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「沖で待つ」(絲山秋子)
沖で待つ 絲山秋子 文藝春秋
今日は、'''勤労感謝の日'''なので本書の記事に決定。
表題の'''第百三十四回芥川賞受賞作'''と、'''「勤労感謝の日」'''の二編が収められているからです。
近所の命の恩人'''長谷川'''さんの持ってきた見合いを断りきれず臨むと、現われた'''野辺山清'''は最悪な男だった!?
勤労感謝の日に無職の恭子が見合いをし、口直しに寄った飲み屋・喜三昧のマスターに勤労感謝する物語。
勤労感謝の日に無職の恭子が見合いをし、口直しに寄った飲み屋・喜三昧のマスターに勤労感謝する物語。
沖で待つ
住宅設備機器メーカに勤める'''及川'''と同期の'''牧原太'''は名は体をあらわす典型的な体系の癒し系。太は、ベテラン事務職の'''井口珠恵'''と社内結婚し、一人娘・'''るか'''にも恵まれ幸せな結婚生活を送っていた。
東京に単身赴任してきた太と久しぶりに再会した及川はある約束を交わす。
それは、先に死んだ方の'''パソコンのHDDを壊す'''というもの。
約束成立後、太から住宅地図と自宅の鍵と星型ドライバーが送られてきた。
それは、先に死んだ方の'''パソコンのHDDを壊す'''というもの。
約束成立後、太から住宅地図と自宅の鍵と星型ドライバーが送られてきた。
約束を果たす羽目になった及川は、HDDの中身を解体しながら太の'''棺桶をこじ開け死を傷つけている'''かのような居た堪れなさに襲われる…。
及川の奮闘も虚しく自宅から'''ポエム'''が綴られたノートを見つけた井口が及川に処分を相談。
彼女は、その中に書かれていた詩の'''「沖で待つ」'''という言葉が妙に心に残る。
彼女は、その中に書かれていた詩の'''「沖で待つ」'''という言葉が妙に心に残る。
「俺は沖で待つ。
小さな船でおまえがやって来るのを
俺は大船だ
何も怖くないぞ」
小さな船でおまえがやって来るのを
俺は大船だ
何も怖くないぞ」
幽霊の太が及川に忠告します。
'''「お前のHDDやばいよ」'''
'''「お前のHDDやばいよ」'''
'''「勤労感謝の日」'''は、文句と不満の巣窟のような作品。
文句と不満が苦手な私は、ちょっと苦手で、読んでいて気分がいい作品ではありませんでした。
まぁ、無職の人間にとっては毎日が休日。
特に勤労感謝の日は、嫌味でしかないのかもしれませんが…?
文句と不満が苦手な私は、ちょっと苦手で、読んでいて気分がいい作品ではありませんでした。
まぁ、無職の人間にとっては毎日が休日。
特に勤労感謝の日は、嫌味でしかないのかもしれませんが…?
一方、'''「沖で待つ」'''は、印象的な題名の作品ですよね。
'''「勤労感謝の日」'''とは、'''文体も表現'''も随分違う感じの作品です。
'''「勤労感謝の日」'''とは、'''文体も表現'''も随分違う感じの作品です。
そういえば、芥川賞は、昨日見た、映画「ALWAYA 続 三丁目の夕日」の'''吉岡'''さん演じる'''茶川龍之介'''(芥川じゃありませんよ(*・∀-)☆)が夢と幸せをかけて臨んでいましたっけ…。
それは、主人公と太の'''同期愛'''と'''キャラ'''のお陰が大きい気がします。
でも、題名と内容の関係は'''微妙'''だし、描かれてる内容もどうといったことのない'''日常の延長線'''上に突如出現した青天の霹靂といった感じの出来事。
それを、ドラマチックにも感情的にも書かず'''淡々'''と綴っている観には、私にはついて行くのが難しい。
題名といい、淡々と描かれている様子といい、まさに芥川賞受賞作といった面持ち。
それを、ドラマチックにも感情的にも書かず'''淡々'''と綴っている観には、私にはついて行くのが難しい。
題名といい、淡々と描かれている様子といい、まさに芥川賞受賞作といった面持ち。
'''純文学'''は、苦手です…。
読後の感想はただ一言。
『やっぱり、私には芥川賞受賞作は'''肌にあわない'''なぁ…』
『やっぱり、私には芥川賞受賞作は'''肌にあわない'''なぁ…』
ところで、皆さんの'''HDDは、やばく'''ありませんか?
作者:
更新日:2008年11月23日 8時20分
テレビで映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を観て♪
テレビで映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を観て♪
【タイトル】 「ALWAYS 続・三丁目の夕日」 【出演者】 吉岡秀隆(茶川竜之介)、堤真一(鈴木則文)、小雪(石崎ヒロミ)、堀北真希(星野六子)、薬師丸ひろ子(鈴木トモエ)、須賀健太(古行淳之介) 、小清水一揮(鈴木一平)、小池彩夢(鈴木美加)、もたいまさこ(大田キン) 、小日向文世 、小木茂光 、手塚理美 【監督】 山崎貴 【脚本】 山崎貴 、古沢良太 【音楽】 佐藤直紀 【原作】 西岸良平
あらすじ: 昭和34年、東京オリンピックの開催が決定し、日本では高度経済成長期が始まろうとしていた。黙って去ったヒロミ(小雪)を思い続けながら淳之介(須賀健太)と暮らす茶川(吉岡秀隆)のもとに、実父が再び淳之介を連れ戻しに来た。(シネマトゥデイ)
前作のラストシーンは涙、涙でした。
それは、'''須賀健太'''君が演じる淳之介の直向さと健気さに胸打たれたのです。
それは、'''須賀健太'''君が演じる淳之介の直向さと健気さに胸打たれたのです。
本作では、残念ながら健太君は声変わりもし成長しすぎて、十歳を演じるのには些か苦しかった気がします。
その分、'''鈴木一平'''役の'''小清水一揮'''君と、'''鈴木美加'''役の'''小池彩夢'''ちゃんが、とても好演していて印象的でした。
一平の'''小さな恋'''は微笑ましく、特に美加への好意を素直に出せない様子は見ていてたまりませんでした。
彩夢ちゃんは、幼くして母を亡くし父の事業の失敗からあまりにも自分の置かれる立場の変化に呆然とし、なかなか受け容れ難い美加を好演。
'''トモエ'''が洗い物を手伝った美加の手にハンドクリームを塗ってあげるシーンの美加の表情にはジーン。
お別れの場面でそのクリームを「使いかけだけど…」と渡すシーンにもウルウル。
'''トモエ'''が洗い物を手伝った美加の手にハンドクリームを塗ってあげるシーンの美加の表情にはジーン。
お別れの場面でそのクリームを「使いかけだけど…」と渡すシーンにもウルウル。
美加を迎えに来た父の'''「私は何もかも失ったばかりと思っていたけど、そうじゃなかった…」'''と、目を細めるシーンも、心温まりました。
'''日本橋'''が何度も出てきて、上に高速道路が通ることを一平が美加に伝え'''「すごいね、二十一世紀みたい…」'''と、二人で期待に胸膨らませている様子が描かれていて、とても'''複雑'''な思いになりました。
日本橋を渡るたび、いつも『何でこの上に首都高を通したんだろうと…』嘆いている私。
この半世紀で、'''失ってしまったもの'''の何と大きいことか…(T_T)
画像のように、夕日どころか空さえも…(T_T)
夕日は夢や希望、愛の象徴?
失ったものの代償の大きさが、本シリーズへの'''ノスタルジー'''となり、観客の心や涙腺を刺激するのでしょうか?
それにしても、'''吉岡'''さんの演技って如何なものでしょう?
前作でも不満に感じましたが、そのマイナス分を須賀君の感動的な演技がフォローしていて大目見ることができました。
本作の主役は堤さんではなく、吉岡さんのよう…。
主役の看板を堤さんから奪うなんて、すごく製作サイドも勇気ある決断をされた気がします。
一番の疑問は、何故あそこまで'''声を裏返す'''…?
前作でも不満に感じましたが、そのマイナス分を須賀君の感動的な演技がフォローしていて大目見ることができました。
本作の主役は堤さんではなく、吉岡さんのよう…。
主役の看板を堤さんから奪うなんて、すごく製作サイドも勇気ある決断をされた気がします。
一番の疑問は、何故あそこまで'''声を裏返す'''…?
「博士の愛した数式」の原作に感動していた私は、映画を見てガッカリ…。
深津さんや寺尾さん、子役のルート君の演技に好感を持ち見ていたのに、彼のせいで原作のイメージがズタズタになったのを思い出しました…。
深津さんや寺尾さん、子役のルート君の演技に好感を持ち見ていたのに、彼のせいで原作のイメージがズタズタになったのを思い出しました…。
鈴木家は東京タワーから、茶川達は夕日を眺めるラストシーン。
「今日もきれいねぇ」
「きれいだな」
「きれいだな」
最近、晴れた日の夕日は本当に綺麗ですね♪
今日の夕日も目に沁みました…。
今日の夕日も目に沁みました…。
作者:
更新日:2008年11月22日 17時39分
「擬似科学入門」(池内了)
擬似科学入門 池内了 岩波新書
あなたは、'''血液型占い'''や'''星座占い'''を信じますか?
テレビ番組でよく目にする'''スピリチュアル'''や'''オーラ'''、'''心霊現象'''などの話を信じますか?
'''マイナスイオン'''や'''クラスター水'''、'''ダイエット食品'''や'''健康食品'''は?
テレビ番組でよく目にする'''スピリチュアル'''や'''オーラ'''、'''心霊現象'''などの話を信じますか?
'''マイナスイオン'''や'''クラスター水'''、'''ダイエット食品'''や'''健康食品'''は?
これらは科学的な装いをとってはいるが、科学の本筋から離れた非合理を特徴としているので、'''「擬似科学」'''と筆者は命名し、3パターンに分類。
《第一種擬似科学》 人間の不安に付け込み、科学的根拠のない言説によって人に暗示をかけるもの。 占い系、超能力、超科学系、「擬似」宗教系など、主として精神世界に関わっている。 物質世界の商売と化すと非常に危険。 《第二種擬似科学》 科学を援用・乱用・誤用・悪用したもので、科学的装いをしていながらその実体がないもの。 (a) 科学的に確立した法則に反しているにもかかわらず、それが正しい主張であるかのように見せかけている言説。 (b) 科学的根拠が不明であるにもかかわらず、あたかも根拠があるような言説で美ジスの種となっているもの。 権威がありそうな学者を動員して信用させる手口が特徴。 (c) 確立や統計を巧に利用して、ある種の意見が正しいと思わせる言説。 《第三種擬似科学》 「複雑系」であるがゆえに科学的に証明しづらい問題について、真の原因の所在を曖昧にする言説で、擬似科学と真正科学のグレーゾーンに属するもの。この場合、科学的にはっきりと結論が下さないのだから、一方的にシロとかクロに決めつけてしまうと擬似科学に転落してしまう。
'''《第一種擬似科学》'''について。
人間の心の揺らぎにつけ込む'''「まやかしの術」'''。
人間の心の揺らぎにつけ込む'''「まやかしの術」'''。
一種の'''精神医療的'''な要素もあるせいか、商売として栄えており、テレビ番組等でも多く見かけるが、単なる見世物として無視しいてると危険性も出てくると指摘。
徐々に人々の心に掏りこまれ、ご神託を臨むよう洗脳されていく恐れがあり、世間への露出が激しい占い師やスピリチュアル・カウンセラーが、あたかも人間が守るべき道徳であるかのように扇動し、政治的に影響を及ぼすようになる可能性もあり、警戒が必要と説く。
何の科学的根拠もない血液型占いにより、人間を四種類に分け、企業によっては血液型ハラスメントも起っているとのこと愚かしさも指摘。
本来の宗教とは、心の迷いを取り除き、個人の内面を安心立命した心境に導く教えのことである。…(略)…物質世界の動向とは一線を画し、人間の精神世界の事象のみに特化していることにその存在意義がある。…(略)…。
「擬似宗教」の判定は容易ではないが、その第一の特徴は、精神世界のみに閉じず、(経済や社会も含む)物質世界までも支配できると自認している、ということだろう。現世の具体的利益を保証するのだ。…(略)…さらに、信者に物質的な見返りを要求したり(全財産を寄進することを求める)、現在の全生活を捨てて集団生活を強要したりする(信者を全面的に監視できるから)。
「擬似宗教」の判定は容易ではないが、その第一の特徴は、精神世界のみに閉じず、(経済や社会も含む)物質世界までも支配できると自認している、ということだろう。現世の具体的利益を保証するのだ。…(略)…さらに、信者に物質的な見返りを要求したり(全財産を寄進することを求める)、現在の全生活を捨てて集団生活を強要したりする(信者を全面的に監視できるから)。
現代は'''科学の時代'''であるから、いかなる根拠についても科学的根拠が問われ、科学的説明が求められる為、信用を勝ち取る為に'''教団の名前'''にも'''「科学」や「真理」'''がつく時代であると書かれていて(≧ω≦。)プププ
擬似科学の特徴は、一部の当たったことを針小棒大に解釈し、当たっていないことを無視する点。
'''《第二種擬似科学》'''について。
'''水ビジネス'''大流行にもメスを入れる。
水関連で世間に認知されている'''「水からの伝言」'''は、科学を下手に操作して道徳に使おうとした似非科学だと斬る。
'''水ビジネス'''大流行にもメスを入れる。
水関連で世間に認知されている'''「水からの伝言」'''は、科学を下手に操作して道徳に使おうとした似非科学だと斬る。
宣伝とは消費者の気を惹く目的で作られているものであるから、容易に信用するべきではなく、疑ってかかることに越したことがない。
'''「健康食品」や「ダイエット食品」'''は'''医薬品'''ではないから、動物実験にや人体を使った治験の必要がなく、果たして本当に効能があるか不明であることも指摘。
入試につきものの偏差値は、単純に言えば平均からのズレ(偏差)を数値化したもので、個々の試験ごとに異なるのが普通である。したがって、同じ試験を受けた学生たちの成績分布としては意味があるが、それを異なった学生集団の異なった科目に対して計算しても意味がない。偏差値だけでは、異なった学生集団の成績の優劣は本来つけられないのだ。ところが、今や、大学選びに偏差値が堂々と使われ、すっかり定着してしまった。
擬似科学がはびこるのは、私たちの生活が便利になり、すべて'''「お任せ」の体質'''がしみこんでしまったのが一因ではないかと指摘。
「お任せ」がはびこると、自分の責任を棚にあげてたに責任転嫁してしまい、当事者意識が希薄になると。
「お任せ」がはびこると、自分の責任を棚にあげてたに責任転嫁してしまい、当事者意識が希薄になると。
'''「自己責任」の時代'''と言われながら、実際はその逆が進行している。
「お任せ」体質がはびこると人間はますます横着になり、結果を考えなくなり、科学とも縁遠くなっていき、擬似科学が入り込む余地を大きくしている。
「お任せ」体質がはびこると人間はますます横着になり、結果を考えなくなり、科学とも縁遠くなっていき、擬似科学が入り込む余地を大きくしている。
擬似科学は、私たちを誘惑しようとし、'''「考えさせない」'''あるいは'''「考えることを放棄させる」'''もの。
擬似科学の居場所を小さくすることを'''教育'''によって知らしめる必要があると説く。
擬似科学の居場所を小さくすることを'''教育'''によって知らしめる必要があると説く。
擬似科学の売りは、それを信じればすべて解決するということにある。考えてはいけないのだ。それに対して、予防措置原則では、何が安全にプラスで何がマイナスかを考え予測しなければならない。そして、少しでも懸念があれば、先送りしたり、手を出さない決心をすることが求められる。考えることが先行するのである。そこに決定的な差があるのだ。
「お任せ」体質への警戒は'''築山節'''さんの「脳が冴える15の習慣」で書かれれていたことと共通性を感じましたが、'''ブログ'''に関しては本書は否定的だったのでその点は違うかな?
脳といえば、脳の分野はいまだ研究途上なので、今後、擬似科学が大いに入り込む危険性があると書かれていて、納得。
'''「ゲーム脳」'''に関しては'''第二種似非科学'''として否定されていましたが、'''岡田尊司'''さんの「脳内汚染」を読む限り、私には'''第三種擬似科学のグレーゾーン'''に位置するように思え、危うきに近寄らないという考えは'''揺らぎ'''ませんでした。
本書は、全てのことに疑問を持ち、'''「疑う」'''ことを啓発していますが、読んでいるうちに'''パラドックス'''に陥ってきます。
書かれていることを全て信用すると、本書の内容に対しても疑うざるを得なくなるからです。
書かれていることを全て信用すると、本書の内容に対しても疑うざるを得なくなるからです。
'''「評論家の言うことは信用すべきではないと、評論家の池内が言った」'''と結ばれています。
筆者は、'''読者の判断'''に'''お任せ'''するとのこと。
筆者は、'''読者の判断'''に'''お任せ'''するとのこと。
さて、あなたの判断は?
作者:
更新日:2008年11月21日 12時40分
テレビで映画「犯人に告ぐ」を観て♪
テレビで映画「犯人に告ぐ」を観て♪
【タイトル】 「犯人に告ぐ」 【出演者】 豊川悦司(巻島史彦)、石橋蓮司(迫田和範)、笹野高史(津田良仁)、石橋凌(曽根要介)、松田美由紀(巻島園子)、小澤征悦(植草壮一郎)、片岡礼子(杉村未央子)、井川遥(早津名奈)、崔洋一 (韮沢五郎) 【監督】 瀧本智行 【脚本】 福田靖 【音楽】 池頼広 【原作】 雫井脩介
あらすじ: 川崎で起きた連続児童殺害事件で“BADMAN”と名乗りテレビに脅迫状を送りつけた犯人が、3件目の犯行後、こつ然と姿を消してしまう。捜査に行き詰った警察は捜査責任者の巻島(豊川悦司)をテレビに出演させ、犯人に直接語りかける“劇場型捜査”を決断するが、犯人を挑発する巻島の発言に報道は加熱し、日本中が混乱に陥る。(シネマトゥデイ)
本作の原作は、'''2005年大薮春彦賞'''などに輝いた'''雫井脩介'''さんの同名ベストセラー小説です。
ああ、何たる'''不覚…!'''
私は原作を読みたいと思いつつ、未読でした(T_T)
鑑賞後、原作の方を先に読みたかったと'''後悔'''。
鑑賞後、原作の方を先に読みたかったと'''後悔'''。
ハッと驚かされた場面が何箇所もあったので、そのスリリングな展開やどんでん返しに次ぐどんでん返しを、できることなら手に汗握りながら小説でドキドキしながら読みたかった…。
映画を見ながら『原作ではもっとこう、○○と描かれているのでは…?』と、'''妄想'''しきりに鑑賞。
映像だと、時間が限られているので、'''あっさり'''と流されている気がしてなりませんでした。
例えば、巻島と迫田の因縁の関係や、巻島が掌紋を迫田のものと感付く件、BADMANと六年前の事件の関連性等です。
しかし、'''トヨエツ'''が熱演していて、とても見ごたえがある作品です。
印象的な彼の台詞は…、
「今夜は震えて眠れ」
'''トヨエツファン'''の私は、別の意味で'''震えて眠りました♥'''
'''石橋蓮司'''さんも、強かで憎憎しい役を好演。
脇を固める、'''笹野高史'''さんも燻し銀の演技で作品を盛り上げます。
驚いたのは、'''小澤征悦'''さんが、'''小澤征爾'''さんのご子息だと知ったこと。
警視総監の御曹司の役柄は、'''二世タレント'''である彼にピッタリかも?
彼の、石橋蓮司さんを見つめる顔は印象的でしたが、色々な意味で、世の中は二世に有利なのかと暗澹たる気持ちにもなりました。
映画を見ながら、パソを立ち上げ図書館のサイトにアクセスし'''原作を予約'''。
'''ネタ'''を知ってしまいまったことが残念ですが、原作の味付け方を読むのが楽しみです♪
脇を固める、'''笹野高史'''さんも燻し銀の演技で作品を盛り上げます。
驚いたのは、'''小澤征悦'''さんが、'''小澤征爾'''さんのご子息だと知ったこと。
警視総監の御曹司の役柄は、'''二世タレント'''である彼にピッタリかも?
彼の、石橋蓮司さんを見つめる顔は印象的でしたが、色々な意味で、世の中は二世に有利なのかと暗澹たる気持ちにもなりました。
'''ネタ'''を知ってしまいまったことが残念ですが、原作の味付け方を読むのが楽しみです♪
作者:
更新日:2008年11月20日 8時13分
「ミヤマ物語」第一部(あさのあつこ)
ミヤマ物語 第一部 あさのあつこ 毎日新聞社出版
'''ウンヌ'''の森に住む'''クサジ'''の'''ハギ'''は、母・'''トモ'''と二人暮し。
村には厳しい身分制度があり、その頂点はお屋敷に住む'''ミドさま'''、次は大樹に住む'''ウロウロ'''一族、次は雑木や花木に住む'''ニクル'''、一番下が'''クサジ'''である。
村には厳しい身分制度があり、その頂点はお屋敷に住む'''ミドさま'''、次は大樹に住む'''ウロウロ'''一族、次は雑木や花木に住む'''ニクル'''、一番下が'''クサジ'''である。
絶対的な掟により、階級を越える婚姻の禁止、身分により身につける物まで決められおり、身分が低い者は上の者に話をすることや直接顔を見ることも禁止されている。
トモの兄・'''ハマイ'''は、ミドさまの顔を見たことで処刑されたという。
ハマイのように、掟に背いた者は、厳しく諌められ、罰せられ村から追い出される。
ミドさまの'''結界の外'''である村の外は'''魔界'''で、'''マノモノ'''や'''ヒト'''が住む恐ろしい場所。
ハマイのように、掟に背いた者は、厳しく諌められ、罰せられ村から追い出される。
ミドさまの'''結界の外'''である村の外は'''魔界'''で、'''マノモノ'''や'''ヒト'''が住む恐ろしい場所。
小学校六年生の'''梅村透流'''は、母・'''真千'''がマスコミにもてはやされる美貌のエッセイストであることから同級生達に疎まれ、イジメを受け登校拒否に。
母にはその心情を伝えられず、学校では恐怖を感じ、家では孤独が圧し掛かり、自分の殻に篭っていた。
母にはその心情を伝えられず、学校では恐怖を感じ、家では孤独が圧し掛かり、自分の殻に篭っていた。
そんなある日、幼い時から愛着を感じていたクスノキの'''「ウンヌに行けばいい」'''という声を聞く。
母は'''ウンヌ<雲濡>'''が、父の故郷で、そこで体験したという怖くて不思議な話をしてくれる。
葬式の時、お棺の中から祖母の'''遺体が消えた'''というのだ。
母は'''ウンヌ<雲濡>'''が、父の故郷で、そこで体験したという怖くて不思議な話をしてくれる。
葬式の時、お棺の中から祖母の'''遺体が消えた'''というのだ。
透流は今の自分の殻を破る為にはウンヌに行くことが必要だと感じ、父の実家でお手伝いの'''草代'''さんと二人で生活することに。
草代さんは、屋敷の奥座敷の闇の中に'''「いろいろなもの」'''がいて、透流の祖母はその'''「モノ」'''たちの世界に行ってしまったのではないかと神事、帰りを待っていると話す。
'''ミヤマ'''とは'''深山'''、'''ウンヌ'''とは'''雲濡'''だったんですね。
本書は、トモと透流、それぞれの章からなっている二部構成です。
二人の共通点は、自分の置かれている現状から抜け出したいと思っていることと、父を早く亡くしていること。
二人の共通点は、自分の置かれている現状から抜け出したいと思っていることと、父を早く亡くしていること。
その二人が、'''イタチ'''や'''フクロウ'''に導かれ、住む世界を異にするにも関わらず出会うまでの物語です。
読み終えて、表紙絵を見返すと、物語のキーワードがしっかり描かれていました。
表紙絵や挿絵も、素敵な作品です。
読み終えて、表紙絵を見返すと、物語のキーワードがしっかり描かれていました。
表紙絵や挿絵も、素敵な作品です。
トモは、ミドさまの水汲みという自分の職業に大いに誇りを持っていて、ハギが、それを認めてくれることにより、より幸福を感じています。
しかし、ハギは母との生活に幸せを感じるものの、掟に縛られる苦しい生活に釈然としない何かを感じている。
しかし、ハギは母との生活に幸せを感じるものの、掟に縛られる苦しい生活に釈然としない何かを感じている。
想うのは、勝手。
想うのは、自由。
想うのは、自由。
ハギは、心を大切にし、心まで縛られたくないと思うようになります。
ハギは、自分の奴隷のような生活に疑問を感じていた所、トモが苦しい仕事により傷ついた手からこぼれた一滴の血のために処刑されることになり、違う世界に旅立つことを決意します。
これは、'''ル=グウィン'''の「パワー」という作品と非常に共通するものを感じてしまいました。
'''「パワー」'''の主人公も'''奴隷'''で、たった一人の肉親である愛する姉の不幸で理不尽な死により、真の自由を求め、新たな世界に旅立つからです。
'''「パワー」'''の主人公も'''奴隷'''で、たった一人の肉親である愛する姉の不幸で理不尽な死により、真の自由を求め、新たな世界に旅立つからです。
ハギと透流が出会うことにより、これからどういう物語が展開されていくのでしょう?
続編が気になります!!
作者:
更新日:2008年11月19日 10時47分
「季節風*夏*僕たちのミシシッピー・リバー」(重松清)
季節風 * 夏 * 僕たちのミシシッピー・リバー 重松清 文藝春秋
本書は、産経新聞大阪本社の夕刊に連載されていた'''『季節風』'''より、改稿、改題し単行本化された短編集で、「季節風 * 春 * ツバメ記念日」に続く作品集です。
親知らず
ツルハシを持った虫歯のポスターが土木工事の作業員だった父の姿とかぶり歯医者に行けなくなり、長年親知らずの痛みと折り合いをつけてきた男が、母の葬式を出した疲れから痛みが悪化し、歯医者に行く。あじさい、揺れて
あじさいが咲く季節、四年前交通事故で亡くなった兄の嫁が、再婚をすることになる。あじさいの花言葉は「心変わり」と「一家団欒」。
幼い甥の父の記憶はないないけど、'''一家秘伝'''のアイスの食べ方を伝授。
その次の雨の日のために
子ども達にとって雨の日の'''傘'''のような存在になりたいと願っている、中年の中学校教師が自分の立場や生き方を、同名のサッカー選手に重ね自問自答する葛藤を描く。
「晴れてるときにも、傘は要るんだよ、やっぱり。雨はいつかあがっても、またいつか降るんだから」
ささのは、さらさら
五年前の七夕の短冊には子どもたちの幸せだけをお願いした父が肺癌のために他界し、母は近藤さんという上司と再婚を希望するが高校生の長女は複雑な思いに。近藤さんの一挙手一投足を父と比べてしまうのだ…。
少しずつ遠ざかっていたお父さんが、また戻ってきてくれた。
風鈴
同棲時代に住んでいた『グリーンハイツ』は男女の二人暮しが多いアパートで、隣の部屋に新婚の石川さんと千佳さんが入居してくることになり、結婚に踏み切れない二人は少し複雑な思いに。しかし、新婚旅行の帰国予定日を過ぎても石川さん夫婦は戻らず、変わり果てた姿で一晩だけ新居で過ごすことに…。
僕たちのミシシッピー・リバー
親友のトオルが転校することになり、二人で最後の'''「冒険」'''をしに海を目指す。。お互いが相手へのプレゼントである二人の愛読書'''「トム・ソーヤの冒険」と「ハックルベリー・フィンの冒険」'''をリュックに忍ばせて…。
魔法使いの絵の具
郷里の兼業農家の家付き娘である私は、幼なじみのフミと久しぶりに再会。才色兼備の彼女は、東京で優雅な生活をしている別世界の人間だと思っていたが…。
幼い頃親しんだ'''ツユクサ'''の花の、色水遊びが二人の離れてしまった心の架け橋になる。
終わりの後の始まりの前に
初めから甲子園など手の届かない夢だと自覚していたが、高三の夏の予選で一回で敗退してしまい、まだ何かが終わっていない気がして、やりきれない思いに悩まされるテルに主審が言う。
「でもなあ…悔しさや後悔のなにもない人生っていうのも、それはそれで寂しいんじゃないかって、僕は思うんだけどなあ…」
金魚
小五の息子とお盆に帰省した私は、息子と同い年の夏、川で溺れ死んだ'''ヤマケン'''のことを久しぶりに思い出す。
おとなになったおかげでわかることもあれば、おとなになったせいでわからなくなってしまったこともある。子どもの頃からずっと、おとなになってもわからないままのことだって、たくさんある。
べっぴんさん
九十三歳で無くなった祖母のお葬式に集まった親戚一同。孫達は祖母がその昔、お風呂上りに'''天花粉'''をたっぷりつけてくれ、女の子には'''「べっぴんさんになったなあ」'''、男の子には'''「ハンサムさんになったなあ」'''と言ってくれたのを懐かしみ、子どもたちに同じことをしてやることに。
孫達が大きくなり、泊まりに来なくなっても新品の天花粉を用意していた祖母…。
虹色メガネ
クラスメイトのおとなしい川野さんに'''「メガネちゃん」'''とあだ名をつけたことを後悔しきりの小三のなっちゃんのメガネデビューのお話。
この子、メガネが好きなんだな、と思う。自分の大切なものだから、好きなんだな。
'''「親知らず」'''の意味は'''”親の知らない間に生える歯”'''という解釈しか知らず、この作品でもう一つの意味を知りました。
親知らずの抜歯と、鬼籍の人となってしまった両親の思い出が切なく描かれている作品です。
私も、昨年、勇気を出して親知らずを抜いたので、とても共感してしまいました。(その記事はこちらから→http://blogs.yahoo.co.jp/konpeitou_06/34082821.html)
親知らずの抜歯と、鬼籍の人となってしまった両親の思い出が切なく描かれている作品です。
私も、昨年、勇気を出して親知らずを抜いたので、とても共感してしまいました。(その記事はこちらから→http://blogs.yahoo.co.jp/konpeitou_06/34082821.html)
'''「ささのは、さらさら」'''は、涙なしでは読めませんでした。
七夕の短冊に書かれる願い事の変化が、一家の置かれた状況と重なる様の描き方がとてもウマイと思いました。
クライマックスシーンは、私が結婚式を挙げた場所だと思われ、また別の感動もあり、とても印象に残った作品です。
七夕の短冊に書かれる願い事の変化が、一家の置かれた状況と重なる様の描き方がとてもウマイと思いました。
クライマックスシーンは、私が結婚式を挙げた場所だと思われ、また別の感動もあり、とても印象に残った作品です。
'''「べっぴんさん」'''は、子ども時代、母の実家で過ごした懐かしい夏休みの思い出を蘇らせてくれた作品です。
使われている方言が母の郷里のものと似ているから余計懐かしくなりました。
帰省する度「べっぴんさんになったなぁ」と言われたものです。
天花粉を”てんてん”と呼んでいた幼い頃、関東では「べっぴんさん」という言葉を使わないので意味がわからず戸惑いましたっけ…。
帰省する度「べっぴんさんになったなぁ」と言われたものです。
天花粉を”てんてん”と呼んでいた幼い頃、関東では「べっぴんさん」という言葉を使わないので意味がわからず戸惑いましたっけ…。
妊娠し、母親学級で、今はベビーパウダーは使わないと習った時は驚いたものです。
'''「タカシ丸」'''も、息子が大人になっても壊れない船を一緒に作ろうという死期が迫っている父親のお話で、涙なしには読めませんでした。
ホームセンターで材料を一人で見繕わなければならない雅也の脇を、ふざけながら通り過ぎる父と息子の情景を思い浮かべ、たまらない気持ちに。
父のやせ細った膝に抱きつき思い切り泣けた雅也は、ある意味幸せなのかもしれないと思えました。
その雅也の背中をポンポンと拍子を取るように軽く叩けた父親も…。
その雅也の背中をポンポンと拍子を取るように軽く叩けた父親も…。
お盆の頃のお話なので、あの世とこの世を結ぶお話が多かった気がします。
あと、重松作品には取り上げられることの多い高校野球のお話もしっかり含まれていました。
あと、重松作品には取り上げられることの多い高校野球のお話もしっかり含まれていました。
'''トムとハック'''は、私の小学校時代の大親友だったので懐かしかった♪
一年中我が家の冷凍庫にはアイスが入っていて、'''ガリガリ君'''のファミリーパックは常連さんですが、私もソーダー味が最高だと思います( ̄ー ̄)ニヤリ
風鈴は近所迷惑かと思い吊るせません。
我が家に吹く風は、涼やかな風ではなく暴風のことが多いので…。
我が家に吹く風は、涼やかな風ではなく暴風のことが多いので…。
もうすかっり、秋から冬へと季節は移ろいつつありますが、続く'''「季節風・秋」'''が年内に回ってきますように♪
作者:
更新日:2008年11月18日 14時41分
「フェルメール展」に行って来ました…
先週、'''国立西洋美術館'''で開催されている「ヴィルム・ハンマースホイ展」に行き、彼が影響を受けたとされている'''フェルメール'''の作品を見たくなり、'''東京都美術館'''に行って来ました。
第三土曜と日曜日は'''「親子ふれあいデー」'''といって、都内在住で十八歳未満の子の保護者は半額とのことで'''八百円'''のチケットを購入♪
半額のチケットに気をよくしたものの、それからが大変でした…(T_T)
会場の入り口まで'''長蛇の列'''。
先日行った'''ディズニーシー'''でも一番並んだアトラクションは'''35分'''だったので、フェルメール人気'''恐るべし!!'''
(シーの記事はこちらから→http://blogs.yahoo.co.jp/konpeitou_06/45210584.html)
(シーの記事はこちらから→http://blogs.yahoo.co.jp/konpeitou_06/45210584.html)
並んでいると「'''モナ・リザ'''を見に来た時みたいだね…」なんて声が聞こえました。
「モナ・リザ展」は、見に行きませんでしたが、幼心に当時のフィーバーぶりは強烈に記憶しています。
ダイヤルするとモナ・リザの声が聞けるという電話番号もあり、友人たちが聞いたと騒いでいたような…?
「モナ・リザ展」は、見に行きませんでしたが、幼心に当時のフィーバーぶりは強烈に記憶しています。
ダイヤルするとモナ・リザの声が聞けるという電話番号もあり、友人たちが聞いたと騒いでいたような…?
行列に並ぶのが嫌いな私は、『本展覧会はモナ・リザに匹敵する価値があるのか…?』という疑問が沸々と…。
並んでいる時間が長く、入場できた時には閉館時間も迫りゆっくり鑑賞する時間は少ない有様。
やっと、会場内に入れたと思ったら、入場制限しているのにも関わらず、中も大混雑。
折角フェルメールを観に来たのに、たどり着けないかも知れないので、まずは階段を上り一階のフェルメールの作品から鑑賞することに。
(入り口は地下一階なので…)
(入り口は地下一階なので…)
しかし、おしくらまんじゅう状態で絵を鑑賞する雰囲気ではないし、'''「親子ふれあいデー」'''にも関わらず、身長の低い子どもたちは全然絵を見ることができない悲惨な状態。
どうにか観ることができた、'''「ワイングラスを持つ女」'''は、青いテーブルクロスの深い色味と絵の中に広がる空間が醸し出す世界感に心酔。
近年フェルメールの作品と認定されて話題になった'''「ヴァージナルの前に座る若い女」'''も見どころの一つだし、'''日本初公開の五点'''が展示されています。
しかし…。
フェルメールの現存する作品は世界でも33〜36点と少なく、その中の'''7作品'''が展示されているので、好しとするべきなのかもしれませんが、私には楽しみにしていた分、裏切られた感が…。
会場内の展示方と動線が悪い事にも不満が…。
テープで別けてはいるけれど、入退場の人を同じ狭い階段を使わせているのにも問題を感じました。
テープで別けてはいるけれど、入退場の人を同じ狭い階段を使わせているのにも問題を感じました。
そして、何より一番の不満は、本展覧会が「フェルメール展」と'''看板に掲げている'''こと!
'''ルーブル美術館'''や'''ウィーン美術史美術館'''で著名な作品をゆっくり鑑賞したことがあるだけに、今回の展示内容には本当に落胆させられました。
展示作品が合計しても35点で、絵画展示品より'''写真展示'''の方が多いという'''お粗末さ'''…。
展示コーナーより、お土産コーナーの方が非常に広く感じたのは私だけ?
本展覧会のタイトルは、サブタイトルの'''「光の天才画家とデルフトの巨匠たち」'''にすべきだったのではないかと疑問に思えて仕方ありませんでした。
この展覧会がここまで混雑するのは、日本人にフェルメールが人気だということもあるとは思いますが、本展覧会の大手マスメディアである主催二社の'''宣伝効果'''が非常に大きいのではと邪推。
美術展の公式サイトはこちらから→http://www.tobikan.jp/
作者:
更新日:2008年11月17日 10時39分
ディズニーシーはもうクリスマス♪
皆さんは、平日にお休みが取れると、どこに行きたいとお考えになられますか?
私の場合、まず、遊びに行く先に'''TDR'''を考えます。
いつも混雑しているTDRには、平日にしか行った事がありません。
それも、なるべく穴と思える日を狙います。
それも、なるべく穴と思える日を狙います。
でも、'''クリスマス'''が近づいてくると、混雑を予想しつつも、どうしても行きたくなります。
穴に思える、小雨まじりの生憎の空模様の平日、主人とおチビのお休みが重なりました。
平日に行ける機会を逃すわけにはまいりません!
平日に行ける機会を逃すわけにはまいりません!
'''ランド'''にするか、'''シー'''にするかは、大いに迷うところ…。
長女が、家族一緒のレジャーを卒業してから、'''ディスニーシー'''には行ったことが無く、その頃は'''おチビ'''もまだ身長制限で乗れないアトラクションばかりだったのを思い出し、久しぶりにシー行きを決定。
キャラクターショーも、クリスマス色一色♪
ランドの食事にはいつも不満を持つのですが、シーのお食事は'''美味しく満足♪'''
クリスマスや25thのセットメニューも充実していて堪能。
クリスマスや25thのセットメニューも充実していて堪能。
水上に浮かぶツリーも光り輝き、とってもロマンチック♪
これら、クリスマス用の演出は、非常に素晴らしいのですが、寒さには閉口。
'''アメリカンウォーターフロント'''の先には、本物の海の'''東京湾'''が広がっています。
堤防の向こうには本物の船が浮かんでいるロケーションだけあって、'''寒い寒い'''。
'''アメリカンウォーターフロント'''の先には、本物の海の'''東京湾'''が広がっています。
堤防の向こうには本物の船が浮かんでいるロケーションだけあって、'''寒い寒い'''。

海風が身に凍みます…。
でも、待った甲斐があり、水面に映る光や花火は'''美しさも二倍♪'''
久しぶりの'''シー'''で、海のテーマパークだけあり、まさに'''浦島太郎'''状態。
好きだった劇場系のアトラクションがなくなっていてショック。
'''「ZED」'''に似たショーを見せる劇場だったので、仕方ないのかな?
好きだった劇場系のアトラクションがなくなっていてショック。
'''「ZED」'''に似たショーを見せる劇場だったので、仕方ないのかな?
初体験のアトラクションは、'''タワー・オブ・テラー'''。
エレベーターを模した恐怖系のアトラクションです。
'''絶叫系大好き'''な'''長女'''の'''イチオシ'''だったので、おチビも私も尻ごみ。
エレベーターを模した恐怖系のアトラクションです。
'''絶叫系大好き'''な'''長女'''の'''イチオシ'''だったので、おチビも私も尻ごみ。
主人が先に偵察に行き'''「楽しい♪怖くないよ♪」'''を連発。
眺めのいい高いところは好きだけど'''閉所恐怖症'''の気がある私は、超高層ビルの展望室に行くのに苦労します。
特に窓のないエレベーターは大の苦手。
「都庁の展望室行きのエレベーターとどっちが怖い?」と聞くと、「都庁じゃない?」
特に窓のないエレベーターは大の苦手。
「都庁の展望室行きのエレベーターとどっちが怖い?」と聞くと、「都庁じゃない?」
…で、乗ってみると…。
お天気のせいか、クリスマスシーズンなのに空いていて、人気アトラクションも乗り放題。
書斎から消える'''ウトゥンドゥ'''の謎を解明すべく、'''五回'''も乗った主人。
書斎から消える'''ウトゥンドゥ'''の謎を解明すべく、'''五回'''も乗った主人。
めでたく、謎を解明できたそうで興奮気味に教えてくれました…。
そう…、彼は長女同様、絶叫系大好き人間でした。
彼の言葉を鵜呑みにしたばかりに…味わった'''恐怖体験'''。
彼の言葉を鵜呑みにしたばかりに…味わった'''恐怖体験'''。
でも、最高の恐怖を体験した後は、慎重派のおチビには荒治療となり、もう何も恐れるものはありませんでした。
半ば、自棄?
半ば、自棄?
今年で'''TDR'''は、'''25th'''だそうです…。
'''10th'''の記念マグカップを友だちからプレゼントしてもらったのがついこの間のよう。
カップの絵柄は'''キャプテンEO'''でした…。
'''10th'''の記念マグカップを友だちからプレゼントしてもらったのがついこの間のよう。
カップの絵柄は'''キャプテンEO'''でした…。
本当に早いですね。
ため息が出るような'''綺麗な夜景'''を見ながら、思わず'''TDR'''でのたくさんの思い出を振り返ってしまいました。
帰宅し、やったことはクリスマスツリーの飾りつけ。
今年も、とうとうクリスマスがやってきますね…。
今年も、とうとうクリスマスがやってきますね…。
作者:
更新日:2008年11月15日 6時59分
あきやまただしさんの”絵本ライブ”と「はやくねてよ」
'''あきやま'''さんは、テレビ'''「おかあさんといっしょ」'''の'''「パンツぱんくろう」'''で有名な、絵本作家さんです。
普通の読み聞かせだとばかり思っていたら…!?
ご自分の絵本のキャラクターに次々と'''変身'''し、'''パペット'''も使い、声色や表情を七変化させ大熱演。
ギターや太鼓、鈴などを使い、絵本にちなんだ自作の歌まで披露♪
ギターや太鼓、鈴などを使い、絵本にちなんだ自作の歌まで披露♪
汗を拭き拭き、身体を張ったパフォーマンス。
子どもたちの中からは「頭にも汗かいてるよ、拭いたほうがいいよ」などという声も。
子どもたちの中からは「頭にも汗かいてるよ、拭いたほうがいいよ」などという声も。
読んでくださった絵本は、「たまごにいちゃん」、「へんしんたまごにいちゃん」、「へんしんトンネル」、「へんしんマジック」、「まめうしくんあいうえお」、「ひつじパン」、「さかさのこもりくんとおおもり」、「まめうしくんこんにちは」、「さかさのこもりくんとてんこもり」。
歌ってくださったのは「まめうしくんのうた」と「パンツマンのうた」♪
あきやまさんは、子どもの頃から絵を描くのが大好きで、一日中絵を描いていたそうです。
小学生の頃、ご両親から「何の本が欲しい?」と聞かれ、初めて買ってもらった本は'''「世界美術史全集」'''。
その中の'''レオナルド・ダ・ヴィンチ'''の'''「モナリザ」'''を模写したりして楽しまれていたとか。
当時好きだった画家は他には、'''ミケランジェロ'''や'''ダリ'''。
ダリが好きなおチビは、それを聞いて嬉しそうでした。
小学生の頃、ご両親から「何の本が欲しい?」と聞かれ、初めて買ってもらった本は'''「世界美術史全集」'''。
その中の'''レオナルド・ダ・ヴィンチ'''の'''「モナリザ」'''を模写したりして楽しまれていたとか。
当時好きだった画家は他には、'''ミケランジェロ'''や'''ダリ'''。
ダリが好きなおチビは、それを聞いて嬉しそうでした。
小学校四年生では、'''赤塚不二夫'''、'''楳図かずお'''、'''手塚治虫'''に憧れ漫画家を目指す。
その時代に描かれた作品を見せてくださいましたが、大人顔負けの素晴らしい絵でした。
その時代に描かれた作品を見せてくださいましたが、大人顔負けの素晴らしい絵でした。
漫画の新人賞を頂き、漫画家として一年くらい活動するも、お子さんの誕生がきっかけとなり絵本作家に転身。
講談社の新人賞に応募し受賞し、今に至っていらっしゃるとのこと。
講談社の新人賞に応募し受賞し、今に至っていらっしゃるとのこと。
お子さんが小さいうちは、絵本のヒントをお子さん達からたくさん得ていらっしゃったそうですが、今は「絵本ライブ」などを通し楽しむことによってヒントやエネルギーを子ども達から得ていらっしゃるそうです。
実は、私もおチビも、あきやまさんの絵本は絵が好みではなく、読んだことがありませんでした…。
しかし、「絵本ライブ」で紹介された絵本は全て楽しく、読んでみたくなり、図書館からあきやまさんの絵本を借りてきました。
しかし、「絵本ライブ」で紹介された絵本は全て楽しく、読んでみたくなり、図書館からあきやまさんの絵本を借りてきました。
はやくねてよ あきやまただし作・絵 岩崎書店
本書は、'''「日本絵本大賞」'''受賞作です。
少し、他の作品と色味や、絵筆のタッチが異なり、静かな佇まいの作品で一番気に入りました。
少し、他の作品と色味や、絵筆のタッチが異なり、静かな佇まいの作品で一番気に入りました。
なかなか眠れない'''こうたろう'''くんが、眠る為に'''ぶた'''を数えたり、'''お母さん'''を数えたり…。
さて、'''「もう、うるさい!はやくねてよー!」'''と最後に叫ぶのは、果たして一体誰でしょう?
さて、'''「もう、うるさい!はやくねてよー!」'''と最後に叫ぶのは、果たして一体誰でしょう?
あきやまさんの作品は、子どもが喜ぶような'''言葉'''がたくさん使われています。
子どもならではの言い間違いにヒントを多ような作品も多く見受けられました。
'''”起承転結”'''がしっかりあるところも、子どもが受け容れやすい理由ではないでしょうか。
子どもならではの言い間違いにヒントを多ような作品も多く見受けられました。
'''”起承転結”'''がしっかりあるところも、子どもが受け容れやすい理由ではないでしょうか。
あきやまさんのお気に入りのキャラクターは'''「まめうしくん」'''だそうです。
近々、'''「まめうしくんABC」'''という絵本が出るそうです。
近々、'''「まめうしくんABC」'''という絵本が出るそうです。
子ども達だけではなく、大人も大いに楽しめるライブでした。
'''「絵本ライブ」'''は、日本全国で開催されているようです。
小さいお子さんがいらっしゃる方は、ご近所で開かれる時には、是非足を運んでみられては如何でしょう?
'''「絵本ライブ」'''は、日本全国で開催されているようです。
小さいお子さんがいらっしゃる方は、ご近所で開かれる時には、是非足を運んでみられては如何でしょう?
作者:
更新日:2008年11月14日 6時21分
テレビで映画「LOVERS」を見ちゃいました♪
【タイトル】 「LOVERS」 【出演者】 金城武:金(ジン)/随風(スイフォン) 劉徳華(アンディ・ラウ):劉(リウ) 章子怡(チャン・ツィイー):小妹(シャオメイ) 宋丹丹(ソン・タンタン):牡丹坊の女将 【監督】 張芸謀 【脚本】 李馮、張芸謀、王斌 【音楽】 梅林茂 【衣装デザイナー】 和田エミ
舞台は、'''唐王朝の中国'''。
無能な皇帝の悪政に反旗を翻す反政府組織が乱立。
無能な皇帝の悪政に反旗を翻す反政府組織が乱立。
'''飛刀門'''という反乱組織を討伐するよう命を受けた'''捕吏'''(罪人を捕まえる役人)の'''劉(リウ)'''は、同僚'''の金(ジン)'''に、遊郭・牡丹坊に飛刀門の一味がいるらしいと偵察に行くよう勧める。
飛刀門の、朝廷によって殺された前頭目の娘は'''盲目'''だったことから、牡丹坊にいた、美しい盲目の踊り子・'''小妹(シャオメイ)'''を捕らえ、組織の情報を白状させようとするが難航。
リウは、ジンにシャオメイを牢から救出させて逃亡させ、飛刀門の拠点をつきとめようと画策。
リウは、ジンにシャオメイを牢から救出させて逃亡させ、飛刀門の拠点をつきとめようと画策。
ジンにシャオメイに心を奪われないよう何度も釘を刺すリウだが…!?
男性二人と女性一人の恋愛の行方は!?
男性二人と女性一人の恋愛の行方は!?
果たして、飛刀門を見つけ出すことは出来るのか?
美しい俳優陣と、衣装。
幻想的な'''色彩美'''に彩られた'''美しい映像'''。
'''『マトリックス』'''のワンシーンを連想させるような、スローやCGを駆使した映像。
手に汗握るアクションシーンの連続。
幻想的な'''色彩美'''に彩られた'''美しい映像'''。
'''『マトリックス』'''のワンシーンを連想させるような、スローやCGを駆使した映像。
手に汗握るアクションシーンの連続。
'''チャン・ツィイー'''さんは、とっても美しい♪
冒頭の舞のシーンは、バレエのテクニックがふんだんに使われていて圧巻。
バレエの男性技もあり、吹き替えかと思っていたのですが、彼女は八歳から舞踊をやっていて、北京舞踊大学附属中学出身で、十六歳で全国青年ダンス・コンテストで優勝した経歴を持つということを知り納得。
美しさだけではなく、彼女の素晴らしい'''舞'''も見どころの一つです。
冒頭の舞のシーンは、バレエのテクニックがふんだんに使われていて圧巻。
バレエの男性技もあり、吹き替えかと思っていたのですが、彼女は八歳から舞踊をやっていて、北京舞踊大学附属中学出身で、十六歳で全国青年ダンス・コンテストで優勝した経歴を持つということを知り納得。
美しさだけではなく、彼女の素晴らしい'''舞'''も見どころの一つです。
飛刀門の女首領は、最後まで顔が明かされないのが気になっていました。
当初、'''梅艶芳(アニタ・ムイ)'''さんの出演が予定されていたそうですが、四十歳という若さで癌により亡くなり、代役は立てられなかったと知り納得。
映画の終わりに「アニタ・ムイにささぐ」という献辞が捧げられていたのはそういう理由だったのですね。
当初、'''梅艶芳(アニタ・ムイ)'''さんの出演が予定されていたそうですが、四十歳という若さで癌により亡くなり、代役は立てられなかったと知り納得。
映画の終わりに「アニタ・ムイにささぐ」という献辞が捧げられていたのはそういう理由だったのですね。
ストーリー内容は、登場人物たちによる、騙し騙され合いの連続。
しかし、リウが何故ジンを巻き込んだのか、私には最後まで理解できませんでした。
しかし、リウが何故ジンを巻き込んだのか、私には最後まで理解できませんでした。
観客を、あっと言わせたいがための、やや無理があるストーリー展開に思えました。
終盤は、特にそれが顕著に。
終盤は、特にそれが顕著に。
クライマックスシーンは、ジンとリウの死闘。
花畑が、'''雪原'''へと一転。
花畑が、'''雪原'''へと一転。
雪の'''白に赤'''い血のコントラストは効いていたので、はじめから雪を想定して撮っていたのかと思いきや、撮影時に季節外れの大雪というハプニングに見舞われ、急遽、雪原のシーンに変更されたとの事を知り、何となく納得。
飛躍しすぎている感がしてついて行き辛かったのは、突然のハプニングが理由に思えました。
飛躍しすぎている感がしてついて行き辛かったのは、突然のハプニングが理由に思えました。
ラストシーンは、それまで魅力的な映像にぐいぐい引きこまれ、見入っていただけに、私は何とも行き場のない思いを持て余してしまいました。
なんか、'''不完全燃焼'''といった感…。
なんか、'''不完全燃焼'''といった感…。
このラストは如何なものでしょう?
映像美とアクションと三角関係を描きたいが故に、ストーリーは二の次になってしまった印象。
'''シャイクスピアの『ロミオとジュリエット』'''的な悲恋を予想していましたが、'''ロミオとハリスが生き残り'''、'''ジュリエットだけが無駄死に'''したような納得の行かないラストでした。
作者:
更新日:2008年11月13日 10時22分









