってしまうメロディです。こんないい感じにもなってしまうというのもまた凄い曲ですね。)が流れだし、エンドロールが流れていきました。
次回からは、ヒロインが福永マリカになって、「東京少女・福永マリカ」となります。9人目のヒロインとなるが、これまでの8人のヒロインと最も違うのは、福永マリカが脚本も担当しているということである。ということで、どういうストーリーを書いたのかという所にも注目が集まります。で、最初の物語は「井の中のマリカ」という物語です。次回予告を見た範囲では、ちょっと嫌なタイプのお姉さんという感じのするマリカのように感じましたが、福永マリカのセンスを知るには良いかもしれません。尚、マリカの母を演じるのは根岸季衣さんで、約3年ぶり(「恋日・文學の唄」の13話以来)にこの枠に登場です。
「BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせのバックの風景は、いつも通りの「高速道路と東京タワーを中心としての夕景」でした。
今月のヒロイン、岡本あずさは本作が女優デビュー作である。ということで、演技や台詞の言い方については、まだまだ未熟な所があって、目を背けたくなる所も何箇所かあったのだが、今後、どのように成長していくのかということを考えたら、楽しみな逸材である。ただ、4つの物語(最後が前後編のため、全5回だが物語は4つである。)の中に、コメディ作品と言うことの出来るものが無かったのがちょっと残念でした。(物語の中でのコミカル的なパートならばあったものの、コメディ色を前面に出した作品と比べると、実におとなしいですからね。)コメディ作品をやるには経験不足と判断してこういうことにしたのかは分からないものの、コメディで殻を破って弾けた姿を見たいところでした。(真面目な優等生タイプという役が多かったが、これは意図してのことなのか、偶然なのかは分からないが、意図したものであるのなら、7代目を襲名するのかもしれませんね...→今月中に、1月からの作品が発表されると思っていたのですが、まだ発表されないのはどうして?ひょっとして「東京少女」が4クールなのかしら???ヒロイン候補ならば、まだ何人もいますからね。)
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