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2008/11/21
★雑記
体調不良により雑記のみ更新で。
テキサス・レンジャーズのキャメロン・ロウを
福岡ソフトバンク・ホークスが獲得するとかしたとか。
シンカーボーラーで、NPBの球が合えばなかなか面白いと思います。
ところでこのロウは巨大な蛇を飼っていて、ロッカールームにも連れてくるとか。
以前ヤンキースタジアムで蛇が逃げ出して大騒動になったことがありました。
まさかとは思いますが…それとも税関通らないかな?
★オフシーズン・トピックス
FAリスト(11/15修正) NPBドラフト2008'
【最近の更新履歴】
11/18
アジアシリーズについて
広島東洋・森笠が横浜へ金銭トレード
横浜・三浦がFAを行使
11/17
HWBが全日程を終了
マリーンズ・トピックス 11/17
関西独立リーグがドラフト指名、女性プロ選手が誕生
東北楽天がダレル・ラズナーを獲得
阪神・野口がFAを行使
11/15
読売・清水が埼玉西武へ金銭トレード
中日・中村紀がFAを行使
マリーンズ・トピックス 11/15
11/14
読売・上原がFAを行使、MLB移籍へ
読売と北海道日本ハムが2vs2のトレード
東京ヤクルト・五十嵐がFAを行使せず残留
11/13
マリーンズ・トピックス 11/13
広島東洋・高橋がFA行使、メジャー移籍へ
11/12
アジアシリーズ2008出場チームが決定、監督会見など
読売・小坂が東北楽天へ金銭トレードで移籍
11/11
横浜の相川がFA権を行使、移籍へ
広島東洋・東出がFAを行使せずに残留
サブローがFA権を行使せずに残留
小野がFAを行使せず残留
11/7
マリーンズ・トピックス 11/7
11/5
広島新球場の名称は「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」に
11/4
マリーンズ・トピックス 11/4
橋本がFAを行使せず残留
11/3
マリーンズ・トピックス 11/3
11/2
北海道日本ハム、トレードの噂とその方法論
11/1
オリックス・村松と福岡ソフトバンク・大村がトレード
【過去のアーカイブス】
2008年10月分アーカイブ
2008年8・9月分アーカイブ
2008年7月分アーカイブ
2008年6月分アーカイブ
2008年5月分アーカイブ
2008年3月分アーカイブ
2008年2月分アーカイブ
2008年1月分アーカイブ
2007年12月分アーカイブ
2007年11月分アーカイブ
2007年10月分アーカイブ
★EURO2008'特集アーカイブ
欧州選手権(EURO)とは
準決勝展望 ベスト8展望
グループA展望 グループB展望 グループC展望 グループD展望
作者:colonna_e_sport
更新日:2008年12月31日 23時59分
アジアシリーズについて
○公式
アジアシリーズ2008
○関連記事
埼玉西武をアジア一に導いた伝説の走塁
大健闘の統一、最後に弱点を露見して散る
SKに突きつけられた重い課題(1/2)
SKに突きつけられた重い課題 (2/2)
天津、西武に完敗 求められる守りの野球
岐路に立つアジアシリーズ 来季以降の開催は微妙
遅ればせながら、アジアシリーズについて。
今回は戦力やモチベーションなどを総合してSKワイバーンズが優勝候補だ、
と書いてみたものの、統一との試合で敗れ失点率の差で予選リーグ敗退。
埼玉西武が初戦はSKに破れはしたものの、その後は立て直して統一、天津に連勝し、
決勝戦ではスコアが入らない緊迫した試合を最後はサヨナラ勝ちで収め、
蓋を開けてみれば4年連続でNPB球団がアジア王者となった。
痛い頭で徒然と思うままに書いているので、くどい文章かもしれませんがご容赦を。
●埼玉西武・NPB球団の層の厚さ
まずは埼玉西武ライオンズ、アジア王者おめでとうと言いたい。
前年度5位からのリーグ優勝、日本一、そしてアジア制覇は素晴らしい。
埼玉西武はこのアジアシリーズ、許を除く外国人選手全員と、
投手では石井一、野手では中島、細川、G.G.佐藤ら主力が欠場。
戦力を大きく欠いた状態だったが、中村が主砲を努め、岸が好投し、
石井義や平尾、佐藤亮といった脇役陣が代役を果たした。
この球団は元々このクラスの控え選手の層が厚く、それが功を奏した。
これまでの優勝チームである千葉ロッテ、北海道日本ハム、中日にしても、
シーズン終盤へ来て疲労が蓄積する中、層の厚さで闘い抜いた印象が強い。
それにしても日本シリーズ最終戦の片岡のスピード、走塁判断といい、
今回の決勝、9回裏で1塁から一気に生還した石井義の走塁判断といい、
80年代の黄金時代を支えた埼玉西武本来の強みを垣間見た気がする。
確かに当時の西武は、パ・リーグにあっては巨大戦力ではあった。
強力な投手陣、好打者の多い打線、練習量に裏打ちされた隙のない守備。
しかし何よりスピード、足の速さそのものやその判断の速さにおいて、
群を抜いていたように思う。そうした"遺伝子"がもたらした勝利だと思う。
これは各球団お手本にすべきだろう、特に判断ミスの多いマリーンズは…。
●SKと統一の明暗
SKは満を持して望んだアジアシリーズだったが、統一戦に落とし穴があった。
昨年は決勝で涙を呑み、シーズン前から「アジア制覇」を誓ったSKだが、
統一側としてみれば昨年の予選リーグでのSK戦の大敗は苦い記憶だっただろう。
「打倒SK」の強いモチベーションがあったことが勝利に繋がったと思う。
また、勝敗が並んだ場合の失点率というファクターも影響していた。
統一は1点をもぎ取るのではなく、長打で大量点を取ることを選んだ。
それが上手くハマった形で、SKは信頼してきた投手陣の乱調が誤算となった。
上で「NPB球団は層が厚い」と書いたが、SKと統一、どちらも良いチームだと思う。
NPBのリーグ戦に入っても良い勝負になると思うし、面白い試合が見られそうだ。
しかし、トップクラスはいざ知らず、控え選手のレベルにやはり差があるように思う。
統一は怪我人続出で、決勝戦の守備が想定もしていないようなものになった。
それだけが要因ではないだろうけど、11月までチーム全体の選手層で
闘い抜く体力的な要素では埼玉西武が一枚上手だったように思う。
来季のSKは韓国シリーズ3連覇を目指すことになる。
他球団のマークは厳しくなるだろうけど、またこのチームを日本で見たいと思う。
統一の所属するCPBLは八百長問題が絡んで来季は4球団制になるとのこと。
残念なニュースで、何とか人気回復のきっかけを作りたいところだ。
●天津、歩みを止めることなかれ
中国は今回、今まで出場してきたリーグ選抜ではなく、単独チームで参加した。
統一戦は健闘したが、SK戦、埼玉西武戦ではやはり力の差が歴然としてあった。
個々の体力や技術はそう大きく劣っているようには思えないのだが、
チーム全体として試合の中での戦略や作戦を選手が理解しておらず、
また連携も拙いところが多かったように思う。仕方ないことだが、やはり経験不足か。
ただ、中国という市場は今後の野球界を考える上では非常に重要であると思う。
まだまだ野球は認知されておらず、CBL自体も興行として成り立っていないが、
例えばMLBは「第二のヤオ・ミン」を作ろうと、アカデミー創設を計画している。
この市場をMLBが作るのか、それともNPBやアジア他国が関わっていくのかで
また違ってくるだろう。MLBとは正直勝負にはならないが、「総植民地化」は避けたい。
中国の国内リーグに手を貸し、成長させることでアジア全体の野球市場に
波及するのが好ましいのだが、長いスパンでの話になるので妄想半分で…。
●現実は厳しい、来年の開催は?
しかし、アジアシリーズ自体は昨年までスポンサーを努めていたコナミが降り、
運営経費はNPBの完全な持ち出しとなってしまった。2億円ほどの赤字という話もある。
多くの一般層はこの大会を知らず、野球ファンも「得るもののない、罰ゲーム」と呼ぶ。
確かにそういう側面は否定できないが、今後グローバルに野球の市場が広がる中で、
一極集中を推し進めるMLBに対して1つのアピールになるのがアジアシリーズだと考える。
だからこそ、アジアの中では実力(は伯仲してきたが)や市場で上を行くNPBが
旗振り役となって開催しているわけで、今後はその意義や将来的なビジョンをどう
ファンや各球団に説いて、興味を持ってもらうかが重要になってくると思う。
以下は完全に妄想なので読み飛ばして欲しいのだけれど、
テコ入れ策としてオーストラリアン・メジャーリーグ(AMLB)のチームや、
例えば時期をずらしてカリビアンシリーズと融合させて「パン・パシフィック」的な
大会にするのも面白いだろう。実力のあるキューバのチームを招聘するのもいい。
また、会場を持ち回りにするのが困難(韓国、台湾にはドームがない)ならば、
せめて東京ドーム以外のドーム球場で開催してみてはどうだろうか。
福岡Yahoo!JAPANドームなどは、より「アジア」を身近に感じられる立地でもある。
また、前述のカリビアンシリーズや日本では都市対抗などでやっているような、
「補強選手制度」も面白いだろう。怪我をした場合の対応など難しいことが多いが、
例えばSKに李 大浩(韓国ロッテ)がいたら、統一に小林 亮寛(兄弟)がいたら、
オールスター的なチームで国を代表する形になれば、また違うかもしれない。
●アジアを鏡として見るNPB
ちょっと話が飛躍し過ぎたけれど、アジアシリーズをどう売り込んでいくか。
資金が無いなら尚更、NPBにはアイディアとやる気が問われていると思う。
「まず隗より始めよ」ではないが、NPBにはもっと情報を活用してほしいと思う。
以前から書いている公式サイトの「お役所感」を改めることもそうだし、
PVを稼ぐには時事的なニュースや多くのデータを開放することも必要だろう。
今まで、悪く言えば「井の中の蛙たち」だった日本球界が、
五輪やWBCで世界というものを意識し、「外の野球」を感じる機会となった。
一方で、外に出てみれば強大なMLBという外敵がいることを認識する。
そこで蛙は選択を迫られる。井の中に逃げ帰るか、外に打って出ていくか…。
今の日本球界はそういう状況にあるわけで、球団の経営者や選手、ファンが
もっと危機感を持って球界全体を見ていく必要があるのではないだろうか。
そうして何かを変えていかないと、今のまま悪い方へ流されるだけだと思う。
作者:colonna_e_sport
更新日:2008年11月18日 12時42分
広島東洋・森笠が横浜へ金銭トレード
○公式
森笠選手、金銭トレードのお知らせ
FA権の行使が注目されていた広島東洋カープの森笠 繁外野手が、
横浜ベイスターズへ金銭トレードされたことが発表された。
森笠が出場機会を求めた形で、FAではなく金銭トレードとなった。
トレードの金銭の額は例によって不明。
●森笠 繁
OF-左 32歳 2800万円
:広島東洋(99-08)→横浜(09)
Y Tem Lev Pos G AB H AVG HR RBI SB BB SO OBP/ SLG
06 C CL OF 115 291 85 .292 6 31 1 18 53 .337/.419
07 C CL OF 107 258 70 .271 2 20 3 11 42 .326/.300
08 C CL OF 40 47 9 .209 0 1 0 3 10 .261/.302
走攻守のバランスに優れた外野手だが、悪く言えば器用貧乏なタイプ。
今季は天谷や赤松など若手の台頭があり出場機会が激減、
国内FAを取得し、出場機会を求めての移籍を示唆していた。
結果的にはFAを行使せず、金銭トレードで移籍した形となった。
出身は横須賀で、地元選手ということになる。
かつてはスイッチヒッターだったが、対右投手の代打起用が多く、
右打席が極端に悪かったわけではないが現在では左打席に専念している。
打撃、スピード、肩、守備とそこそこで、典型的なプラトーン要員の外野手。
化ける可能性があるとすれば打撃面だろう。しっかり率は残してくる。
外野の1ポジション、レギュラーを与えるにはどのツールも物足りないが、
似たような対左の右打者とのプラトーン、若手との併用など、
使い勝手がいいので、こういう選手は意外に重宝するものだ。
結局、FA権を行使せずに金銭トレードとなった。
Cランクが確実で補償無し、行使すれば自由に交渉ができたが、
球団との下交渉でトレードの話が出たのではないだろうか。
広島東洋が横浜からリリースされた石井 琢朗(後日記事あげ)を
獲得したことも、もしかしたら関係している可能性もある。
このあたりは推測になるけれど、こうした形で「収めた」のではないか。
または横浜側がFAに出る前に動いた、ということも考えられる。
今後、CランクのFA選手は下交渉を経た上で、FAを行使せずに
こういう形でのトレードが増えるのかもしれない。
直接的にFA市場に多くの選手を出す、という意図からは外れるが、
選手の移籍や供出が流動的になる側面はあると思われる。
本題に戻って、来季の横浜の外野陣は金城が残留濃厚。
ドラフトでは1巡目で即戦力の期待がかかる松本を獲得した。
RFの吉村は固定として、CF金城(+松本)、LFを大西と森笠のプラトーン、
というのが基本として考えられるようになるだろう。
鈴木尚、石井琢と左打者を相次いでリリースしているため、
代打としても出場機会は多いはず。佐伯と2人で控える形になるか。
横浜としては、ひとまずは外野で使えるデプスを足した形で、
攻守共に決定的ではないが、選手層を厚くしてまずまず良い補強となる。
広島としてはFAでもあったし出場機会自体はほとんどなかった。
相手が横浜では獲れる選手もいなかったか。妥当なところ。
作者:colonna_e_sport
更新日:2008年11月18日 11時21分
横浜・三浦がFAを行使
○公式
三浦選手 FA宣言会見
○関連記事
三浦 FAの理由は「後悔したくない」
ハマの番長「申し訳ない」笑顔なきFA宣言
17日、横浜ベイスターズの三浦 大輔投手が記者会見を行い、
FA権の行使を発表。03年から今季まで6年契約を結んでいた。
移籍となれば阪神が有力だが、残留の可能性も示唆。
●三浦 大輔
先発-右 35歳 1億5000万円
:横浜(92-08)→FA
Y Tem Lev W -L Sv ERA G GS IP H R ER HR BB SO WHIP HLD
06 YB CL 8 12 0 3.45 30 30 216.2 227 94 83 19 44 160 1.25 0
07 YB CL 11 13 0 3.06 28 28 185.1 184 74 63 15 51 159 1.27 0
08 YB CL 7 10 0 3.56 21 21 144.0 137 63 57 22 29 111 1.15 0
「ハマの番長」と呼ばれ、横浜一筋17年のエース投手。
抜群の安定感とタフさが売りで、通算124勝(122敗)で防御率は3.51。
14年連続100イニングをクリアし、年間150イニング以上を7回マークしている。
ただ、今季は故障もあり、21試合で144イニングに留まった。
チームが低迷する中で、ギリギリまで悩んだ末にひとまずFAを行使した。
これによって考える時間の猶予を伸ばした、とも言える。
かつては「2段フォーム」と呼ばれ左足を上げ下げする独特なフォームだったが、
06年の投球動作規定の厳密運用(誤解されるが「2段が禁止」ではない)により、
投球フォームの変更を余儀なくされた。ただ、大きな影響にはならなかった。
フォーシームは140km/hそこそこ。長いイニングを投げることを重要視しているのか、
普段はやや抑え気味に投げ、ここぞというところで球威を増してくる傾向にある。
カットボール、緩いカーブ、フォークなどを交えて打者の目先を変えていく。
制球は抜群に良いわけではないが、コーナーに投げ分ける技術は充分にある。
長いイニングを投げ抜くスタミナもあるが、ここ数年はやや衰えもみられる。
抜群に優れた成績を残すわけではないが、ローテを守って7回は投げ抜く。
そうした安定感を評価される投手で、千葉ロッテの清水などもこうしたタイプ。
打撃も投手としてはまずまずで、時折ヒットを打つことがある。
三浦のFA行使自体はある程度予想されていたことではあるが、
読売が「FA不参戦」を表明したこともあり、阪神移籍か横浜残留かの択一か。
阪神は弱点であった先発投手陣だが、ひとまず今季は下柳、安藤が踏ん張り、
岩田が台頭したことでフロントラインスターターはまずまずだった。
ただ全体的な層は薄く、「JFL」を解体し久保田を先発転向させる案がある。
杉山、上園、福原、金村と駒数はいるのだが、信頼性には欠ける。
下柳の年齢的にも多くは望めないだけに、やはり先発のテコ入れは必要だろう。
三浦自身が関西出身ということもあり、交渉解禁直後からオファーを出すとのこと。
3年9~10億円を目処にしているようだが、4年契約の可能性もあるとか。
一方の横浜は三浦が抜けると先発ローテが寺原、小林のみとなる。
寺原は今季はクローザーを努めたが、出番のない「宝の持ち腐れ」になってしまった。
来季は先発に復帰するとのことだが、エース級の数字をすぐに望むのは酷だろう。
小林は来季2年目で計算はできない。今年の成績を維持できれば大したもの。
こちらは3年8億円を上限に、将来の球団幹部のポストを用意するとのこと、だが。
三浦の安定感やタフさは魅力ではあるが、来月には36歳になる投手に
3年契約で10億円という金額で契約するには不安もあると思う。
リスクは付き物だが、3年10億円を超えるようだと高いかな、という気もする。
今のところは7:3で阪神移籍、という印象。横浜は相川の時もそうだけど、
条件云々よりも球団がどう今の状況を打破するか、明確に打ち出すことが先決かと。
最後に、FAを行使すること自体は悪いことではない。
FA自体は労使闘争の末に選手側が選手の権利として勝ち取ったもので、
こうした条件闘争はどこの業界や会社の労使関係でも同じことだろう。
ただ違うのは、日本の野球選手はピラミッドの上の方は高給取りであり、
野球興行はファンと親会社によって支えられていることだということ。
球団の都合も、選手の権利も、ファンのエゴも、どれも強すぎてはならないと思う。
しかし、FA=悪ではないし、球団も選手もファンも、FA=移籍と思ってほしくはない。
「残るなら行使しなくてもいいじゃないか」というのが反対派の言い分だが、
ひとまずフリーになって再び選択する機会を与えられるのがFAだと思う。
MLBではFAはより広義の意味で使われ、宣言というよりは登録制に近い。
しがらみや感情論が強い日本では同じようにはいかないのかもしれないが、
もう少し、FAを寛容に捉えてはどうだろう。FAは特別なものではない、と思う。
作者:colonna_e_sport
更新日:2008年11月18日 11時19分
HWBが全日程を終了
○公式
HWB2008 Standings
○関連記事
Posey, BeachBoys win championship
HWB(ハワイ・ウィンターベースボール)の全日程が終了。
東地区優勝のワイキキ・ビーチボーイズと、西地区優勝の
ウエストオアフ・ケインファイヤーズで行われた決勝は5-1でワイキキが勝利。
ワイキキは初のリーグ優勝。また、北海道日本ハムの吉川が勝利投手となっている。
●日本人選手成績一覧
Tem W-L Sv ERA G GS IP H R ER HR BB SO WHIP HLD
永井 HON(E) 4-2 0 1.94 8 8 41.2 26 10 9 4 10 48 0.86 0
吉川 WAI(F) 3-2 0 4.55 7 7 31.2 33 18 16 1 11 37 1.39 0
服部 NS (M) 3-2 0 5.64 8 7 30.1 34 23 19 6 12 25 1.52 0
高井 WAI(S) 2-2 0 4.05 6 6 26.2 25 15 12 3 15 27 1.50 0
木村 WO (L) 1-2 0 5.86 11 4 27.2 25 19 18 1 17 31 1.52 0
山本 WAI(F) 3-0 0 1.96 9 0 18.1 12 5 4 1 4 17 0.87 1
根本 NS (M) 0-0 0 3.24 10 0 16.2 19 6 6 0 3 18 1.32 2
清原 WO (T) 1-1 0 5.79 9 0 14.0 18 10 9 1 1 15 1.36 1
横山 WO (T) 1-0 0 5.25 7 0 12.0 9 8 7 1 4 13 1.08 0
江口 NS (M) 0-1 0 6.35 7 0 11.1 13 9 8 0 6 9 1.68 3
内 NS (M) 0-0 0 6.00 5 0 6.0 7 4 4 0 2 4 1.50 1
やはり実績に勝る永井がこの中では別格だったか。
リーグ最多の41.2イニング、4勝を挙げて最優秀投手に選出されている。
「メジャーでも通用する」などと向こうの記事では書かれたりもしたが、
さすがにそれは別としても、来季のローテ入りへ向けて明るい材料だろう。
吉川もまずまずか、決勝で好投したのは大きいだろう。
服部、高井、木村らは今ひとつ。ブルペンでは山本が好投。根本も及第点。
それ以外では特筆するような選手はおらず、少し寂しい印象を受けた。
Tem Pos G AB-H AVG HR RBI SB BB SO OBP/ SLG
枡田 HON(E) IF 25 79-23 .291 1 7 2 8 25 .356/.354
聖澤 HON(E) OF 16 50-14 .280 0 7 3 6 9 .351/.380
鬼崎 WAI(S) SS 23 78-20 .256 0 7 1 10 23 .348/.308
佐藤 NS (M) OF 25 91-22 .242 0 12 2 8 24 .307/.308
黒瀬 WO (L) IF 17 56-11 .196 0 3 1 2 11 .224/.232
こちらも東北楽天勢が上位。枡田はアベレージを稼いだ。
残念ながら最終戦で数字を落としてベスト10入りはならず(AVG11位)
聖澤もそうだが、今回の東北楽天は1.5軍レベルの選手を派遣してきていた。
マリーンズの佐藤は序盤好調で打率上位に名前を出していたが、
最近10試合が打率.200そこそこと一気に成績を落とした。
もう少し安定感を身につけて来季に挑みたい。
再開されて今年が3年目となるが、NPB側の参加球団、参加選手が
減少傾向にあるのは残念なところ。MLB側はプロスペクトを供出してきている。
今後は台湾でウィンターリーグが開始されるという話もあり、
NPBとしてはそちらに重点が置かれる可能性もあるかもしれない。
ただ、育成選手が増えたことで「マイナー」の選手は増加しており、
そうした選手たちをHWB、ドミニカ、台湾を問わずにどんどん派遣してほしい。
実戦に勝る修行はないと思うし、他国でプレーすることでメンタルも問われる。
「世界の中の日本野球」を意識する意味でも、こうしたウィンターリーグは貴重だろう。
作者:colonna_e_sport
更新日:2008年11月17日 14時6分
マリーンズ・トピックス 11/17
○公式
バレンタイン監督帰国に関して
○関連記事
ボビー ロッテと正式契約も“溝”ありあり
ボビー 長野交渉は球団“丸投げ”
亞職大賽》海克曼肩痛 林岳平領軍抗韓(中文)
長野無安打、ホンダまさかの初戦敗退
育成ドラフト8位の田中と契約
ボビー・バレンタイン監督が帰国。再来日は1月下旬とのこと。
来季の契約・補強の噂など色々とコメントしています。
それにしてもメディアの書き方1つで印象は大きく変わる。
読む方は反射的に飛びつくのではなく、情報を吟味する必要があります。
あと外国人選手で気になるニュースが、台湾から。
●ブラゼル・中村紀は「フィットしない」
バレンタイン監督が帰国。来季の契約を全うするとコメント。
それにしてもシアトル・マリナーズやミルウォーキー・ブリュワーズが
監督候補にピックアップしていたことをこちらでは報じたけれど、
ちゃんと考えれば"数多いる候補の中の1人"に過ぎないのに、
あたかも監督になるかのような書き方はどうかと思う。
まあ、オフだから新聞が売れるような見出しを書くわけだけども。
問題は再来年以降の契約で、どうなるかは今のところわからない。
残って欲しいけれど、金額的に経営面を圧迫しているのは明かで微妙なところ。
獲得の噂の出たブラゼル、中村紀については、
「いい選手だが、うちにフィットするとは思っていない」とコメント。
後者はともかく、前者の獲得話を否定したことはニュースバリューとなった。
ただ、外国人野手は引き続き探しているようで、テストした2人なのか、
あるいは別で誰かを連れてくるのかは今のところ読めない。
ただ、大きな金額を出してレギュラークラスを連れてくる可能性は低いと思う。
●統一ライオンズのアルバラード(艾瓦多)を調査中
台湾発のアジアシリーズに関する記事(上記関連記事参照)から、
昨日の埼玉西武とのアジアシリーズ決勝に先発で登板し、
6イニングを投げて打者19人、被安打4、四球0、奪三振1と好投した、
統一ライオンズのジャンカルロ・アルバラード投手(登録名は艾瓦多)を、
千葉ロッテと東北楽天が調査している、とのこと。
●ジャンカルロ・アルバラード(Giancarlo Alvarado)
先発・中継ぎ-右 30歳 年俸不明
Baseball-Reference Thebaseballcube MiLB.com
:ピッツバーグ・パイレーツ(95-01)→サン・アンジェロ・コルツ(02※米独立リーグ)
→ミルウォーキー・ブリュワーズ(02)→デトロイト・タイガース(03)
→誠泰コブラズ(04※CPBL)→ランカスター・バーンストマーズ(05※米独立リーグ)
→ニューアーク・ベアーズ(05)→シンシナティ・レッズ(06)
→モンテレー・サルターンズ(07※メキシカン・リーグ)→ロサンゼルス・エンジェルス(08)
→統一7-Elevenライオンズ(08※CPBL)
Y Tem Lev W -L Sv ERA G GS IP H R ER HR BB SO WHIP HLD
06 CIN AA 5 1 0 3.28 31 1 49.1 38 20 18 1 25 58 1.28 ?
07 SLT MEX 7 1 0 3.09 14 13 75.2 76 34 26 2 24 70 1.32 ?
08 LAA AAA 7 5 0 4.27 26 23 130.2 123 69 62 14 64 131 1.43 ?
LIO CPB 1 0 0 1.36 2 2 13.0 7 2 2 0 9 15 1.23 0
プエルトリコ出身の投手。04年に今はなき誠泰コブラズでプレー。
07年のカリビアンシリーズやメキシカンリーグでの好投を経て、
今季はロサンゼルス・エンジェルスの3Aに在籍していたがメジャー昇格はなし。
その後9月に台湾の統一7-Elevenライオンズと契約していたとのこと。
今季3Aでまずまず投げられたのは朗報だろう。
190cmの長身だがスリークォーターからサイドアーム気味に投げる。
投げる時に上体をかなり3塁側へ寄せて踏み込むため、
右打者から見ると肩口からボールが来るようで打ちづらいだろう。
直球はシーズン中では145km/h前後とのことだが、かなりムーブする。
昨日のアジアシリーズ決勝の埼玉西武戦では140km/hがやっと、
というあたりだったが、西武打線は動くボールに手こずって苦戦を強いられた。
変化球はカットボール、スライダーに、フォーク、チェンジアップなども混ぜるが、
基本はムービングファストとカットボール、スライダーで外角を攻める投球か。
制球はあまり良くなく、アバウトなりに球威とキレと動く球で翻弄するタイプ。
スタミナもあるが、アジアシリーズで3試合投げたように、むしろ連投の
利くところが特徴かもしれない。マイナーでも先発・ブルペンの両方をこなした。
走者が出ると球威やキレが極端に落ちるのは外国人投手の典型か。
今季はCPBLでは後期の2試合のみ登板。
台湾シリーズでは2試合に投げていずれも敗戦投手となっている。
アジアシリーズでは3試合に投げて以下の成績。
対天津 4回 打者14人 被安打1 与四球1 奪三振3
対SK 1回 打者 3人 被安打0 与四球1 奪三振1
対埼玉西武 6回 打者19人 被安打4 与四球0 奪三振1
これだけ見るとアジアシリーズではまずまず好投している。
ムーブする直球もカットボール、スライダーも絶対的な球種ではない印象で、
慣れられると抑え方に苦労するタイプの投手と言えるかもしれない。
ただ、実際に実戦でNPB球団相手に投げたことと、長いイニングを直に
見られたことはスカウティングには有利に働く可能性はある。
マリーンズの外国人投手はシコースキーがブルペンにいて、
アブレイユ、呉と来季の契約をどうするか、という段階にある。
FAで清水、小野と先発投手が抜ける可能性があったが、両者の残留が濃厚。
先発は要らなくなったし、ブルペン要員であればおそらくアブレイユとの択一。
アブレイユ自体がどこまで投球を改善してくるかは微妙なところで、
テストの意味合いもあったフェニックスリーグではあまり良くなかった。
どちらも似たタイプの投手であって、どう動くかの判断は難しいだろう。
一方、東北楽天はクローザーが出来る外国人投手を探していて、
目を付けていたブライアン・ファルケンボーグは福岡ソフトバンクが
獲得する可能性が高くなっている、と報じられている。
アルバラードが東北楽天が欲しがるクローザーという意味で合致するかは
微妙なところでもあるが、面白い投手ではあると思う。
●長野の動向は未だ雲の中
交渉事は瀬戸山球団社長に一任。まあ、これは監督の職掌ではない。
もしかしたらサブローの慰留に成功したこともあるのかもしれない。
その長野が所属するホンダは日本選手権でまさかの初戦敗退。
今後は話し合って決めるとのことで、次の交渉では本人も同席するとのこと。
いずれにしても日本選手権が終わった後になるかと。
●育成の田中と契約
育成ドラフト8巡目で指名した田中 崇博投手(八日市南高)と契約。
例によって支度金100万円、年俸240万円。
今後は高卒投手の多くは育成投手を経る可能性が高くなりそう。
すると支配下で上位指名される一部の有力投手以外は、
条件を考えると進学あるいは社会人へ進むことが多くなるかもしれない。
作者:colonna_e_sport
更新日:2008年11月17日 12時40分
関西独立リーグがドラフト指名、女性プロ選手が誕生
○公式
大阪ゴールドビリケーンズ・ドラフト指名選手
明石レッドソルジャーズ・ドラフト指名選手
神戸9クルーズ・ドラフト指名選手
紀州レンジャーズ・ドラフト指名選手
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関西独立リーグが法人化へ向け準備
16日、来年4月の開幕を目指す関西独立リーグはドラフト会議を開催。
先立って行われたトライアウトを合格した選手から、4球団が合計66人を指名した。
注目されるのは神戸の7巡目で指名された16歳の吉田 えり投手で、
男子選手と一緒にプレーするリーグとしては初の女性プロ選手となる。
また、アトランタ・ブレーブス傘下のマイナーでプレーしていた濱岡 巧外野手、
日南学園時代には阪神タイガースからドラフト1巡目で指名された蕭と共に、
台湾人留学生としてバッテリーを組んだ呉 承達捕手(鈴鹿国際大学)など
多種多様な選手が指名・獲得され、契約している。
●関西独立リーグについて
元四国・九州アイランドリーグコミッショナーの石毛 宏典氏が提唱者となり、
2009年4月の開幕を目指して6月に各球団の法人化を完了。
関西・近畿の各県を本拠地するリーグで。初年度となる来季は、
大阪、神戸、明石、和歌山の4球団でのリーグ戦を行う予定。
将来的には京都、奈良、滋賀などを含めた8球団制にしたいとのこと。
大阪ゴールドビリケーンズ(大阪府)、神戸9(ナイン)クルーズ(兵庫県神戸市)、
明石レッドソルジャーズ(兵庫県明石市)、紀州レンジャーズ(和歌山県)の4球団で、
選手は1チーム20人。3月~11月までの9ヶ月間で月給20万円、年俸は一律180万円。
契約金や支度金などはなく、紀州レンジャーズ以外は寮などもない。
チームの運営経費は1億円程度を予定しているという。
リーグ戦は前後期制で、4月上旬から7月上旬までが前期、7月下旬から
10月上旬までが後期、10月中旬に前後期の1位チームが優勝決定戦を行う。
●女子選手は話題作りか否か
神戸9クルーズが、投手の7巡目で吉田 えり投手を指名。
国内では1950年から2年間、女子プロ野球も存在したが、現在はアマチュアのみ。
IBAF主催の女子W杯が04年に創設され、今年8月に松山で行われたの第3回大会では
日本が見事に初優勝を飾ったのは、知っている人ならば記憶に新しいところだろう。
ちなみに男子選手に混じってプレーする女子野球選手としては、95年に明治大で
6大学初の女性選手として話題になったジョディ・ハーラー投手(登板は1試合のみ)や、
茨城ゴールデンゴールズに在籍した片岡 安祐美内野手などがいるが、
プロリーグの選手としては吉田投手の例が初となる。
吉田 えり投手は川崎北高校在学の高校2年生で、
クラブチームである千葉熱血MAKINGや西多摩倶楽部でプレーした後、
現在は女子野球のクラブチームである「朝日トラスト」に所属。
サイドスローからの直球は100km/hにも届かないが、ナックルを多投し、
トライアウトの最終選考で1回無安打に抑えたことが評価された。
今後は球団職員の家に下宿させ、高校は通信制などで通わせるとのこと。
もちろん、トライアウトで結果を出したのが評価されたのは事実だろうけど、
やはり話題性という側面を否定することはできないと思う。
関西独立リーグは野球人気の高い関西を基盤にするとは言え、実績は皆無。
神戸、明石と2球団を抱える兵庫県には、阪神タイガースという人気球団がいる。
これは諸刃の剣と言えるし、「何か」で惹き付ける必要性はあった。
神戸の広田 和代社長が女性である、ということも無関係ではないかもしれない。
個人的にはポジティブに捉えたいと思う。実力であれ、話題性であれ、
関西独立リーグをアピールし、人材やファンを呼び込むには必要なことだろう。
プロだから甘えは許されないが、吉田投手には純粋に頑張って欲しいし、
逆に話題先行で潰されないようにしてほしい。年齢を考えればサポートも必要だ。
船出を迎える関西独立リーグはもちろん、女子野球を取り巻く環境や、
彼女自身の人生においてプラスになるような、そんなプレーを期待したい。
ちなみに、NPBの協約上では女子選手もプレーは可能。夢は大きい方がいい。
●その他注目選手は
同じく神戸では06-07とアトランタ・ブレーブス(以下ATL)の
ルーキーリーグでプレーしていた濱岡 巧外野手が入団している。
今回のドラフト指名とは異なる自由獲得選手とのことだが、
このあたりのシステム(自由獲得の枠など)はちょっとわかりませんでした。
01年に行われたATLのトライアウトで中学生ながら唯1人合格し、
04年に北陽高校からアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結んだが、
ルーキーリーグでも目立つような活躍は残せずに契約解除となっていた。
高校通算で35HRを放った打撃力を再び見せられるかどうか。
また、08年に四国・九州アイランドリーグでプレーした選手が5人。
中でも西川 徹哉(神戸)は高知ファイティングドッグスでエースとして、
32試合、185.1イニングを投げて17勝7敗。防御率1.46をマークしている。
他にはBCリーグでプレーした選手が11人(両方でプレー経験があるのが2人)いて、
こちらでは小園 司(こちらも神戸)が、富山サンダーバーズでクローザーを努め、
16試合、15.2イニングで1敗9セーブ、防御率0.57という数字を残している。
これからは独立リーグ間で環境やリーグの魅力などを武器にして、
これらプロ入りを目指す人材の獲得合戦になると予想される。
●しかし先行きや運営には不透明感も
このリーグについて一番不満なのは、何よりも情報。
ステラベースボールという草野球関連のSNSが運営元になっているのだが、
登録(簡単で無料ではあるのだが)をしないと様々な情報が見られない。
一般紙やTV局など各メディアに扱われにくいこうした独立リーグにおいては、
公式にリリースする情報はファンにとっては貴重な情報源であり、
独立リーグ自体にとってはお金のかからない広告であり自前のメディアと成り得る。
それを一定の規制をかけて、情報をフリーにしないのは疑問が残る部分。
また、先だって創設された四国・九州IL、BCリーグはいずれも赤字運営を
余儀なくされており、スポンサーの確保や入場料収入の伸び悩み、
使用球場や練習場、審判員やスタッフの確保などに頭を悩ませていて、
順調な運営をしてきている、とは言い難いのが現実である。
プロを謳ってはいるが、NPBとは同じではない「プロ」にどれだけ野球ファンを、
地域のファンを掘り起こしてリーグに目を向かせることができるか。
厳しく、アイディアを要求される運営を強いられることは間違いないと思う。
NPBでは得られないもの、それは選手との距離の近さであったり、
球場や試合を1つのテーマパークと捉え「行きたくなるような場所」にすること。
例えば全てをアメリカの独立リーグやマイナーのようにしろとは言わないが、
学べるところは学び、地域に根ざした運営を目指してほしいところ。
作者:colonna_e_sport
更新日:2008年11月17日 12時35分
東北楽天がダレル・ラズナーを獲得
○公式
Yanks deal Rasner to Japanese club
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ESPNは、ニューヨーク・ヤンキース(以下NYY)のダレル・ラズナー投手が、
100万ドルで東北楽天ゴールデンイーグルスへ移籍すると報道。
今季はNYYで下位ながらローテも守った投手で、ちょっと驚いた移籍。
日本でも色々と報じられていますが、ちょっと誤訳もあったりで元記事のみ。
●ダレル・ラズナー(Darrel Razner)
先発・中継ぎ-右 28歳 38万ドル?
Baseball-Reference Thebaseballcube MLB.com
:モントリオール・エクスポズ(02-04)→ワシントン・ナショナルズ(05)
→ニューヨーク・ヤンキース(06-08)→東北楽天(09)
Y Tem Lev W -L Sv ERA G GS IP H R ER HR BB SO WHIP HLD
06 NYY AAA 4 0 0 2.76 10 10 58.2 60 22 18 4 11 47 1.21 0
MLB 3 1 0 4.43 6 3 20.1 18 10 10 2 5 11 1.13 0
07 NYY MLB 1 3 0 4.01 6 6 24.2 29 14 11 4 8 11 1.50 0
08 NYY MLB 5 10 0 5.40 24 20 113.1 135 74 68 14 39 67 1.54 0
AAA 4 0 0 0.87 5 5 31.0 18 4 3 0 6 27 0.77 0
今季のNYYは投手の故障者続出に泣き、このラズナーが先発5番手として投げた。
来年1月に29歳と比較的若めの投手で、化ける可能性もゼロではないが、どうか。
記事にある100万ドルは「移籍金」で契約は未定だが2年契約前提とのこと。
ツーシームを多投する投手で、アベレージで90マイル前後。
次にカットボールが信頼できる変化球で、カーブ、チェンジアップを投げる。
制球もそれほど良くはなく、特に変化球の制球には不安を抱える。
これと言って強調するボールがなく、ツーシームで芯を外していく、という投球。
今季はAAAでは良かったが、メジャーではさすがに打ち込まれた。
また、5回を投げて3失点という形で、早々に交代することが多かった。
長いイニングが持つかどうかという不安は東北楽天でも同じだろう。
肩の故障歴があり、フルシーズン投げたのは4年前と健康面でも不安を抱える。
クイックや牽制も上手いとは言えず、外国人投手に恒例の悩みの種となりそう。
「メジャーリーガー」ではあるが、調停権はまだなし。
こうしたタイプの選手がNPBに来るのはなかなか稀な例だが、
Out of options(マイナーに落とせる権利が切れ、ウェーバーにかける必要がある)の
選手のため、特にFAでサバシアなど大物選手を補強したいNYYにとっては、
現在の40人ロースターの枠(現状38人だが、FAで3~4人獲りたい)を空けるには、
いずれにしてもウェーバーなりで放出せざるを得ない選手ではあった。
似たような例としてエド・ヤーナル投手(オリックス、01~02)や、
バディ・カーライル投手(阪神:01~02、現アトランタ・ブレーブス)がいる。
NYYとしては40人枠に残したい選手でもなく、ウェーバーを通すよりは、
NPB球団に放出することで移籍金(100万ドル)を得た形。
このクラスの投手はNPBでは良くなるか、やっぱりダメかのどちらかに分かれる。
東北楽天ではひとまず岩隈、田中の次を期待したいところだが、やはり適応次第となる。
個人的にはHWBで評価を上げた永井の方を上とみているので、4番手か。
あとは朝井が続く形で、岩隈・田中のワンツーパンチにこの3~5番手の
先発投手ならば、それほど悪いローテではない、と思う。ドミンゴの動向は不明。
ローテの駒数的には揃っていて、むしろブルペン強化が最優先なのだが、
狙っていたブライアン・ファルケンボーグ(元サンディエゴ・パドレス)は
どうやら福岡ソフトバンクとの争奪戦で後塵を拝している模様。
ラズナーのMLBでの成績的にはホールトン(福岡ソフトバンク)やウッド(横浜)などと
似ている部分もあるので、それらの投手の成績などが1つの目安になると思う。
ただ先発で使うとなると色々不安も多く、今季のボーグルソン(阪神)のように、
ブルペンに置いておいて便利屋的に使う方が有用かもしれない。
契約に関しては2年契約が前提で、金額は未定。5億円なんて報道もあるけども。
その額を出すには高い、という印象。年1億円+出来高、が妥当なところかと。
年齢的にはまだ若いだけに、上手く化けてくれればいいのですが。
作者:colonna_e_sport
更新日:2008年11月17日 7時18分
阪神・野口がFAを行使
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阪神・野口、FA行使「他球団の評価聞く」
阪神タイガースの野口 寿浩捕手がFAの権利を行使することを発表。
既に球団に申請書類を提出したようで、移籍・残留の両面で模索するとのこと。
移籍となれば、相川がFA、鶴岡をトレードで出している横浜が獲得に動くようだ。
●野口 寿浩
C-右 37歳 6500万円
:ヤクルト(90-97)→日本ハム(98-02)→阪神(03-08)→FA
Y Tem Lev Pos G AB H AVG HR RBI SB BB SO OBP/ SLG
06 T CL C 16 20 3 .150 0 0 0 0 4 .190/.150
07 T CL C 36 94 33 .351 2 11 1 5 24 .398/.532
08 T CL C 55 141 27 .191 1 9 0 16 35 .281/.248
セ・パ3球団を渡り歩いてきた経験豊富なベテラン捕手で、
阪神では主に正捕手である矢野の2番手捕手を担ってきた。
出場機会を求めてのFA行使となり、FA行使は04年に続いて2度目。
横浜が正捕手・もしくは若手との併用で獲得に動いているとされる。
打撃の良い捕手で、00年には日本ハムで134試合に出場して打率.298 11本をマーク。
意外ではあるがスピードもあり、この年齢にしては高いレベルにある。
リード面では高い評価をされている捕手で、特に若手をリードするのに長けている。
ただ肩はあまり強くなく、捕球も年齢と共にやや衰えている感は否めない。
総合的には1.5番手といった形で、正捕手ではやや弱く、控えとしては優秀といった印象。
出場機会を求めて、または他球団の評価を聞くとのことで、
補償の要らないCランク選手ということもあり、横浜が獲得に動くとのこと。
横浜は正捕手の相川、2番手捕手だった鶴岡と今季で2人抜けた形で、
武山、新沼といったあたりを来季使うことになるが、当然不安は否めず、
ここに経験豊富な野口をプラスできればかなり大きい。
おそらく併用となるだろうが、阪神時代より出場機会は増えるだろう。
一方、阪神は正捕手の矢野が健在ではあるが既に40歳。
「後継者探し」には動かなければならないが、若手は伸び悩んでいる。
橋本を狙ったが残留が決定。あるいはFAの相川などを獲りに行くかもしれない。
作者:colonna_e_sport
更新日:2008年11月17日 7時15分
読売・清水が埼玉西武へ金銭トレード
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読売ジャイアンツの清水 隆行外野手が、埼玉西武ライオンズへ
金銭トレードで移籍することで合意、両球団からは発表された。
清水自身が出場機会を求めて移籍を要望したとされ、
高校・大学時代を過ごした埼玉県で復活に賭けることになる。
金銭トレードの金額は例によって不明。
●清水 隆行
LF/DH-左 35歳 1億1000万円
:読売(96-08)→埼玉西武(09)
Y Tem Lev Pos G AB H AVG HR RBI SB BB SO OBP/ SLG
06 G CL LF 121 315 68 .216 6 20 3 25 34 .275/.302
07 G CL LF 129 112 38 .339 3 14 0 14 13 .417/.446
08 G CL LF 41 42 6 .143 0 2 0 7 10 .260/.143
EL LF 30 71 20 .282 2 9 0 6 5 .325/.394
かつては左の好打者として読売の強力打線の一角を担った。
2番・LFで起用され、強打の2番打者として他球団から恐れられた。
02年には打率.314で191安打(リーグ最多安打)をマーク。
しかし近年は元々評価の高くなかった守備面での著しい衰えや故障、
また打撃でもやや精彩を欠き、世代交代の方針もあって出場機会が激減。
その出場機会を求めての移籍要望を球団が受け入れた形。
非常にスイングスピードが速く、打球もライナー性の速い打球を飛ばす。
特に内角の近いところの球を引っ張る技術に長けており、ミート力も高い。
やや早打ちの傾向があったが、近年では選球眼に関しては改善されている。
スピードはまずまずだが、故障などもあり現在は衰えがみられる。
肩は弱いのが有名で、LF・CFとしてはまずまずの守備力があったが、
現在ではレギュラーポジションを与えるにはどうか、というレベル。
それでも守れないことはなく、脚部などの故障の不安から守らせない、
という観点の方が強いかもれない。
90年代後半から00年代の読売を支えてきた"生え抜き"選手の1人。
若手や移籍選手に追われ、出場機会を求めて移籍することになった。
今季は二岡、上原(FA)、そしてこの清水と、00年代の読売を支えた
選手が相次いで退団している。要は世代交代ということなのだろう。
来季の埼玉西武の外野陣はLF・栗山、RF・G.G.佐藤はほぼ確定。
CFが未定だが、赤田やボカチカ、佐藤亮らを併用していくだろう。
清水のポジションとしては左の代打とDHという形になる。
DHはブラゼルがいたが、退団が決定。代わりに選手を獲るかどうか。
あるいはこの球団は長距離打者を日本人が担っているため、
来季はそうした長打力を外国人に求めないかもしれない。
そうなるとDHは空くわけで、右の江藤、左の清水、大島、石井義らで
使い回す形になるかもしれない。いずれにしても、外国人次第。
作者:colonna_e_sport
更新日:2008年11月15日 13時30分
中日・中村紀がFAを行使
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中日の中村紀がFA権行使 既に球団に申請提出
下交渉で決裂…ノリ急転!FA宣言でハムへ
中日ドラゴンズの中村 紀洋内野手が、FA権行使のための
必要書類の申請を行っていたことが明らかになった。
今季FA権を再取得しており、2度目のFA行使となる。
また、補償の要らないCランクFAであることが明らかになっており、
CランクFA選手としては最初のFA行使となる。
●中村 紀洋
3B/1B-右 35歳 5000万円
:大阪近鉄(92-04)→オリックス(05※)→ロサンゼルス・ドジャーズ(05)
→オリックス(06)→中日(07-08)→FA
※分配ドラフトによりオリックスに配分されたが、プレーせず
Y Tem Lev Pos G AB H AVG HR RBI SB BB SO OBP/ SLG
06 B PL 3B 85 328 76 .232 12 45 0 26 70 .292/.409
07 D CL 3B/1B 130 457 134 .293 20 79 2 51 87 .359/.477
08 D CL 3B/1B 140 493 135 .274 24 72 0 50 119 .340/.460
球界屈指の「フルスイング・ヒッター」として知られ、
近鉄時代にはローズ、礒部、吉岡、大村らと強力打線を形成した。
近鉄消滅(合併)の憂き目に遭い、またMLB移籍でのマイナー契約、
帰国してオリックスに復帰、自由契約騒動に育成選手として中日での再起、
ジェットコースターのような野球人生を歩んできた選手と言える。
当初はFA権行使はしない旨が伝えられていたが、ここへきて翻意。
残留、移籍も含めて色々な可能性があると思われる。
かつてのフルスイングからの豪打はやや鳴りを潜め、
右打ちや単打狙いにも対応できるより堅実的な打撃に変化している。
元々ミートも悪くなく、また右打ちも的確で打球も伸びる。
特にセ・リーグ移籍以降は顕著で、セの投手に合わせた形だろう。
年齢を重ねて「凄さ」よりも「巧さ」が強くなってきた印象がある。
ただ、ナゴヤドームでの.270-290 20-25本はもう少し評価をしたい。
またイメージとしては想像し難いが、隠れたバントの名手でもある。
スピードはないが、ゴールデングラブ賞を7度受賞している守備は
肩も強く堅実で、球際に強い。守備範囲はまずまず平均的。
1塁守備も堅実だが、サードというポジションに拘りもあるようだ。
ただ、持病の腰痛を抱えてきて、休ませながらの起用が前提となる。
2度目のFA行使。中日との下交渉が上手くいかなかったとされ、
また、来季の「3B森野・1B中村」というプランに不満を持ったとも。
いずれにしても残留・移籍を含めての動向が注目されるところ。
今季年俸が5000万円と割安で、また補償の要らないCランク選手。
確たる3B(あるいは1Bも)が埋まっていない球団は獲得に動きそうだ。
中日はウッズ退団が確実で、3Bに森野を回し、1Bに中村を若手と併用、
外野で新たな外国人選手を探してくる、というプランだったようだ。
中村が退団となれば1Bと外野2つを埋める必要に迫られるため、
基本的には残したいところだろう。契約としては1億円が基準になるか。
ただFAを行使したため、残留であっても複数年契約が前提になる。
この場合、若返りという面ではやや制約が増えることにもなる。微妙だ。
他球団では二岡を獲得したばかりの北海道日本ハムの名前が挙がっている。
ただ、二岡を獲ったことで中村を獲る必要性は薄くなっている。
考えられるとすれば、中村を3B/1Bで使い、二岡を3B/SSで使う。
小谷野が完全にそのバックアップに回る形で、金子誠はユーティリティ移行か。
しかし年俸圧縮という観点からも外れるし、やや考えづらい。
他で3Bを探しているのは阪神、広島東洋、オリックス、東北楽天などか。
このうち広島東洋は再び外国人を物色する予定。石井琢も3Bとして獲った。
何より資金面でFAに参戦する余裕がないのが痛い。
その他の3球団に関しては、ホセ・フェルナンデスの動向が絡んでくる。
東北楽天でプレーしたこの外国人3塁手には移籍の可能性があり、
阪神とオリックスの関西の両球団が狙っていると報じられている。
中村が市場に出てきたことで、こちらに回る可能性も無くはないだろう。
中村は2年2億~3億円がラインとなるだろうが、フェルナンデスは2年契約、
それも4億~5億円を要求していると言われる。より安いのは中村の方だ。
ただ、オリックスは退団の経緯もあったので、可能性としては薄くなる。
阪神も金本・新井と組ませるならより長距離砲に近いタイプだろうか。
そうなると東北楽天だが、3Bでも草野という選手がいると言えばいる。
ただ、山下を戦力外にしているために3Bが薄くなっているのは事実。
本来なら大廣、枡田あたりの若手を使いたいところではあるのだが。
ここは1塁手もリック、山崎武、セギノール(フェルナンデスも)と守備が
心許なかったために、3B/1Bを2:1くらいの割合で中村に守らせる、
というのは意外と編成面でマッチするのかもしれない。
その場合はDH山崎武、1Bセギノール、3B中村、LFリックか。
あるいはDHセギノール、1Bリック、3B中村という形を採るのが濃厚。
作者:colonna_e_sport
更新日:2008年11月15日 13時28分
マリーンズ・トピックス 11/15
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ロッテ 西武退団ブラゼル獲りへ
5位・山本と契約
FA行使ウィークで騒がしくなったものの、マリーンズは全員の残留が濃厚。
結局、マスコミにCSと日本シリーズ以外の「オフ」の部分で話題を
提供しただけの形に。井口の記事なんかはその最たるものかと。
気になるところでは、埼玉西武を退団したクレイグ・ブラゼルの
獲得に動くとの記事が。バレンタイン監督も評価?しているようだ。
●クレイグ・ブラゼル(Craig Brazell)
1B/DH-左 28歳 1億円
:ニューヨーク・メッツ(98-05)→ロサンゼルス・ドジャーズ(06)
→カンザシスティ・ロイヤルズ(07)→埼玉西武(08)→フリー
Y Tem Lev Pos G AB H AVG HR RBI SB BB SO OBP/ SLG
06 LAD AA 1B 117 421 105 .349 21 91 1 19 94 .408/.587
07 KC AAA 1B/DH 105 433 133 .307 32 76 0 20 83 .337/.605
MLB 1B 5 4 1 .250 0 0 0 1 1 .400/.250
08 L PL 1B/DH 130 471 110 .234 27 87 0 30 87 .294/.446
07年にKCのAAA、オマハで32HRを放ち、NPBのスカウトに注目された。
今季は埼玉西武に入団し長打力を発揮したが、非常に穴の多い打者で、
強打者と言えるかどうかは微妙なところ。一発か三振か、という打者だろう。
1B/DHでの獲得となるだろうが、マリーンズの1Bはズレータが退団。
福浦、オーティズにDHではベニー、橋本(あるいは里崎)らも絡んでくる。
仮に使うとすると、05年のイ・スンヨプに近い形で7番あたりを打たせる形か。
福浦はもちろん、ベニー、オーティズのいずれにしてもHRを期待できるような
選手では無くなりつつある。橋本は今年ぐらい打てればいいがどうだろうか。
完全なプラトーン体制を敷くなら、1Bで福浦を軸にオーティズ、ブラゼル、
オーティズは2Bで根元とも併用、DHはベニー、ブラゼルが軸で橋本も。
捕手は里崎がメインとしても、橋本も使うことにはなるだろう。
正直言うと、ここに獲るならばやはりしっかりとした打者が欲しいところで、
ブラゼルの来年の期待値としてはやや厳しいものがあると思う。
「ホームラン」を欲するのであればこれはこれで面白いとは思うが…。
終盤は不振で終わり、頭部に死球を受けた影響でCS・日本シリーズは不出場。
その後遺症の影響も気になるところ。視力に影響が無ければいいが。
目一杯希望的観測でみて120試合 400打席で.250 20本という数字だろう。
●5巡目指名の山本と契約
5巡目で指名した山本 徹矢投手(神戸国際大附属高)と、
契約金2000万円、年俸500万円で契約。高卒投手ですね。
上位指名は来週以降になりそうな形。さて、長野は如何に…。
作者:colonna_e_sport
更新日:2008年11月15日 13時26分
読売・上原がFAを行使、MLB移籍へ
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上原FA宣言!大リーグへ「入り口に立てた」
上原、FA権を行使 巨人に申請書類を提出
14日、読売ジャイアンツの上原 浩治投手がFA権の行使を申請。
兼ねてから要望していたMLBへの移籍に動くことになる。
残留や国内移籍の可能性はほぼ無いとみていいだろう。
●上原 浩治
先発・抑え-右 33歳 4億2000万円
:読売(99-08)→FA
Y Tem Lev W -L Sv ERA G GS IP H R ER HR BB SO WHIP HLD
06 G CL 8 9 0 3.21 24 19 168.1 157 67 60 21 21 151 1.08 0
07 G CL 4 3 32 1.74 55 0 62.0 47 12 12 4 4 66 0.85 4
08 G CL 6 5 1 3.81 26 12 89.2 90 43 38 11 16 72 1.20 5
球界を代表する右腕で、ルーキーイヤーから読売のエースを努めてきた。
ルーキーイヤーに20勝を挙げ、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、
最高勝率と、新人としては史上3人目の投手4冠を達成。新人王と沢村賞も受賞。
10年間で276試合、1549イニングで通算112勝、防御率は3.01を記録している。
また、日本代表としても04年のアテネ、今年の北京の両五輪に、
06年のWBC日本代表としても選出され、特に国際大会では無類の強さを誇った。
入団時にはMLBのロサンゼルス・エンジェルス(当時はアナハイム・エンジェルス)と
読売の2択で迷い、周囲からの説得により前者を断念した経緯がある。
04年オフにはポスティングでのMLB移籍を要望していた(球団側が拒否)
10年越しとなるMLB移籍へ、FA権を行使して堂々と海を渡ることになる。
フォーシームは140km/h台前半。速球派というタイプではない。
セカンドピッチはフォークボールで、数種類を投げ分けると言われる。
この他にスライダー、カットボール、スローカーブを交える。
フォーシームとフォークがほとんどで、その制球力は非常に良い。
長いイニングを投げぬくスタミナはあるが、近年では直球の衰えからか、
先発では2廻り目、3廻り目以降に捉えられるケースが目立つ。
非常にテンポ良く投げる投手で、2時間を切る完投勝利を挙げたことも。
コントロールが良いので四球が少なく三振を奪える投手ではあるが、
カウントを安易に取りに行った球を痛打されての被弾が多い。
投手としては打撃は良く、度々タイムリーヒットなども放つ。
紆余曲折はあったが、MLB移籍へと針を振る形になる。
国際大会での強さや、日米野球での実績など、MLB側もチェックしてきた。
ただクローザーかどうかはともかく、ブルペンとしての獲得になるのではないか。
現在でもローテの4-5番手級の力はまだあると思われるが、
ここ数年を見ると先発としてはかなり力を落としている印象が強い。
また被弾が多く、打者有利な本拠地を持つ球団は二の足を踏む要因になる。
150イニングで4点台半ばぐらいならば御の字、という形ではないだろうか。
あるいはブルペンでセットアップか、クローザーとしてはやや微妙かもしれない。
ただ、フォークボールの使い手はMLBでは少なく、そこを活かせるかどうか。
問題は契約で、3年15-20M(約15億~20億円)あたりだろうか。
ローテの下位、ブルペンと両睨みで出来高を付けるような契約も面白いと思う。
「球界の盟主」を自負してきた読売ジャイアンツから、さらに上を夢見て
海を渡るのは、松井 秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)に続いて2人目となる。
現在の上原はやや力を落とし、成績も落としていて、№1投手とは言えない。
それでもこれだけの実績のある投手が移籍するのは、NPBとしては損失だろう。
アマチュアから直接MLBに行かなかった上原が、10年を経てFAでMLBへ行く。
現在、アマチュアから直接MLB入りを表明した田澤 純一投手の獲得合戦が
MLBで過熱してきていて、オファーの額が釣り上がっていると言われている。
やや過剰な感は否めないものの、それだけの額を出せるMLB球団との
環境や金銭、それを支える市場の大きな乖離を感じずにはいられない。
「田澤問題」に関しては後ろ向きと称される対応策を打ち出したが、
MLBとの格差を埋めるための根本的な改革には何1つ手を付けられていない。
今オフでは他に川上(中日)もいるし、毎年のようにFAでの海外流出、
そしてアマチュア選手の直接の流出に怯えることになるのだろう。
ともあれ、先発であろうとブルペンであろうと上原には頑張ってほしい。
全盛期は過ぎたかもしれないが、まだまだやれるのではないかと思う。
作者:colonna_e_sport
更新日:2008年11月14日 23時8分
読売と北海道日本ハムが2vs2のトレード
○公式
二岡選手、林投手と日本ハム・マイケル中村投手、工藤選手のトレードが成立
交換トレードのお知らせ
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二岡らのトレードを発表 巨人、日本ハムが2対2
二岡、心を整理 「ゼロからのスタート」
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北海道日本ハム、トレードの噂とその方法論
読売ジャイアンツと北海道日本ハム・ファイターズは14日、
読売の二岡 智宏内野手、林 昌範投手と、北海道日本ハムの
マイケル中村投手、工藤 隆人外野手の2vs2のトレードが成立したと発表。
レギュラークラスの選手4人が絡む大型トレードとなった。
●二岡 智宏
SS/3B-右 32歳 2億円
:読売(99-08)→北海道日本ハム(09)
Y Tem Lev Pos G AB H AVG HR RBI SB BB SO OBP/ SLG
06 G CL SS 146 551 159 .289 25 79 0 30 113 .329/.472
07 G CL SS 139 508 150 .295 20 83 1 34 91 .346/.457
08 G CL SS/3B 31 86 24 .279 1 7 0 9 24 .351/.349
長らく読売の遊撃手を努め、現役の球団選手会長でもある。
しかし今季は故障などもあり、また若い坂本を起用する首脳陣の方針もあって、
出場機会を減らした。その際にスキャンダルもあり、散々なシーズンとなった。
国内FA権取得まで1年というところでリリース。復活なるか。
右の中距離砲。遊撃手としてはパワーがあり、打力に優れている。
リストが強く、右方向へもラインドライブ系で強い打球が打てる。
HR数はある程度東京ドームの恩恵もあるだろうが、本質的には中距離打者。
スピードは優れていたが下半身の故障を重ねたため衰えが隠せず、
また守備では脚力の低下から守備範囲が狭くなってきている。
遊撃というよりは3塁がベターになっており、今季はコンバートに挑戦。
ただ3塁守備にはまだ戸惑いがみられ、ファームでもエラーが少なくなかった。
北海道日本ハムでは完全に3塁に移行するとみられ、
稲葉やスレッジの前後、3番か5番で3塁を任される可能性が高い。
本来ならば読売でそうだったように、6・7番を打たせたい打者ではあるが、
今の北海道日本ハムの打線ではそれは望むべくもないだろう。
問題は今季の故障や不振からどこまで立ち直れるか、ということで、
復調すれば110-120試合出場、打率.290-300 15本、OPS.750前後か。
東京ドームから札幌ドームに移ることで本塁打は減るだろうが、
外野は広くなるためにそれに適応した打撃が出来るかどうかだろう。
状態が戻ればという条件付きではあるが、それは出来る、と思う。
●林 昌範
中継ぎ-左 25歳 4000万円
:読売(02-08)→北海道日本ハム(09)
Y Tem Lev W -L Sv ERA G GS IP H R ER HR BB SO WHIP HLD
06 G CL 4 4 0 2.88 62 0 56.1 45 22 18 4 16 54 1.08 20
07 G CL 2 1 3 3.29 41 0 38.1 34 14 14 6 9 42 1.12 13
08 G CL 0 0 0 6.75 11 0 10.2 15 12 8 3 12 14 2.53 1
05、06年と読売のセットアップを努めた中継ぎの若手左腕。
将来的にはクローザーをと嘱望されたが、07年は遊離軟骨の影響で不振に。
オフに手術を受け今季はリハビリと調整を行っていたが、復調できず。
読売が見切りを付けたのかどうか。この投手次第でトレードの評価が大きく変わる。
長身の左腕からクロスファイヤー気味に投げるフォーシームは145km/h超。
これにスライダーとフォークを交える。どちらの球種も評価は高い。
問題は制球力で、かつてはコーナーに投げ分け抜群の安定感を誇っていたが、
手術後となる今季は肘を気にしてなのか、球がバラつくことが多かった。
制球を気にして腕が振れず、結果フォーシームも変化球も威力が落ちて痛打、
という悪循環に陥ってしまっていた。ここが改善できるかどうかが鍵となる。
北海道日本ハムではブルペン左腕がルーキーの宮西1人という状態。
武田勝は先発になったし、吉川は不振に喘いだ。歌藤は戦力外。
あとは八木がいるが、再び先発での復調を待つことになるだろう。
林自身がどれだけ復調できるかどうかだが、復調すれば7回、
または8回を任せるセットアップの両面で使える投手となる。
ただ、成績は下降線の末に故障という好ましくない曲線を描いている。
読売はブルペンで若い投手が出ると酷使する傾向にあるが、
林がそれで"終わった"と判断してトレードに出したのかどうか。
肘の状態がどこまで戻ってくるか、が全てで、北海道日本ハムとしては
リスクはもちろんあるが、成功すればリターンも大きい獲得となるはず。
●MICHEAL(マイケル中村)
クローザー-右 32歳 2億円(+4000万円↑27%)
:ミネソタ・ツインズ(98-03)→トロント・ブルージェイズ(04)
→北海道日本ハム(05-08)→読売(09)
Y Tem Lev W -L Sv ERA G GS IP H R ER HR BB SO WHIP HLD
06 F PL 5 1 39 2.19 64 0 65.2 55 16 16 5 20 67 1.14 4
07 F PL 1 1 34 2.16 56 0 58.1 42 15 14 4 14 49 0.96 2
08 F PL 2 2 28 2.14 46 0 46.1 32 11 11 2 12 47 0.95 2
父親が日本人、母親がオーストラリア人のハーフで、
3歳でオーストラリアに渡ったが日本生まれのため日本国籍を持っている。
ミネソタ・ツインズにドラフト外で入団し期待されたプロスペクトだったが、
トロント・ブルージェイズへ移籍。メジャーでは芽が出なかった。
その後、04年に北海道日本ハムがドラフト4巡目で指名。
新人と外国人選手と半々のような扱いで変わった形で入団となったが、
05年に腰痛で離脱したものの、その後はクローザーに定着。
06年にはリーグ最多セーブをマークし、不動のクローザーとなった。
首を傾げ、セットアップから俯くような姿勢でサイドアーム気味に投げる。
最速150km/h近くを記録するフォーシームと大きなカーブが武器。
カーブは横滑りするものと、縦に大きく落ちるものと2種類ある。
その他にもスライダー、チェンジアップ、カットボール、ツーシームと
多彩な変化球を投げ分け、制球も良い。精神面も強い投手。
三振をガンガン奪うタイプのクローザーとはやや違うかもしれないが、
非常に安定感がありクローザーとしては高い評価を受けている。
ただ、大きな怪我はしないものの小さな故障を重ねるタイプで、
今季も短くない期間で離脱することがあった。
読売ではクローザーにクルーンがいるため、セットアップでの起用になるはず。
あるいはクルーンも健康面で万全ではないため、クローザー起用もあるか。
こちらは豊田、クルーン、そしてこのMICHEALとクローザー経験者が3人となった。
今季は越智と山口という若手がブルペンで大車輪の活躍を見せたが、
来季はやや成績を落とすと判断すれば、MICHEALをプラスしたことは意味がある。
中期的にはクルーンはおそらく来年1年(引退も示唆)だろうし、豊田は37歳。
MICHEALも若い投手ではないが、ブルペンの世代交代の過渡期において、
役割を重複させて保険を掛けた形になると思われる。
●工藤 隆人
LF/CF-左 27歳 2300万円(+500万円↑28%)
:北海道日本ハム(05-08)→読売(09)
Y Tem Lev Pos G AB H AVG HR RBI SB BB SO OBP/ SLG
06 F EL OF 83 202 57 .282 1 13 9 14 25 .347/.366
07 F PL LF 72 215 62 .288 0 17 9 12 44 .329/.353
08 F PL LF/CF 104 199 51 .256 0 12 8 9 42 .307/.322
ドラフト9巡目指名から這い上がってきた叩き上げの俊足外野手。
昨年頭角を現してプラトーンで期待されたが、打撃が改善できなかった。
強肩の糸井などLFは激戦区で、余剰戦力的な形でリリースとなった。
左の俊足外野手で、スピードや加速は球界でも屈指。
肩はやや弱いが、その俊足を活かした広い守備範囲を誇る。
打撃はまだ未整備で、選球眼やミートに課題があり、早打ちの傾向がある。
昨年はまずまず打ったが、今季は打撃では明らかに壁にぶつかった。
四球を選べないのは俊足を活かすには致命的で、ここを改善したいところ。
左右はあまり気にしないので、ボールの見極めさえ出来れば打撃面では
まだまだ伸びしろを秘めているのではないかと思う。
読売の外野陣はLFがラミレス、CFは俊足スイッチの鈴木尚、
RFは健康ならば高橋由だろうが、100試合を目処としたい。
あとは右の谷が代打兼、左は亀井、隠善とおりライバルは多い。
まずは1軍ロースターの枠を掴むための勝負で、亀井、隠善との勝負。
あるいは代走要員として使われるか。むしろこちらの可能性が高い。
いずれにしても、北海道日本ハムで努めていたようなLFやCFでの
プラトーンという立場も、ここでは高望みになるかもしれない。
●右の中軸打者獲得とペイロールの話
北海道日本ハムの今季の総得点533、打率.255は共にリーグ最下位。
これは2年連続で、小笠原、SHINJO、セギノールと中軸を努めた打者が
相次いで退団したこと、代役を見つけられなかったことが大きい。
貧打改善のためにクリンナップを打てる打者が必要だった。
二岡を「強打者」と呼べるかどうかは微妙なところではあるが、
このクラスの中距離打者でもトレードで獲得するのは非常に困難。
また林もブルペン左腕としては実績上位。まだ25歳という年齢も魅力。
ポジションも含めて、マッチする選手を2人獲得できたと言える。
もちろん、どちらにしても今季は故障と不振で良いシーズンではなかった。
そこからどれだけ復調するのか、という点では大きなリスクを抱える。
MICHEALが放出要員になったのは、二岡クラスを獲得するために
大駒が必要だったことと、1億5600万円という年俸にある。
これは今季更改すれば2億円を巡る攻防になるのは確実だった。
ダルビッシュ、稲葉と投打に高額年俸の中心選手を抱えている。
稲葉は2年6億円で再契約、ダルビッシュも3億円の大台という話が出ている。
今季は乗り切っても、MICHEALの年俸上がり続けると過程すれば、
"3人目"に多くを割けない経営面の事情があるのではないか、と思う。
二岡も今季年俸は2億円だが、こちらは不振で下げられる流れになる。
20%ダウンだとして1億6000万円、林も3000万円程度になるだろう。
安い工藤のリリースはそう大きな空きはもたらさないが、
ペイロール(総年俸)の圧縮と中軸を打てる打者・ブルペン左腕の獲得、
という意味では、条件がマッチするトレードで行えたのではないだろうか。
安定して活躍し、2連覇に貢献した不動のクローザーを、
故障をして不振だった選手と交換する、という見方からすれば、
特にファン感情としては納得行かない部分も大きいだろうと思う。
それは当然だし、そうした声が挙がるのは理解できなくはない。
ただ、待つよりは積極的に動いて変えることをフロントは選んだ。
ダルビッシュ、稲葉、MICHEALの今後の年俸の上昇度や、
今季のオフの市場、特に二岡の市場価値を考えて動いたのだろう。
その結果自体はどちらに転ぶかはわからないが、判断自体は納得できる。
ただ、二岡は来季FAで、単年で契約してFAを含め来年の成績次第とするか、
先手を打って複数年契約でリスクとリターンを両方抱える形にするか、
二岡との契約に関しては今後注目してみたいところ。
●読売側はより受動的
読売側としては何となれば動かなくても良いトレードではあった。
二岡はレギュラーとしては見切りをつけた形ではあったが、
李が不振で小笠原が1塁に回るならば3塁で使うことは出来た。
坂本も今年1年間頑張ったが、来季は実質2年目でどこまでやれるか。
ユーティリティでは木村拓、寺内、古城らがいるが、打力では二岡に分がある。
一方で、ここはペイロールに大きく気を遣うことはないのだが、
今オフは世代交代という側面が強く、若返りを推し進めている。
生え抜きの若手、それも20代半ばまでのより若い選手と、
即戦力となる補強組の2本立てがより顕著になった感がある。
二岡がその中で微妙な立場になっていたことは間違いない。
例のスキャンダルが球団の判断にどこまで影響したかはわからないが、
表向きはトレードで体良くリリースできた、という可能性はある。
林はまだ復活に期待することもできたが、リリースした。
これは他の左腕を使うからなのか、それとも故障が酷いと判断したのか。
両方での理由がありそうだが、復調すれば大きなスティールになるかもしれない。
MICHEAL獲得もクローザーは埋まっており、短期的にはセットアップ、
中期的にはクローザーの代役、その両方で保険をかけた形。
贅沢、と言えばそれまでだが、今季のブルペンを支えた越智と山口が
来年も同じような活躍を残す可能性は低いとみているのだろう。
彼らの負担を軽減するために、ブルペンを厚くする必要性もあった。
工藤については左の外野は多く、亀井や隠善を使わない理由も特にない。
こちらは工藤のスピード"のみ"を活かす形での起用になると推測する。
それにしても、なかなか大きなトレード。
昨年は東京ヤクルトと藤井が絡んだ3vs3のトレードを成立させたが、
「メジャーっぽい球団」という意味では北海道日本ハムが群を抜く。
両方にとって、良いトレードとなればよいが。
※追記 11/14 23:15
早々にMICHEALと工藤が来季の契約を更改。修正しました。
また、MICHEALは登録名を「M・中村」とすることが決定。
作者:colonna_e_sport
更新日:2008年11月14日 21時10分
東京ヤクルト・五十嵐がFAを行使せず残留
○関連記事
五十嵐残留、来オフ海外FA権にらみ単年契約
五十嵐ヤクルト単年残留「最後まで迷った」
東京ヤクルトスワローズの五十嵐 亮太投手が、
FA権を行使せずに残留。球団と1年8400万円の単年契約を結んだ。
来年取得予定の国外FAの行使を示唆している。
公式のリリースを待たずにエントリー。
基本的には公式にリリースがあってから記事にしたいのだけど、
色々と後が支えそうなので…。
●五十嵐 亮太
セットアップ・クローザー-右 29歳 8400万円(+3000万円↑36%)
:東京ヤクルト(98-)
Y Tem Lev W -L Sv ERA G GS IP H R ER HR BB SO WHIP HLD
06 S CL 1 2 4 6.12 29 0 25.0 33 20 17 3 11 18 1.76 1
07 登板なし
08 S CL 3 2 3 2.47 44 0 43.2 35 13 12 3 6 42 0.94 12
速球派のセットアップ投手で、04年にはクローザーを努めて37Sを挙げている。
06年の右肘靱帯断裂発覚によりトミー・ジョン手術を受け、昨年は全休。
今季は様子を見つつも開幕から復帰し、セットアップとして充分な活躍をみせた。
国内FA権を取得し、行使か残留かで注目されていたが、単年契約で残留となった。
FAを行使すれば千葉ロッテ、横浜、東北楽天が名乗りを挙げると噂されていた。
肩に右腕を担いでほとんどフォロースルーのないフォームで投げる。
遠心力ではなく最少半径で腕を振ることによって速球に威力をもたらし、
「ロケット」とも称される浮き上がるような抜群のフォーシームを生み出す。
ただこれは諸刃の剣でもあり、右肘の靱帯断裂や大腿部の故障に悩まされた。
しかし手術後の今季はフォーシームは153~5km/hを出すまでに戻ってきている。
変化球はフォークやカーブなどを交えるが、フォーシームの威力が抜群なため、
ほとんど直球一本で組み立てる。また制球もアバウトだが、改善はみられる。
今季は開幕直後に肉離れを起こした以外は順調にシーズンを送った。
押本、松岡、五十嵐、林のブルペン陣は東京ヤクルトの投手陣を支え、
終盤は息切れしたものの、CS出場権争いを演じる要因にもなった。
今季は林がクローザー、五十嵐がセットアップを努めたが、
林がシーズン終盤やや不安な出来でシーズンを終えたために、
来季は林がセットアップで五十嵐がクローザーになる可能性もある。
おそらく、調子を見極めながら併用する形になるだろう。
両者共に経験があるだけに、力強いダブルストッパーとなるはず。
単年8400万円の契約も怪我があったとは言え、計算できる戦力としては割安。
単年、ということで、国外FAを得てのMLB移籍が示唆されている。
ブルペン投手というのは、日本人の投手が他国の投手に比して
実力が上回っているカテゴリーであると思うし、実際にこれまでMLBに移籍し、
且つ一定の実績を挙げた投手はブルペン投手が多い。
フォーシーム一本、しかもボールが違うMLBで対応できるかどうか、
不安な点は無くはないが、来季30歳でセットアップかクローザーとなれば、
これまでのNPB投手の実績からして、良い条件で契約できる可能性は高いと思う。
そのためにも、来年しっかりと実績を残すことが必要になるだろう。
作者:colonna_e_sport
更新日:2008年11月14日 7時35分